ニンテンドーDSをテレビにつないで遊べる据え置きゲーム機にしてしまう、ユニークな改造プロジェクトが登場しました。
ModderのKOUZEXが制作しているのは、初代ニンテンドーDSの実際の基板を利用した「Dual Station」です。HDMI出力を備えており、DSやゲームボーイアドバンス(GBA)のカートリッジをテレビやモニターで楽しめる据え置き型ゲーム機として設計されています。
海外メディアのRetro Dodoが2026年9月29日に、このプロジェクトについて紹介しています。
●kouzexmodsのインスタ
https://www.instagram.com/reels/Dd14NFeSKa_/
エミュレーターではなく初代DSの実基板を利用
「Dual Station」の大きな特徴は、PCなどで動作するエミュレーターではなく、初代ニンテンドーDSのマザーボードそのものを利用しているところです。
その基板を専用の筐体に組み込み、HDMI経由でテレビやモニターに映像を出力できる据え置き型ゲーム機へと作り変えています。見た目こそ一般的な家庭用ゲーム機に近いものになっていますが、中身は実際のニンテンドーDSというわけです。
さらに本体にはDS用とGBA用のカートリッジスロットが用意されており、手持ちのオリジナルカートリッジを利用できる構成になっています。
1画面と2画面の表示を切り替え可能
ニンテンドーDSといえば上下に配置された2つの液晶画面が特徴ですが、「Dual Station」ではテレビやモニターへの表示方法も工夫されています。
用途に合わせて1画面表示と2画面表示を切り替えることが可能で、DSならではの2画面を使ったゲームにも対応できるように設計されています。
携帯ゲーム機として作られたDSを大画面で遊ぶ場合、2つの画面をどのように表示するかが大きな問題になりますが、その点もしっかり考慮されているようです。
PS4/PS5コントローラーのタッチパッドでDSのタッチ操作を再現
もうひとつ面白いのが、ニンテンドーDSの下画面で行っていたタッチ操作です。
「Dual Station」ではPS4のDUALSHOCK 4やPS5のDualSenseなどに搭載されているタッチパッドを利用して、DSのタッチスクリーン操作を再現する仕組みが採用されています。
タップだけではなく、文字入力やスワイプ、線を描くといった操作も想定されており、スタイラスを使うことを前提に作られたDSタイトルを、一般的なゲームコントローラーで操作できるよう工夫されています。
DSの据え置き化ではタッチスクリーンをどう扱うかが避けて通れない問題ですが、PS4/PS5系コントローラーのタッチパッドを利用するというのは、かなり面白い解決方法といえそうです。
現在はまだ試作・設計段階
かなり完成度が高そうに見える「Dual Station」ですが、現時点では一般向けに販売されている製品ではありません。
KOUZEXは自分で「Dual Station」を組み立てられるキットの設計も進めているとのことですが、現在はまだプロトタイプの設計段階です。価格や発売時期、具体的な販売方法などについても明らかになっていません。
実機のDS基板とオリジナルカートリッジを利用しながら、HDMI出力やワイヤレスコントローラー、さらにはタッチパッドまで組み合わせた「Dual Station」。今後、実際に組み立てられるキットとして登場するのか、引き続き注目したいプロジェクトです。
via.Retro Dodo












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