Argonaut Gamesは2026年10月22日、1997年に発売された3Dアクションゲーム『Croc: Legend of the Gobbos』について、NINTENDO64向けの移植を示唆する投稿を公式Xで公開しました。
本作は日本でも『クロック!パウパウアイランド』というタイトルで発売されましたが、オリジナルのNINTENDO64版は存在していません。今回の投稿では、ModRetroが発売しているNINTENDO64互換機『M64』との関係も示されており、約29年越しに新たな移植版が登場する可能性が出てきました。
●ModRetro『M64』公式製品ページ
https://modretro.com/products/m64
●Argonaut Games公式サイト(作品紹介)
https://www.argonautgames.com/history
『Buck Bumble』の再発売トレーラーに隠されていたヒント
今回のきっかけとなったのは、Argonaut Gamesが公式Xに投稿した内容です。
同社は、ModRetroが公開した『Buck Bumble』の再発売トレーラーをもう一度確認し、画面下部にある棚に注目するよう呼びかけました。どうやら、この映像の中には『Croc』に関するヒントが以前から隠されていたようです。
さらに、投稿には「#N64」と「#M64」というハッシュタグも付けられていました。
また、この投稿に対してユーザーから『Croc』をN64/M64向けに移植するのかという質問が寄せられたところ、Argonaut Gamesは肯定的な反応を示しています。
現時点では正式な製品発表という形ではないものの、開発元自身がこうした情報を発信していることから、今後の展開に期待が持てそうです。
当時は発売されなかったNINTENDO64版が実現する?
『Croc: Legend of the Gobbos』は、1997年にPlayStation、セガサターン、PC向けに発売された3Dアクションゲームです。
主人公は緑色のワニのクロック。悪の魔法使いに捕らえられた仲間のゴッボたちを助けるため、さまざまなステージを冒険していきます。
当時は『スーパーマリオ64』などの登場によって3Dアクションゲームが注目されていた時期ですが、本作がNINTENDO64向けに発売されることはありませんでした。
それだけに、もし今回の移植が実現すれば、当時は遊ぶことができなかったNINTENDO64版『クロック』が、約29年の時を経て登場することになります。
『M64』向けに展開される可能性も
今回の発表でもうひとつ気になるのが、ModRetroの『M64』との関係です。
『M64』は、FPGAを採用したNINTENDO64互換ゲーム機です。オリジナルのゲームカートリッジやコントローラーに対応しているほか、HDMI経由で最大4Kの映像出力ができるなど、現代の環境でもNINTENDO64のゲームを楽しめるように作られています。
ModRetroは以前から、PlayStationなど他機種向けに発売された作品をNINTENDO64形式に移植する構想を明らかにしていました。
今回の『Croc』も、そうした取り組みのひとつになる可能性があります。
ただし、現時点ではオリジナルのNINTENDO64実機でも動作するのか、それとも『M64』向けの専用ソフトになるのかは明らかになっていません。また、物理カートリッジで販売されるかどうかについても正式な発表はなく、発売日や価格、具体的な仕様も不明です。
なお、ModRetroの携帯ゲーム機『Chromatic』向けには、別作品として『Croc: 25th Anniversary Edition』が発売されていますが、今回の話題はそれとは異なるものです。
すでに発売されている『M64』については、当サイトでも実機を使用したレビューを掲載しています。どのようなゲーム機なのか気になる人は、こちらも合わせてチェックしてみてください。
かつてPlayStationやセガサターンで楽しんだ『クロック』を、今度はNINTENDO64でプレイする。そんな意外な展開が実現するかもしれません。現在はまだ予告の段階ですが、どのような形で登場するのか、Argonaut GamesとModRetroからの正式な続報を楽しみに待ちたいところです。


















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