ModRetroとOpenAIが協業! Codexで制作したゲームボーイカラー向け13タイトルを公開、ROMも配布

ModRetroとOpenAIが協業! Codexで制作したゲームボーイカラー向け13タイトルを公開、ROMも配布

ゲームボーイ/ゲームボーイカラー互換機『Chromatic』を展開するModRetroが、OpenAIとゲーム制作で協力していることを発表しました。

●OpenAI「ModRetro + Codex
https://developers.openai.com/modretro

今回の取り組みでは、ModRetroの携帯型ゲーム機『Chromatic』と、OpenAIのコーディングエージェント「Codex」を組み合わせ、ゲームボーイカラー向けのゲームを制作。すでにその成果として13タイトルが公開されています。

Codexを使って作られた13本のゲームを公開

OpenAIが用意した「ModRetro + Codex」の特設ページでは、今回制作されたゲームを実際にブラウザ上でプレイすることができます。

さらに、それぞれの作品には「Download ROM」が用意されており、ゲームボーイカラー用のROMをダウンロードして、Chromaticなどの対応ハードウェアで利用することも可能です。実際に『Codex Land』では「.gbc」形式のROMファイルが配布されていることも確認できます。

公開されているタイトルは、『FlapGPT』『Ash & Oath』『Codex Land』『Arc Pocket』『Seedy’s Sweet Garden』『Swarmfall』『Hollow Descent』『Cairn & Cinder』『WhoadexWare』『Fetch Frenzy』『Pizza Dash』『Cloudfall』『Ember Escape』の全13本です。

重要なのは、これらが単なるゲーム制作のデモ映像ではなく、実際にブラウザで動かしたり、ROMとしてダウンロードしたりできる形まで完成しているところでしょう。

OpenAIは、これらのゲームについて「Codexを使ってゲームボーイカラー向けに制作された」と説明しています。そのため、「AIがすべて自動で作ったゲーム」と断定するのではなく、Codexを開発ツールとして利用して制作されたゲームと捉えるのが正確です。

Chromaticと最新AIという、かなり変わった組み合わせ

『Chromatic』は、ModRetroが展開しているゲームボーイ/ゲームボーイカラー互換の携帯型ゲーム機です。オリジナルのカートリッジを利用できる一方で、ModRetroは新作や復刻作品の物理カートリッジも継続的に展開しています。

またModRetroは、Chromatic発表当初の2024年からインディーゲーム開発者に向けて、新しいゲームを制作するよう呼び掛けていました。今回のOpenAIとの取り組みは、そうした「現代に新しい8ビットゲームを作る」という展開に、AIを利用したコーディングという新しい制作方法が加わった形ともいえます。

ちなみに今回公開された13作品について、ModRetroが通常販売しているChromatic用ゲームのように、物理カートリッジとして販売されるという発表は現時点では確認できません。

そのため現段階では、Codexを使ったゲーム制作のショーケースとして公開され、ブラウザ版とROMを自由に試せるものとして見ておくのがよさそうです。

最新のAIコーディングエージェントを使って、約25年前のゲームボーイカラー向けゲームを作るというのは、なかなか面白い組み合わせです。とくにROMそのものが公開されているため、どのようなゲームが出来上がっているのか気になる人は、実際にブラウザ上で試してみるといいでしょう。

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