『NEOGEO mini』レビュー。気になるハード部分を徹底チェック

『ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ』から始まった、ソフトが複数収録されたレトロゲームのミニゲーム機ブーム。セガも『メガドライブ ミニ』を年内に発売する予定であると発表するなど、しばらくこのブームは続きそうです。そんなさなか、7月24日にSNKより発売されたのが今回ご紹介する『NEOGEO mini』です。

話題の『NEOGEO mini』のハード部分をチェック
▲まず最初に驚くのは、箱の小ささ。あまりにも小さかったので、何が届いたのかわかりませんでした。
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▲箱の背面には、収録されている40タイトルの一覧が表示されています。
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▲こちらは箱を開けたところ。コンパクトにしまわれています。
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▲付属しているシールは自分で貼っていく必要があります。これがやや面倒!?

正直、個人的に『NEOGEO』は当時ほとんど遊んでおらず、まったく思い入れがありません。そのため、今回収録されているゲームも全く遊んだことのないタイトルばかりでした。しかし、さすがに40本も収録されていると、少し触ってみるだけでも楽しい気分になってきますね(笑)。

本体の左右には、別売りのゲームコントローラーが追加できるポート(USBタイプC)が搭載。背面部分には、スイッチと電源供給用のUSBタイプCのコネクタと、外部に映像を出力するためのHDMIポートが用意されています。

ちなみに本体側はminiHDMI端子となっているので、通常のHDMIは挿すことができません。このケーブル自体は一般に売られているモノでもOKです。とくに専用のケーブル(すでに売り切れ済み)のモノである必要はありません。

また、電池などは入れることが出来ない仕様となっていますが、USBで電源供給ができるためモバイルバッテリーを用意すれば外出先でも遊ぶことができそうですね。

液晶の見やすさや操作性はまずまず

肝心のゲームをプレイしたフィーリングですが、思っている以上にコントローラーの操作性は悪くありません。しかし、劣化などを避けたい人は、別売りのコントローラーを使用したほうが遊びやすさも向上しそうです。

液晶部分ですが、こちらも視認性はまずまず。HDMIケーブルさえあれば大きい画面に出力することもできるため、全体的にはよく出来たハードといえるでしょう。

ゲーム中、「START」ボタンと「SELECT」ボタンを同時押しするとメニューを表示させることができます。ここでセーブやロードが行えるほか、画面やグラフィックの切り替え、そしてゲームを終了してメインメニューに戻ることができます。

話題の『NEOGEO mini』のハード部分をチェック
他社製コントローラーは認識せず?
ちなみに、サイドにあるコントローラー用ポートにUSBのタイプCで変換した各ゲーム機のコントローラーを接続してみたところ、いずれも操作することができませんでした。やり方が悪かった可能性もありますが、もう少しフレキシブルに使えるようになっているとさらに良かったですね。

■チェック済みコントローラー
DUALSHOCK3
マイクロソフト ゲームコントローラー
PS4用コントローラー
Nintendo Switch Proコントローラー
レトロフリークコントローラー

©SNK CORPORATION ALL RIGHTS RESERVED.

text.レトロゲームライター 高島おしゃむ

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高島おしゃむ
ライター/編集者。コンピューターホビー雑誌「ログイン」の編集者を経て、1999年よりフリーに。 現在はゲームやホビー、IT、XR系のメディアを中心に、イベント取材やインタビュー、レビュー、コラム記事などを執筆しています。