ININ Gamesは2026年8月25日、Team Apidyaが開発する横スクロールシューティングゲーム『Apidya’ Special』のデジタル版を、PC(Steam)、PlayStation 5、Xbox Series X|S、Nintendo Switch向けに発売したと発表しました。
本作は、1992年にAmiga向けに発売されたシューティングゲーム『Apidya』を現行機向けに蘇らせた作品です。単純にオリジナル版をエミュレーションで動作させる復刻ではなく、ゲームそのものをゼロから再構築した完全リメイクとなっているところが大きな特徴です。
●ININ Games公式「Apidya’ Special – Out Now!」
https://iningames.com/blogs/news/apidya-special-out-now
●Xbox Store 日本
https://www.xbox.com/ja-JP/games/store/apidya-special/9pgn4hzst80v
●PlayStation Store 日本
https://store.playstation.com/ja-jp/concept/10018698
●Steam
https://store.steampowered.com/app/3956980/Apidya_Special/
未発売に終わったコンソール版のグラフィックも復活
『Apidya’ Special』は、オリジナル版の開発チームと、『Apidya』のファンから開発者となったスタッフによって制作されています。ベースのひとつとなっているのが、1990年代に開発が進められながら最終的に発売されなかったコンソール移植版です。
今回のリメイクでは、オリジナルの素材と新たに制作されたピクセルアートを組み合わせるとともに、この未発売コンソール版のために用意されていた強化グラフィックも初めて利用できるようになっています。
なお、当時どのコンソール向けとして開発されていたものなのかについては、今回の公式発表では明らかにされていません。
HDワイド画面とオリジナル風4:3表示を切り替え可能
映像面では、新たなパララックス効果を加えたHDワイドスクリーン表示に対応。一方で、1992年当時のホームコンピューター版を意識した4:3表示へ切り替えることもできます。さらにCRTシェーダーやブルーム、スキャンラインといった表示オプションも用意されており、現代的な画面表示と当時のブラウン管風の雰囲気を好みに合わせて選択可能です。
ゲームは「Meadow」「Pond」「Sewers」「Cyber」「Lair」という5つのワールドで構成されており、各ワールドには最大5つのレベルを収録。20体のボスに加えて、隠しスペシャルステージも用意されています。
また、新たな敵グラフィックが登場する「Night Mode」など、ランダムに発生するイベントも追加されました。

ふたりで遊べる新たな協力プレイも搭載
オリジナル版からの大きな追加要素となるのが、ふたりで遊べる協力プレイです。ふたり目のプレイヤーは、専用の武器を備えたハチを操作してゲームへ参加することができます。このほか、現代向けに調整された難易度設定も用意されており、オリジナル版を知るプレイヤーだけではなく、今回初めて『Apidya』に触れる人にも遊びやすい作りとなっています。
音楽面では、オリジナル版にも携わったクリス・ヒュルスベック氏による新たなスタジオ録音版の楽曲も収録されています。

デジタル版は発売済み。物理版は2026年冬を予定
ININ Gamesによると、『Apidya’ Special』のデジタル版は8月25日よりPC、PlayStation 5、Xbox、Nintendo Switch向けに配信されています。一方、Limited EditionやSpecial Editionといった物理版については生産が遅れており、現在は2026年冬の発売を目標としているとのこと。具体的な発売日はまだ決定していません。
また、日本向けストアについては地域によって販売ページの反映状況に違いがあります。8月26日時点では、日本のXbox Storeに2,500円で商品ページが掲載され、リリース日は2026年8月25日と記載されています。ただしページ上には「予約注文」の表記も残っています。
日本のPlayStation Storeでは商品ページ自体は公開されているものの、現時点では「発売日は未定です」と表示されています。購入を検討している場合は、各プラットフォームのストアで最新の販売状況を確認した方がよさそうです。
なお、Team Apidyaは8月26日から30日までドイツ・ケルンで開催されるgamescom 2026にも出展予定です。
1992年のAmiga作品をそのまま動かすのではなく、30年以上の時を経て、かつて実現しなかったコンソール版のアイデアまで取り込みながら現行機向けに作り直した『Apidya’ Special』。レトロゲームの復刻としては、なかなか興味深いアプローチの作品といえそうです。















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