FPGA搭載「Commodore 77 – Cyberpunk 2077 Edition」予約開始。C64互換機に専用デモを収録

FPGA搭載「Commodore 77 – Cyberpunk 2077 Edition」予約開始。C64互換機に専用デモを収録

Commodoreは2026年8月25日、CD PROJEKT REDとの公式コラボレーションによる「Commodore 77 – Cyberpunk 2077 Edition」を発表し、予約受付を開始しました。価格は377ドルで、出荷は2027年初頭を予定しています。

●Commodore公式商品ページ
https://commodore.net/store/commodore64/?color=Cyberpunk+2077&shape=Breadbin

●Commodore公式発表
https://commodore.net/commodore-jacks-into-night-city-with-the-commodore-77-an-all-new-cyberpunk-2077-collaboration/

本機は、FPGAを採用した「Commodore 64 Ultimate」をベースにした初のSpecial Editionです。1982年に登場したホームコンピューター「Commodore 64」のハードウェアを現代のFPGAで再現したマシンと、『Cyberpunk 2077』という一見すると時代のかけ離れた組み合わせが実現しています。

Commodoreによれば、同社68年の歴史でフランチャイズ作品とのハードウェア・パートナーシップを行うのは今回が初とのことです。

最大77MHz動作をうたうFPGA搭載C64互換機

「Commodore 77 – Cyberpunk 2077 Edition」には、AMD Artix XC7A100T FPGAを採用。Commodoreは、オリジナルのCommodore 64が約1MHzで動作していたのに対して、最大77MHzでの動作をうたっています。

また、既存のCommodore 64向けゲームや周辺機器1万種類以上に対して、99.9パーセント以上の互換性を持つとしています。いずれもCommodoreによる公称値です。

PC上で動かすソフトウェアエミュレーターとは異なり、FPGAによってCommodore 64のハードウェアを再構築したマシンというところも、本機の大きな特徴です。

『Cyberpunk 2077』仕様の透明筐体を採用

外観も通常モデルとは大きく異なります。筐体には内部が透けて見えるスモークグレーの半透明ケースを採用。金属製プレートやグラフィティ風の装飾などが施され、『Cyberpunk 2077』の世界観をイメージしたデザインになっています。

さらに、BASIC 2.0の起動画面やメニューカラー、電源LEDも『Cyberpunk 2077』仕様に変更。ステッカーやピン、専用パッケージに加えて、『Cyberpunk 2077』の世界設定やテーマに沿ったBASICプログラムを掲載した専用のスパイラル製本ユーザーガイドも用意されています。

つまり、単純に筐体カラーやロゴを変更しただけのコラボモデルではなく、起動時から付属品まで含めて『Cyberpunk 2077』仕様にまとめられているというわけです。

「Arasaka」カートリッジに専用デモを収録

さらに特徴的なのが、本機専用に制作された「Arasaka」カートリッジです。これは『Cyberpunk 2077』に登場する「Shard」をイメージしたデザインの専用カートリッジで、容量は2MB。『Cyberpunk 2077』の世界を題材にしたオリジナルデモが収録されています。

制作を担当したのは、ポーランドのC64デモシーングループ「Arise」。サウンドトラックはチップチューンアーティストのLukHashが手掛けています。デモではCommodore 64 Ultimateシリーズの機能を活用し、24チャンネルのステレオSIDサウンドを使用するとされています。

また、デモの再生に合わせて本体底部のLEDが同期して発光する仕掛けも搭載されています。半透明のスモークグレーケースを通してLEDの光が見えるため、ハードウェアそのものもデモ演出の一部として利用されている形です。

なお、この専用コンテンツは非インタラクティブ形式のデモです。『Cyberpunk 2077』そのものをCommodore 64向けに移植したゲームではなく、実際にゲームとしてプレイできるものではありません。

価格は377ドル。2027年初頭に出荷予定

「Commodore 77 – Cyberpunk 2077 Edition」は、2026年8月25日よりCommodore公式サイトで予約受付が開始されています。価格は377ドルで、公式発表では2027年初頭から出荷される予定です。

地域や注文時期によって具体的な出荷時期が異なる可能性があるほか、税金や送料、販売・保証条件などについても、購入を検討する場合は注文時に公式商品ページで最新情報を確認したほうがよさそうです。

1980年代を代表するホームコンピューターのひとつであるCommodore 64と、2077年の未来世界を描いた『Cyberpunk 2077』。約100年近い時代差を持つ両者を、最新のFPGAハードウェアでつないだユニークなコラボモデルとなっています。

via.PR Newswire

ABOUT US
アバター画像
retrogamer