次に遊ぶレトロゲームをスワイプで発掘! RetroAchievementsにも対応する『Questly』が海外で話題に

次に遊ぶレトロゲームをスワイプで発掘! RetroAchievementsにも対応する『Questly』が海外で話題に

膨大なゲームの中から、「次に何を遊ぶか」を決めるのは意外と難しいものです。とくにレトロゲームの場合、有名タイトルだけでもかなりの数があり、そこからさらに知られざる名作まで探し始めるとキリがありません。

そんなゲーム探しを、マッチングアプリのような**スワイプ操作で行える「Questly」**が海外のレトロゲーム界隈で注目を集めています。

2026年8月18日には海外メディアRetro Dodoが「Tinder For Retro Games」として紹介。もっともQuestlyはレトロゲームだけを扱うアプリではなく、現行ゲームから過去のタイトルまで幅広く管理・発見できるゲームプラットフォームです。

●Questly公式サイト
https://www.questly.games/

●Questly公式・機能紹介
https://www.questly.games/features.html

●Questly 日本版App Store
https://apps.apple.com/jp/app/questly/id6777457061

●Questly Google Play
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.odysseusstudios.questly

ゲームを左右にスワイプして好みを学習

Questlyの中心となる機能が「Swipe to discover」です。アプリを開くと、ユーザー向けに選ばれたゲームがカード形式で表示されます。興味があるかどうかを左右へスワイプしていくことで、Questlyがユーザーの好みを学習し、次回以降の候補を絞り込んでいく仕組みです。

いわゆるSNSのような無限スクロールではなく、一定数のゲームをまとめた「デッキ」が提示されるのも特徴です。

さらに、

  • プラットフォーム
  • 発売年
  • ジャンル

などで候補を絞り込むこともできます。

すでに遊んだゲームやリストに追加済みのタイトルを候補から除外する機能も用意されているため、知らないゲームを探すためのツールとしても使えそうです。

レトロゲームの場合、「自分の知らないメガドライブ作品を探したい」「1990年代のRPGだけ見たい」といった使い方もできそうなのが面白いところです。

SteamやXboxのライブラリも取り込み可能

Questlyはゲームを探すだけではなく、自分が所有しているゲームの管理ツールとしても利用できます。

SteamやXboxのライブラリをインポートでき、Steamでは所有タイトルやプレイ時間などを取り込むことが可能。Xboxについてもゲーム、プレイ時間、実績などを取り込む機能が追加されています。

SteamやXbox以外のゲームについては手動登録できるほか、CSVによるインポートにも対応しています。また、ひとつのゲームについてSteam、Xbox、PlayStation、Nintendo Switch、Game Pass、パッケージ版など、どこで所有しているかを記録することもできます。

PCや最新ゲーム機だけではなく、実機で所有しているレトロゲームを含めて「自分のゲーム遍歴」をひとつにまとめられるというわけです。

RetroAchievementsとの連携にも対応

レトロゲームファンにとって特に気になるのが、RetroAchievementsとの連携です。2026年8月4日に公開されたVersion 1.1.5ではRetroAchievementsアカウントとのリンク機能が追加され、レトロゲームで獲得した実績をQuestly側で扱えるようになりました。

RetroAchievementsは、ファミコンやスーパーファミコン、メガドライブ、PlayStationなど、本来は実績システムを持たない昔のゲームにコミュニティ製のAchievementを追加するサービスです。

QuestlyではSteamやXboxだけでなく、こうしたレトロゲームの実績も自分のプレイ記録としてまとめられるようになっています。公式サイトでは、プレイ時間や実績に加えて、「クリアした状態」と「完全攻略した状態」を別々に管理できる仕組みも紹介されています。

レトロゲームの積みゲー管理とRetroAchievementsの進捗確認をひとつのサービスにまとめたい人には、なかなか相性がよさそうです。

プレイしたゲームを「日記」として残せる

Questlyには「Play Journal」と呼ばれるプレイ記録機能もあります。単にゲームを「所有済み」「クリア済み」と登録するだけではなく、プレイ時間や進行状況などを記録できます。

ゲームの状態は、

  • Backlog
  • Playing
  • Completed
  • Mastered
  • Retired

などに分類可能です。

一度クリアしたゲームを数年後に再び遊んだ場合も、新しいプレイとして記録できるため、以前のデータを上書きする必要はありません。何十年もゲームを遊んでいる人なら、「昔遊んだゲームを記録しておきたい」という用途だけでも楽しめそうです。

ゲームのリスト作りやSNS的な機能も

Questlyにはゲームリストを作成する機能も用意されています。「好きなゲームTOP10」や「○○が好きな人におすすめのゲーム」といったテーマ別リストを作れるほか、ゲームをS/A/B/CなどのTier形式で分類することもできます。

作成したリストはSNS投稿向けの画像として書き出すことも可能です。ほかのユーザーをフォローしたり、ゲームについて議論したり、投票を作成したりするコミュニティ機能も搭載されています。

ゲームデータにはユーザーレビューやクリア時間、スクリーンショット、関連タイトル、トレーラー、Twitch配信などの情報もまとめられています。ゲーム情報にはTwitchでも使われているIGDBのデータが利用されています。

「流行っているゲーム」ではなく自分の好みから探す

Questlyが目指しているのは、単純に人気ランキングの上位からゲームを選ぶサービスではありません。公式サイトでは、ユーザーがスワイプしたゲーム、付けた評価、作成したリストなどをもとに候補を選ぶ仕組みだと説明しています。

そのため、「みんなが遊んでいるゲーム」ではなく、自分が好きそうなのに今まで知らなかったゲームを見つけることが主な狙いになっています。この仕組みは、作品数が膨大なレトロゲームとの相性もよさそうです。

たとえば有名なゲームをある程度遊び尽くしたあと、「自分が知らないPCエンジンのゲーム」「遊んだことがない海外メガドライブ作品」といったものを探すとき、検索ワードすら思いつかないことがあります。

そうしたときに、好みを学習したアプリ側から候補を出してもらえるというのは、従来のゲームデータベースとは少し違った使い方といえそうです。

iOSとAndroid向けに無料配信中

Questlyは現在、iOSとAndroid向けに配信されています。基本機能は無料で利用でき、追加テーマなどを利用できる有料の「Questly Pro」も用意されています。広告は表示しないと公式サポートページで説明されています。

日本のApp Storeからもダウンロード可能で、アプリ自体は無料。現時点では表示言語は英語のみとなっています。なお、Retro Dodoでは8月18日に「新しく登場したサービス」として紹介されていますが、Questly自体がこの日にリリースされたわけではありません。

App Storeの更新履歴を見ると、少なくとも2026年7月15日にはVersion 1.0.5が公開されており、7月25日にはXboxインポート、8月4日にはRetroAchievements連携が追加されるなど、短期間で機能拡張が続けられています。

レトロゲームを探すというと、これまではゲームデータベースやランキング、YouTube、SNSなどから気になるタイトルを見つけることが一般的でした。そこに「ゲームを1本ずつスワイプしながら自分好みのタイトルを発掘する」という新しい方法を持ち込んだQuestly。

所有ゲームの管理やRetroAchievementsとの連携まで備えていることを考えると、単なる“Tinder風ゲーム検索”だけではなく、自分のゲーム人生そのものをまとめておくサービスとしてもなかなか面白い存在になりそうです。

via.Retro Dodo

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