LEGOのPlayStationが本当に遊べるゲーム機に!? Raspberry Pi搭載「BrickStation」が登場

LEGOのPlayStationが本当に遊べるゲーム機に!? Raspberry Pi搭載「BrickStation」が登場

BrickBoyの開発チームは2026年10月1日、レゴで再現された初代PlayStationを実際にゲームが遊べるマシンへと変身させる「BrickStation」の詳細を公開しました。

本製品は、Raspberry Piをベースにした電子ユニットをLEGO PlayStationの内部に組み込み、PS1ゲームをテレビにHDMI出力して遊べるようにするものです。公式サイトでは、LEGO PlayStationを「working console」に変えるプラグ&プレイ方式のアドオンとして紹介されています。

●BrickStation公式サイト
https://brickstation.xyz/

●BrickStation Kickstarter
https://www.kickstarter.com/projects/brickboy/brickstation

LEGOのPlayStationが本当にゲーム機になる!?

LEGOから発売される「PlayStation(72306)」は、初代PlayStationをほぼ実寸大で再現した全1911ピースのディスプレイモデルです。日本での価格は2万7980円で、LEGO Insiders向けには10月1日から先行販売、一般販売は10月4日から開始されます。電源の「POWER」ボタンや「OPEN」ボタンも実際に押せるほか、『グランツーリスモ』と『サルゲッチュ』をモチーフにしたジオラマも収録されています。

そんな「飾って楽しむ」ためのLEGO PlayStationを、本当にゲームが遊べるようにしてしまおうというのがBrickStationです。専用ユニットは本体左側にあるトレイと交換する形で取り付ける仕組みになっており、LEGO本体に恒久的な加工を施す必要はありません。開発チームによると取り付けは約5分を想定しており、元の状態に戻すことも可能とのことです。

ユニット内部にはRaspberry Piをベースとしたシステムが組み込まれており、HDMI経由でテレビに映像を出力してPS1ゲームをプレイできます。BluetoothまたはUSB接続の対応コントローラーを利用でき、ローカルマルチプレイにも対応する予定です。

POWERボタンやディスクドライブまで再現

BrickStationのおもしろいところは、単純にRaspberry PiをLEGOの中に押し込んだだけではないところです。LEGO PlayStationにもともと用意されている「POWER」ボタンを、そのままシステムの操作に利用できます。

さらに電源を入れると緑色のLEDが点灯するほか、スピーカーと振動モーターも搭載されています。これらを利用してCDドライブが回転しているような音や振動を再現し、見た目だけではなく実機を起動したときの雰囲気まで演出する仕組みです。

LEGO PlayStationのディスクトレイにはCDを載せておくこともできるため、お気に入りのPS1ソフトをセットして見た目を楽しむこともできます。ただし、ここにはひとつ大きな注意点があります。

純正メモリーカード対応。ただしPS1ディスクは現時点では読めない

BrickStationでは、なんと初代PlayStation用の純正メモリーカードにも対応します。実際のメモリーカードからセーブデータを読み出したり、反対にデータを書き込んだりできるため、当時使用していたセーブデータを活用できる仕組みになっています。

一方で、LEGO PlayStationのディスクトレイに置いたPS1用CD-ROMを直接読み込んでゲームを起動する機能はありません。ディスクを載せること自体はできますが、現在のBrickStationではあくまでもディスプレイ用です。

開発チームでは、手持ちのディスクからゲームをローカルストレージへ取り込める外付けディスクリーダーを、将来のアクセサリーとして用意することも計画しています。なお、LEGO PlayStation本体や市販ゲーム、SonyのBIOSなどはBrickStationには付属しません。

Kickstarterは2026年10月開始予定

BrickStationを開発しているのは、LEGO Game Boyを実際に遊べるゲーム機へと変える「BrickBoy」を手掛けたチームです。今回も同様に、LEGOの外観やギミックを生かしながら、内部へゲーム機としての機能を追加するというコンセプトになっています。

BrickStationのKickstarterキャンペーンは2026年10月中に開始される予定ですが、10月1日時点では価格や発送時期などは発表されていません。また、BrickStationはBrickBoyチームによる独立したクリエイター製品であり、LEGOやSonyの公式製品ではありません。

もともと完成度の高いディスプレイモデルとして作られたLEGO PlayStationですが、BrickStationを組み込むことで「レゴで作ったPS1の電源を入れて、そのままテレビでゲームを遊ぶ」というユニークな体験が可能になります。

現時点ではまだKickstarter開始前という段階ですが、純正メモリーカードへの対応やディスクドライブ風の演出まで用意されているなど、単なるRaspberry Pi内蔵キットでは終わらないこだわりが感じられる製品です。価格や発売時期、最終的な仕様など、キャンペーン開始時に公開される詳細にも注目したいところです。

via.Retro Dodo

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