GBAとSwitchでポケモン交換する「RetroSync」、12月上旬発売へ。価格は50ドル

GBAとSwitchでポケモン交換する「RetroSync」、12月上旬発売へ。価格は50ドル

ゲームボーイアドバンス(GBA)実機とNintendo Switchシリーズの間で、『ポケットモンスター』の通信交換や対戦などを可能にする「RetroSync Wireless Adapter」の発売時期と価格が明らかになりました。

開発・販売を手掛けるDrewworksの公式商品ページでは、2026年12月上旬発売予定と案内されており、取得時の米国向け表示価格は50米ドルとなっています。現時点では発売済みや予約受付中という段階ではなく、発売時の通知を受け取るための登録が行われています。

●Drewworks「RetroSync Wireless Adapter」 RetroSync Wireless Adapter公式商品ページ
https://b1u1if-0e.myshopify.com/products/retrosync-wireless-adapter

前回は「完成間近」、今回は発売時期と価格まで具体化

当サイトでは9月17日、「RetroSync Wireless Adapter」の開発が完成に近づいていることや、対応するGBA用タイトル、案内登録が開始されたことを紹介しました。

その時点では正式な発売時期や価格は明らかになっていませんでしたが、今回新たに12月上旬の発売予定と50米ドルという価格が示されたことで、実際の販売に向けてさらに具体的な段階へ進んだことになります。

Retro Dodoが9月30日に掲載した記事にはDrewworksによる告知も掲載されており、そこでもRetroSyncが12月上旬に登場予定であることが案内されています。

GBAの通信ポートに接続、USB-Cは給電用

RetroSyncの使い方は比較的シンプルです。GBA本体の通信ポートにアダプターを接続し、USB-Cから電源を供給することで利用します。

ここで注意しておきたいのが、USB-CケーブルでGBAとNintendo Switchを有線接続する仕組みではないという点です。USB-CはRetroSyncへの給電に使用され、Switch側とは対応ゲームのワイヤレス通信機能を利用して接続します。Nintendo Switch本体から給電することが推奨されていますが、一般的な5VのUSB電源も利用できるとしています。

また、GBA本体やゲームカートリッジを改造する必要はなく、ソフトウェアのセットアップも不要なプラグ&プレイ仕様と案内されています。これはメーカーによる仕様説明であり、当サイトで製品版を実機検証したものではありません。

GBA側は『ファイアレッド』『リーフグリーン』『エメラルド』に対応

公式ページによると、GBA側で対応するのは『ポケットモンスター ファイアレッド』『ポケットモンスター リーフグリーン』『ポケットモンスター エメラルド』です。

一方、Nintendo Switch側は、Switch向けに提供される『ファイアレッド』『リーフグリーン』の対応版で利用することが想定されています。対応本体としてはNintendo Switch、Nintendo Switch Lite、有機ELモデル、Nintendo Switch 2が挙げられています。

GBA本体については、ゲームボーイアドバンスとゲームボーイアドバンスSPに加えて、ゲームボーイプレーヤーにも対応。ゲームボーイミクロでは「ゲームボーイミクロ専用 通信ケーブル変換コネクタ(OXY-009)」が必要とされています。

通信交換や対戦に対応。ただしGBA側からのホストは不可

対応する通信機能としては、ポケモンの交換をはじめ、シングルバトル、ダブルバトル、マルチバトル、きのみクラッシュ、ポケモンジャンプ、ドードリオのきのみどりなどが案内されています。

ただし現時点ではGBA側から通信をホストすることはできず、GBA側は「参加」のみとなります。また、ユニオンルームにも対応していません。単純に従来のGBA用ワイヤレスアダプタを完全に置き換える製品というわけではなく、利用できる通信方法には制限があります。

初代GBA版『ルビー』『サファイア』も直接の対応対象ではありません。これらはRetroSyncが利用するGBA用ワイヤレス通信に対応していないためで、公式FAQでは、いったん通常のGBA通信ケーブルを使って『エメラルド』などの対応作品へポケモンを移し、そこからRetroSyncを利用する方法が案内されています。

Pokémon HOMEへ移動できるかはまだ不明

気になるのは、GBAからSwitch側へ交換したポケモンを、その後Pokémon HOMEへ移動できるのかという点でしょう。

この点について公式FAQでは、現時点では不明とされています。Switch版の対象作品に対するPokémon HOME対応が利用可能になるまで確認できないためで、RetroSyncを「GBAからPokémon HOMEへポケモンを直接移動するための機器」と考えるのはまだ早そうです。

また、RetroSyncは任天堂や株式会社ポケモンが発売する公式周辺機器ではありません。公式ページでは、Nintendo Switch本体やゲーム、ネットワークサービスなどが今後更新された場合、互換性に影響が出る可能性があることも案内されています。その場合は可能な範囲でファームウェア更新による対応を検討するとしていますが、将来にわたる互換性は保証されていません。

現時点では日本向け送料や最終的な決済額、日本語版カートリッジを含むすべての組み合わせでの動作についても確認できていません。購入を検討する場合は、12月上旬の販売開始時に改めて販売条件を確認しておいたほうがよさそうです。

via.Retro DoDo

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