PS3『RESISTANCE 2』のオンラインが復活へ。実機/RPCS3でPvP・協力プレイのAlpha運用が進行

PS3『RESISTANCE 2』のオンラインが復活へ。実機/RPCS3でPvP・協力プレイのAlpha運用が進行

PS3向けFPS『RESISTANCE 2』で、かつて提供されていたオンライン機能を復活させるコミュニティプロジェクトが大きく進展しています。

非公式オンラインサービスを展開する「PS Rewired」では、現在『RESISTANCE 2』を対応タイトルとして掲載。2026年9月下旬には実際にPS3実機やPS3エミュレーター「RPCS3」から接続し、対戦モードのPvPや協力プレイのCo-opを遊んだという報告も相次いでいます。

もちろん、ソニー・インタラクティブエンタテインメントや開発元のInsomniac Gamesが公式サーバーを復活させたわけではありません。あくまでもコミュニティによって開発・運営されている非公式のオンラインサーバーで、現時点ではAlpha段階のプロジェクトとなっています。

●PS Rewired公式セットアップガイド
https://psrewired.com/guides/rpcs3

2014年に終了した『RESISTANCE 2』のオンラインが復活へ

『RESISTANCE 2』は、Insomniac Gamesが開発し、2008年にPS3向けに発売されたFPSです。シングルプレイだけではなく、当時のPlayStationタイトルとしては大規模だった最大60人による対戦モードや、専用ミッションが用意されたCo-opモードなど、オンライン要素にも力が入れられていました。

しかし、『RESISTANCE 2』を含むシリーズ3作品の公式オンラインサービスは2014年4月8日に終了。PlayStation公式サイトの「オンラインサービス情報」にも、『RESISTANCE 2』のサービス終了日として同日が現在も掲載されています。

それから約12年が経過した2026年、コミュニティの手によって再びオンラインプレイを可能にしようという取り組みが進行しています。

PS3実機とRPCS3の両方から接続可能

今回のオンライン復旧に利用されているのが、PS2やPSP、PS3向けタイトルの非公式オンラインサーバーを提供している「PS Rewired」です。

PS Rewired公式サイトでは、対応タイトル一覧に『Resistance 2』が追加されているほか、PS3実機とRPCS3、それぞれの接続方法も公開されています。PS3ではネットワーク設定からDNSを手動で指定する方法が案内されており、RPCS3についてもネットワーク設定で専用DNSを指定し、ネットワーク状態を「Connected」、PSNの状態を「RPCN」にする手順が掲載されています。

RPCS3向けの案内には『Resistance 2』専用の接続先ドメインも掲載されているため、接続を試してみたい人はPS Rewired公式ガイドで最新の設定を確認しておくのがよさそうです。

なお、PS Rewiredでは今後設定や接続先が変更される可能性もあります。本記事に記載された内容を固定的な設定として使用するのではなく、実際に接続するときは公式ガイドの最新版を確認してください。

PvPだけではなくCo-opもプレイ可能に

2026年9月下旬からは、実際に『RESISTANCE 2』をオンラインでプレイしたユーザーによる映像や報告も増えています。

9月29日にRedditへ投稿されたユーザー報告では、Alpha段階ながらランクマッチ、カスタムゲーム、Co-opのマッチメイキングが動作しているとされています。また9月27~28日前後には、対戦モードのTeam Deathmatchをプレイできたという報告や、Co-opミッションを最後までプレイした映像なども投稿されています。

海外メディアのTime Extensionも今回の取り組みを紹介しており、コミュニティによってPvPと専用Co-opキャンペーンのオンライン機能を復元する作業が進められていると報じています。

かつて『RESISTANCE 2』のオンラインを遊んでいた人にとっては、十数年の時を経て当時のマルチプレイを再び体験できる可能性が出てきたことになります。

Co-opで発生していた問題も修正が進行

もっとも、現在のサービスはあくまでもAlpha段階です。すべての機能が当時と同じように問題なく動作するところまで完成しているわけではありません。

9月27日にCo-opをプレイしたユーザーからは、味方の蘇生や弾薬補給が正常に動作しないほか、複数プレイヤーで操作するスイッチが機能せず、ミッションを先に進められなくなるケースなどが報告されていました。その後9月28日には、開発側で修正作業が進められ、パッチ適用後に動作したとのユーザー報告も出ています。

一方で、これらはあくまでRedditなどに投稿されたテスト参加者による情報です。環境やゲームのリージョン、サーバー側の更新などによって状況が変化する可能性があるため、「すべてのCo-opミッションが問題なくプレイできるようになった」とまでは現時点では断定できません。

こうした不具合を含めて検証し、修正していくのが現在のAlphaテストの段階と考えたほうがいいでしょう。

公式サーバーではない点には注意

改めて注意しておきたいのは、今回復活したのはソニーやInsomniac Gamesが運営する公式オンラインサービスではないという点です。

『RESISTANCE 2』の公式オンラインサービスそのものは2014年4月8日に終了しており、今回利用されているのはコミュニティによって再構築された非公式サーバーです。PS Rewired自体も、PS2、PSP、PS3向けのオンラインサーバーを復活させるコミュニティプロジェクトとして活動しています。

また、Alpha段階である以上、突然接続できなくなったり、仕様が変更されたり、不具合が発生したりする可能性もあります。トロフィーの取得や各種オンラインデータについてもユーザーから動作報告は出ていますが、安全性や将来的な扱いまで保証されているものではないため、その点を理解したうえで利用したほうがよさそうです。

それでも、2014年に終了したPS3タイトルのオンラインモードを、2026年になって再び実機からプレイできるようになってきたというのは非常に興味深いところ。

まだ完成したサービスではありませんが、かつて『RESISTANCE 2』のPvPやCo-opを楽しんでいた人にとっては、今後の開発状況を追いかけたくなるプロジェクトになりそうです。

ABOUT US
アバター画像
retrogamer