アマゾンで売られている5つのPSP用互換バッテリーの性能はいかに!? 実際に買って検証してみた

アマゾンで売られている5つのPSP用互換バッテリーの性能はいかに!? 実際に買って検証してみた

先日、久しぶりにPSP本体を取り出してみたところ、バッテリーだけでは電源が入らないことが判明しました。充電しても、まったく状況は変わらず。どうやらバッテリーが寿命を迎えてしまったようです。

そこで、サードパーティー製の互換バッテリーにはどんなものがあるのかアマゾンで調べていたところ、ふとあることが気になりました。

それは、これらのバッテリーは、公称容量によって実際の駆動時間にどれぐらいの差が出るのだろうか? ということです。

同じ容量でもメーカーによって性能に差があるのか。あるいは、大容量をうたう製品は本当に長持ちするのか。せっかくの機会なので、今回は5種類の互換バッテリーを購入して、実際に確かめてみることにしました。

余談ですが、この冒頭の出来事が実はあることのきっかけだったのかもということが、後々判明してきます。

▲「今出ました!」あ、それはそば屋か。

今回購入したバッテリー。ついでに充電器も買ってみた

今回購入したバッテリーは、以下の5種類です。価格はいずれも購入時点のものですが、安いものでは1000円以下、高いものでも2000円以下と、比較的手頃な価格で販売されています。

①ロワジャパン 1200mAh

価格:1,210円
https://link.amazon/B03sXXVrZ

②アローン 1200mAh

価格:834円
https://link.amazon/B0evx3QwS

③電光ホーム 1200mAh

価格:990円
https://link.amazon/B00MaH9om

④OSTENT 1400mAh

価格:1,759円
https://link.amazon/B05MKYsIE

⑤ElephantStory 2400mAh

価格:1,399円
https://link.amazon/B082kJvDD

また、いちいちこれらをPSP本体で充電するのは面倒だったので、専用の充電器も購入してみました。

ひとつ失敗したのは、USB Type-Cで給電するタイプではなく、充電器本体を直接コンセントに差し込むタイプだったこと。ま、若干使い勝手は落ちそうですが、バッテリー単体で充電できるのは便利なので、これはこれで役立ちそうです。

……と思ったのですが、実際に使ってみると予想以上に充電に時間が掛かることが判明。体感的には、放電と同じぐらい掛かってしまいます。どちらかというと、本体だけで充電した方が早かったかも。といっても、PSP本体はテスト中なので充電には使えません。作業しながら別のバッテリーを充電できただけでもヨシとしましょう。

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PSPのバッテリー性能をチェックできる3つのツール

さて、バッテリーを購入したのはいいものの、実際の性能はどうやって調べればいいのでしょうか? 単純にゲームを起動して電源が切れるまでの時間を測るという方法もありますが、それでは測定条件を揃えるのも大変です。

そこで、PSPのバッテリー性能を調べられるツールがないか探してみたところ、いくつか便利そうなものを見つけることができました。今回注目したのは、『BatterySteve』『PSP Battery Timer(nyan flavor)』『BattINF』の3つです。

なお、今回紹介するツールの中には、利用するためにPSP本体へカスタムファームウェア(CFW)を導入しておく必要があるものもあります。それぞれ動作環境が異なるため、使用する際は事前に確認しておきましょう。

バッテリーの駆動時間を測定する『BatterySteve』

●BatterySteve
https://the-sauna.icu/BatterySteve/

今回の検証でメインに使用することにしたのが、koutsie氏が開発した『BatterySteve』です。こちらはPSPのバッテリーがどれぐらい長持ちするのか、実際に動作させながら調べることができるツールです。

特徴的なのは、単に時間を計るだけではなく、2Dと3Dのグラフィックを表示することでPSP本体に一定の負荷をかけながら測定できるところ。CPUの動作クロックも222MHzと333MHzから選択できるため、同じ条件に揃えて複数のバッテリーを比較するのにも向いています。

さらに、測定中はバッテリーの残量や電圧などが記録され、ログファイルとして保存することも可能です。このログを専用のツールでグラフ化すれば、単に何時間動いたかだけではなく、途中でどのように残量や電圧が変化したのかも確認できます。

なお、公式に案内されている動作環境はシステムソフトウェア6.61とカスタムファームウェア『ARK-4』の組み合わせですが、今回使用した6.60 LME-2.3∞環境のPSP-3000でも起動することが確認できました。

▲最初に注意書きが表示されます。
▲この画面でスタートボタンを押すと測定がスタート。
▲3次元のグラフィックとテクノなサウンドが、バッテリーが切れるまで流れ続けます。

ニャンキャットが画面を飛び回る『PSP Battery Timer(nyan flavor)』

●PSP Battery Timer(nyan flavor)
https://www.gamebrew.org/wiki/PSP_Battery_Timer_%28nyan_flavor%29

もうひとつ、バッテリーの駆動時間を測定できるツールが『PSP Battery Timer(nyan flavor)』です。こちらはsnailface氏が2011年に公開したもので、画面にはインターネットミームとして知られる「Nyan Cat(ニャンキャット)」が登場します。

使い方は非常にシンプルで、バッテリーを満充電にした状態でツールを起動し、あとは電源が切れるまで動作させておくだけ。測定時間は5分ごとに保存される仕組みになっており、充電してPSPを再起動したあとに結果を確認することができます。

また、こちらは署名済みのアプリなので、カスタムファームウェアを導入していないPSPでも利用できるのが特徴です。

ただし、『BatterySteve』とは動作中の処理内容が異なるため、両者の測定結果を単純に比較することはできません。今回はこちらでも一部のバッテリーを測定しましたが、5製品の比較には『BatterySteve』を使用することにしました。

▲かわいい絵柄とともに、ポップな音楽が流れます。

バッテリーの状態を詳しく確認できる『BattINF』

●BattINF PSP
https://www.gamebrew.org/wiki/BattINF_PSP

最後に紹介する『BattINF』は、これまでのふたつとは少し用途が異なります。こちらはFrostegater氏が開発したツールで、バッテリーの駆動時間を測るというよりも、現在の状態を詳しく確認するためのものです。

画面にはバッテリーの残量や電圧、温度、推定残り時間、充電状態などが一覧で表示されます。特に便利なのが、普段PSPの設定画面では確認できない電圧をチェックできるところです。

今回も、バッテリーを満充電にしてからACアダプターを外し、このツールで残量や電圧などを記録しておくことにしました。

ただし、表示される残量や推定駆動時間は、必ずしも実際の性能を正確に表しているわけではありません。特にサードパーティー製の互換バッテリーでは、内部の制御回路によって表示内容が異なる可能性もあります。そのため、あくまでも測定前の状態を確認するための参考データとして使用しています。

今回の測定条件について

これらのツールを組み合わせれば、バッテリーの状態と実際の駆動時間をそれぞれ確認できそうです。

今回の検証では、まず各バッテリーを満充電にした状態で『BattINF』を使用し、残量や電圧などを記録。その後、『BatterySteve』で実際にどれぐらい動作するのかを測定することにしました。

また、比較するうえで重要なのが測定条件です。今回はCPUクロックを333MHz、画面の明るさを100%、音楽再生をオンに設定。音量はゼロにして、すべてのバッテリーを同じ条件で測定する方針です。

なお、こうしたツールで確認できるのは、基本的に一定の条件下でどれぐらい長く動作するかということです。バッテリーに記載されている1200mAhや2400mAhといった容量そのものを、正確に測定できるわけではありません。

それでも、同じPSP本体で同じ負荷をかけたときに、どのバッテリーが長持ちするのかは比較できます。果たして、公称容量の大きいものほど長持ちするのでしょうか?

『BatterySteve』で5種類のバッテリーを測定! 最長と最短で2時間以上の差が

それでは、いよいよ今回の検証結果を見ていきましょう。まずは『BatterySteve』を使い、購入した5種類のバッテリーがどれぐらい長持ちするのか調べてみました。測定はそれぞれ満充電の状態から開始し、バッテリーが切れてPSP本体の電源が落ちるまで続けています。

なお、今回記載している駆動時間は、厳密には『BatterySteve』のログに最後に記録されていた時刻です。実際に電源が落ちた瞬間とは多少の誤差がある可能性がありますが、比較するうえでの目安として使用しています。

ちなみに、テストの途中で、当初使用していたPSP-3000がバッテリーを正常に認識しなくなるという問題が発生しました。最初はどのバッテリーも問題なく認識されていたのですが、1回目のテストを終えた後で、なぜかまったく認識されない状態になってしまいました。

原因はいろいろと考えられるものの、すぐに直るわけではなさそうだったため、新たに中古のPSP-3000を入手して、改めて作業をやり直しています。

▲1回テストを行っただけで、バッテリーが認識されなくなってしまった。

以下の比較には、基本的に変更後の本体で取得した測定結果を使用しました。その結果をまとめたのが、以下の表です。

順位製品名公称容量購入価格駆動時間
1位④OSTENT1400mAh1,759円4時間4分59秒
2位①ロワジャパン1200mAh1,210円3時間1分29秒
3位③電光ホーム1200mAh990円2時間59分30秒
4位⑤ElephantStory2400mAh1,399円2時間24分29秒
5位②アローン1200mAh834円1時間47分29秒

最も長持ちしたのは、1400mAhの④OSTENTでした。その駆動時間は約4時間5分。2位の①ロワジャパンと比べても1時間以上長く、今回購入した5製品の中では頭ひとつ抜けた結果となっています。

一方、最も短かったのが②アローンです。こちらは約1時間47分で電源が落ちてしまいました。④OSTENTとの差は約2時間17分にもなります。

興味深いのは、公称容量が最も大きい⑤ElephantStoryが4位だったことです。2400mAhという数字だけを見ると、ほかの製品より長持ちしそうですが、今回の測定では1200mAhの①ロワジャパンや③電光ホームにも及びませんでした。

もっとも、今回測定したのは実際の駆動時間であり、バッテリーの容量そのものではありません。そのため、公称容量が正しいかどうかまで判断できるものではない点には注意が必要です。

①ロワジャパンは2回とも約3時間! 安定した結果を記録

まず注目したいのが、①ロワジャパンです。こちらは最初の測定で3時間3分を記録しましたが、念のため満充電にして再びテストしたところ、2回目も3時間1分29秒という結果になりました。その差はわずか1分31秒。別々の日に測定したにもかかわらず、ほとんど同じ時間になったのは興味深いところです。

さらにログを比較すると、バッテリーの残量や電圧の推移もよく似た傾向を示していました。今回の個体については、比較的安定した動作が確認できたといえそうです。駆動時間だけで見れば④OSTENTには及びませんが、価格は1,210円と比較的手頃。今回の検証では、特に目立った問題も確認されませんでした。

②アローンは約1時間47分。再測定でも結果はほぼ変わらず

今回、少々残念な結果となったのが②アローンです。購入価格は834円と5製品中で最も安く、容量は①ロワジャパンと同じ1200mAhをうたっています。しかし、実際に測定してみると、駆動時間は約1時間47分にとどまりました。

実は、この製品についても2回の測定を行っています。最初は当初使用していたPSP-3000で測定し、1時間46分29秒という結果でした。その後、別のPSP-3000でも改めて調べてみたところ、今度は1時間47分29秒でした。

つまり、使用した本体が異なるにもかかわらず、記録時間の差はわずか1分だったわけです。もちろん、今回購入した個体だけの問題という可能性もあります。それでも、同じ1200mAhの①ロワジャパンと比べて1時間以上短かったことを考えると、価格の安さだけで選ぶのは少々考えものかもしれません。

③電光ホームは約3時間。ただし、バッテリーの認識に問題あり

③電光ホームは、約2時間59分30秒という結果になりました。これは①ロワジャパンとほぼ同じ駆動時間で、価格も990円と1000円を切っています。数字だけを見ると、なかなかコストパフォーマンスの良い製品に思えます。

ところが、実際に使ってみると気になる問題がありました。それは、PSP本体に装着しても、バッテリーがなかなか認識されないことです。ほかの製品では問題なく認識される場面でも、③電光ホームではうまく認識されないことがあり、測定を行う際にも少々手間がかかりました。

今回購入したものがたまたま不具合のある個体だった可能性もありますが、いくら駆動時間が長くても、正常に認識されなければ安心して使用することはできません。そのため、今回の評価では駆動時間とは別に、この点も考慮することにしました。

④OSTENTは4時間超えの好成績! しかし、振ると内部から異音が……

駆動時間で最も優秀だった④OSTENTは、1400mAhという公称容量ながら4時間4分59秒を記録しました。今回購入した5製品では最も高い1,759円ですが、ほかの製品と比較すると駆動時間には明確な差がありました。

長時間ゲームを楽しみたいという人にとっては、なかなか魅力的な結果といえるでしょう。ただし、こちらも少々気になる問題がありました。バッテリー単体を軽く振ってみると、内部からカタカタという音がするのです。

ほかの4製品では確認できなかった現象で、何かの部品が内部で動いているようにも感じられます。ただし、分解して確認したわけではないため、実際に何が音を立てているのかはわかりません。

今回の測定中に動作が不安定になるようなことはありませんでしたが、バッテリーという製品の性質を考えると、こうした異音は少々気になるところです。駆動時間については文句なしの1位だっただけに、惜しい結果となりました。

⑤ElephantStoryは2400mAhをうたうものの、駆動時間は約2時間24分

そして、ある意味で今回最も気になっていたのが⑤ElephantStoryです。というのも、こちらの公称容量は2400mAh。ほかの製品と比べても飛び抜けて大きな数字が記載されているからです。

ところが、実際に『BatterySteve』で測定してみたところ、駆動時間は2時間24分29秒でした。1200mAhの①ロワジャパンや③電光ホームより短く、公称容量から想像していた結果とはかなり異なるものになりました。

もちろん、先ほども触れたように、この結果だけで実際の容量が2400mAhに満たないと断定することはできません。とはいえ、少なくとも今回の『BatterySteve』による検証では、容量の大きさが駆動時間の長さにつながるという結果にはなりませんでした。

『PSP Battery Timer(nyan flavor)』でも追加検証! 意外な結果に

ここまで『BatterySteve』による5製品の測定結果を見てきましたが、もうひとつのツール『PSP Battery Timer(nyan flavor)』でも追加の検証を行ってみることにしました。こちらはニャンキャットのアニメーションを表示しながら動作を続け、バッテリーが切れるまでの時間を測定するツールです。

ただし、『BatterySteve』とは動作内容が異なり、今回の『PSP Battery Timer(nyan flavor)』ではCPUクロックも222MHzになっています。そのため、両者の駆動時間をそのまま比較して性能の優劣を判断することはできません。今回は、①ロワジャパンと⑤ElephantStoryの2製品を使って測定しました。

製品名BatteryStevePSP Battery Timer
①ロワジャパン3時間1分29秒3時間40分
⑤ElephantStory2時間24分29秒4時間10分

なんと、こちらでは⑤ElephantStoryのほうが長持ちするという結果になりました。『BatterySteve』では①ロワジャパンより約37分短かった⑤ElephantStoryですが、『PSP Battery Timer(nyan flavor)』では逆に30分長く動作しています。

なお、『PSP Battery Timer(nyan flavor)』の結果は、約5分間隔で保存された最後の記録を使用しています。正確に電源が落ちた時刻ではないため、実際の駆動時間は記録された時間より少し長い可能性があります。

それにしても、同じバッテリーを使っているのに、測定ツールが変わるだけで順位まで逆転したのは興味深いところです。

原因については今回の検証だけでは特定できませんが、CPUクロックや動作中の負荷、バッテリー側の残量管理などが関係している可能性も考えられます。今回の結果からは、ひとつの測定方法だけですべての性能を判断するのは難しい、ということもわかりました。

結局どれがおすすめ? 5種類のPSP用互換バッテリーを総合評価!

さて、ここまで5種類のPSP用互換バッテリーを検証してきましたが、結局どれを選べばいいのでしょうか?

駆動時間だけで順位を付けるなら④OSTENTが1位になります。しかし、実際に購入して使用することを考えると、駆動時間以外にも確認しておきたいポイントがあります。そこで今回は、測定結果に加えて価格や使用時の問題点なども考慮し、個人的なおすすめ順位をまとめてみました。

おすすめ1位:①ロワジャパン 1200mAh

今回、最も無難な選択肢だと感じたのが①ロワジャパンです。駆動時間は約3時間とまずまずで、2回の測定でもほとんど同じ結果になりました。今回購入した個体では、認識不良や内部の異音といった問題も確認されていません。

最長時間を記録した製品ではありませんが、価格と駆動時間、そして今回の検証で確認できた安定性を考えると、総合的には最もおすすめしやすい製品だと思います。

おすすめ2位:⑤ElephantStory 2400mAh

⑤ElephantStoryは、『BatterySteve』では期待していたほどの駆動時間を記録できませんでした。一方、『PSP Battery Timer(nyan flavor)』では①ロワジャパンより長く動作しており、テスト内容によって評価が変わるという興味深い結果になっています。

公称2400mAhという数字だけを理由に選ぶのはおすすめできませんが、今回購入した個体では目立った動作上の問題も確認されなかったことから、2位としました。

おすすめ3位:④OSTENT 1400mAh

駆動時間だけなら、間違いなく今回の主役といえる製品です。4時間を超える結果は魅力的で、ほかの製品との差も明確でした。しかし、内部からカタカタと音がする点は、どうしても気になります。原因がわからない以上、今回の個体を積極的におすすめするのは難しいところです。

正常な個体であれば評価が変わる可能性もありますが、今回はこうした不安要素を考慮して3位としました。

おすすめ4位:③電光ホーム 1200mAh

駆動時間は①ロワジャパンとほぼ同じで、価格も1000円以下と魅力的です。ただし、今回購入した個体では、PSP本体がバッテリーをなかなか認識しないという問題がありました。

単に長持ちするだけでなく、必要なときに正常に使えることも重要なので、今回は4位という評価です。

おすすめ5位:②アローン 1200mAh

最も安価だった②アローンですが、駆動時間は約1時間47分と、ほかの製品と比較してかなり短い結果になりました。

しかも2回測定してもほぼ同じ結果だったため、今回購入した個体については、たまたま測定条件が悪かったという可能性は低そうです。価格は魅力的ですが、今回の結果では積極的に選ぶ理由は少なく、5位としました。

公称容量だけではわからない! PSP用互換バッテリーを比較して感じたこと

今回はアマゾンで購入した5種類のPSP用互換バッテリーを使い、実際の駆動時間を比較してみました。結果として最も印象的だったのは、公称容量が大きければ長持ちするとは限らないということです。

『BatterySteve』による測定では、2400mAhをうたう⑤ElephantStoryよりも、1400mAhの④OSTENTや1200mAhの①ロワジャパンのほうが長持ちするという結果になったのは、なかなか興味深いところでした。一方、測定ツールを変えると①と⑤の順位が逆転するなど、駆動時間は使用条件によっても変化することがわかりました。

また、実際に購入して使ってみなければわからない問題が見つかったことも、今回の収穫です。③電光ホームではバッテリーの認識が不安定で、④OSTENTでは内部からカタカタという音がすることが確認できました。

▲これだけ振るとカタカタという音が……!?

これらはいずれも今回購入した個体での現象であり、同じ製品すべてに当てはまるとは限りません。それでも、単純に駆動時間の数字だけを比較するのではなく、使い勝手や製品の状態も含めて判断する必要があると感じました。

なお、今回の検証は各製品1個ずつの比較であり、バッテリーの実容量や長期間使用した場合の耐久性まで調べたものではありません。あくまでも、今回購入した個体での測定結果として参考にしていただければと思います。

PSPは発売から長い年月が経過しているゲーム機ですが、今でも遊び続けたいと思っている人は少なくないはずです。純正バッテリーが入手しにくくなった現在、こうした互換バッテリーは貴重な選択肢でもあります。今回の結果が、PSP用バッテリーを選ぶ際の参考になれば幸いです。

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