『ANBERNIC K101 PLUS』レビュー! オリジナルのGBAカセットやEverDriveにも対応。エミュレーターと互換機のハイブリッド仕様がユニークな携帯ゲーム機【PR】

『ANBERNIC K101 PLUS』レビュー! オリジナルのGBAカセットやEverDriveにも対応。エミュレーターと互換機のハイブリッド仕様がユニークな携帯ゲーム機

Anbernicより発売中の中華エミュ機『ANBERNIC K101 PLUS』。この原稿を書いている時点では、公式サイトでホットセールが行われており、1360円OFFの8139円で販売されています。今回こちらのマシンを提供していただいたので、さっそくそのレビューをお届けしていきます。

●公式ストアのANBERNIC K101 PLUS販売ページ
https://jp.anbernic.com/products/anbernic-k101?sca_ref=2102588.WgMVvjuMPv

ANBERNIC K101 PLUSのスペック

スペックとしては以下の通りですが、本機はゲームボーイ、ゲームボーイカラー、ファミコン、セガマスターシステム、ゲームギア、PCエンジンといったゲーム機のエミュレーターに対応しています。また、オリジナルのゲームボーイアドバンスのカセットも、そのまま差し込んで遊べるというのが最大の特徴となっています。

つまり、オリジナルのゲームボーイアドバンスのカセットを挿したときは互換機として機能し、付属のK-Cardと呼ばれるゲームボーイアドバンスのカセットの形をしたカードリーダー経由でROMを読み込ませるとエミュレーターとして機能するというハイブリッドな仕組みとなっているようです。

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▲全体的にミファコンのⅠコンを模したようなデザインが採用されています。
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▲背面側はゲームボーイアドバンス風といった感じ。
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▲電源ボタンは左側面に付けられています。左側には十字キーとスタートボタン、セレクトボタンが並んでおり、オーソドックスなスタイルとなっています。
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▲上部にはLRキーや通信用ケーブルを挿すポート、輝度の調整やショートカット用のファンクションキー、電源供給用のUSBポートが設置されています。
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▲右側には4つのボタンとスピーカー、電池の状況を示すLEDが設置されています。
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▲エミュレーターを利用するときは、付属のK-CartにmicroSDを入れて利用します。
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▲このような感じで、micorSDカードのアダプター的な役割を果たしています。
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▲本木はゲームボーイアドバンス互換機でもあるため、オリジナルのカートリッジもそのまま利用できます。
CPUデュアルコアシステム-ARM7(GBA互換機能で利用) + ARM9(UIで利用)
CPU速度ARM7 16.78 MHz、ARM9 50~100MHz
メモリー133MHz、32 + 16MBメインメモリー
フレームレート60fps
液晶ディスプレイAUO TFT 3インチスクリーン(320×480解像度)
バッテリーノキア互換のリチウムイオンバッテリー(BL-58 3.7v 800mAh)、150mA、スリープ50mA
サイズ145mm x 65mm x 19mm
重量143g
同梱物ミニUSB充電ケーブル、K-CardマイクロSDカードアダプター、AVケーブル、ドライバー、スクリーンプロテクター、取扱説明書
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▲ちなみに本物のファミコンのⅠコンと比較すると、こんなサイズ感になってます。

シンプル is ベストな使い勝手のいいエミュレーター

実際に触ってみるといろいろと興味深い『ANBERNIC K101 PLUS』ですが、まずはエミュレーターからチェックしていくことに。この手の中華エミュ機ではシステムが複雑になりがちで、ゲームのROM以外にもエミュレーター本体などいろいろとチェックしなければいけない項目が多くなりがちです。

また、実際にゲームを入れて遊ぶときも、どこに配置すればいいのかわかりにくいという場合もあります。しかし、本機ではそうした心配はほとんどありません。

ゲームのROMなどは別途ダンパーなどで吸い出しておく必要はありますが、そのデータをそのままmicroSDカードのルートに放り込んでおけばOKです。特にフォルダ分けをする必要もなく、ZIPで圧縮したROMデータもそのままリストで表示されるので、選べばそれにあったエミュレーターが起動する仕組みになっています。

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▲何も考えずにmicroSDカードのルートにROMデータを入れておくことで、K-Cardにセットして読み込ませることができます。

すべてのエミュレーターには対応していませんが、ゲームプレイ中にLボタンとRボタンを同時に押すことでメニューが表示されます。そのときにセーブステートなども選べるので、好きな時にプレイして好きな時にやめるといったことも可能です。

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▲エミュレーターを起動中にL+Rボタンを押すとメニューが表示されます。ここでセーブステートや画面の調整などが行えます。

とりあえず2本ずつ程度ゲームをチェックしてみましたが、ある程度は遊べることがわかりました。しかし、文字が潰れて見づらかったり、あるいはPCエンジンのように動作が若干重めのものもあるため、プレイするゲームを選ぶ必要がありそうです。

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▲グラフィックがかなりバケがちのゲームギア版『ぎゅわんぶらあ自己中心派』ですが、麻雀画面はなんとかいけそう。
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▲ファミコン版『ドラゴンクエストⅢ』は、文字が潰れてちょっとツラ目。

ゲームボーイでは背景画像も表示されるなど、こちらは視覚的にも素晴らしい出来になっています。ゲームボーイアドバンスはエミュレーターなのかあるいは互換機能を利用しているのかはわからないものの、概ね良好といった印象です。

タイトル機種動作内容
スーパーマリオブラザーズFCとくに問題なし
ドラゴンクエストⅢFC文字が潰れて読みづらい
ぎゅわんぶらあ自己中心派GG一部グラフィックが化ける
ギアスタジアムGGとくに問題なし
北斗の拳SMSとくに問題なし
スケバン刑事2SMSとくに問題なし
テトリスGBとくに問題なし
カービィのピンボールGB振動機能はないもののプレイは問題なし
コロコロカービィGBC×ジャイロ機能が利用できずプレイ不可
ポケットモンスター金GBCRTC機能で時計も利用可能
ゼルダの伝説 夢を見る島 DXGBCとくに問題なし
R-TypeⅠPCE動作重め。画面がまともに表示されず音楽も音痴に
カトちゃんケンちゃんPCE動作重め
ゼルダの伝説 神々のトライフォース&4つの剣GBAとくに問題なし

ホットキー(ショートカットキー)でゲームの切り替えも楽々

ゲーム上部中央にはファンクションキーが設置されています。最初これが電源ボタンかと思って押し続けてしまいましたが、このボタンは押すごとに輝度が8段階で変化するほか、他のボタンと組み合わせることでショートカットとして利用することが可能です。

たとえばゲームプレイ中にファンクションキーとLボタンを押すことでメニューが表示され、ゲームリストに戻るといった感じです。何かと便利なものが多いので、覚えておいて損はないでしょう。

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▲ゲームをやめたくなったら、ファンクションキー+Lボタンを押してメニュー画面を表示し、「ファイルのリストに戻ります」を選べばゲームリストの画面に戻ることができます。
輝度の変更
*+ A自動連射のON/OFF
*+Bチート機能のON/OFF
*+Lメニュー画面に戻る
*+Rスリープ機能
*+StartMicroSDカードにゲームをセーブ
*+←LCDとTV出力の切り替え
*+↓画面スケールの変更
*+→NTSC/PACの切り替え
*+↑RTCの切り替え

特殊なカセットが遊べるのも互換機ならでは

単にエミュレーターとしてだけではなく、オリジナルのカセットをゲーム機本体にそのままさして遊べるというのが、この『ANBERNIC K101 PLUS』の最大の魅力といえます。通常のカセットはもちろんのこと、EverDriveなどのマルチカセットも動かすことができるのはかなりの驚きです。

通常、エミュレーターがベースのマシンでは、こうしたマルチカセットは読み込ませることができません。ためしに手持ちの『EverDrive-GBA X5 Mini』をさしてみましたが、問題なく利用することができました。

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▲エミュ機でありながら互換機としての機能を持ち合わせていることから、EverDriveなどのマルチカートにもバッチリ対応!

本機はエミュレーター機能も搭載してますが、面白いところは『EverDrive-GBA X5 Mini』自体に内蔵したゲームボーイやゲームボーイカラー、ファミコンのエミュレーターもそのまま動かすことができるところです。

どちらのエミュレーターが優れているかまではチェックしていませんが、K-Cartが無い状態でも、『EverDrive-GBA X5 Mini』だけでゲームボーイアドバンスとゲームボーイ/ゲームボーイカラー、ファミコンのゲームが遊べるのは素晴らしいところですね。

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▲『EverDrive-GB X7』に内蔵しているファミコンエミュレーターで、『スーパーマリオブラザーズ』を動かしたところ。

動きセンサーを搭載した『ヨッシーの万有引力』や、回転センサーを搭載した『まわる メイド イン ワリオ』など、特殊なセンサーを内蔵したゲームボーイアドバンスのカセットも問題なく遊ぶことができます。また、Analogue Pocketでは形状的に利用できなかった太陽光センサーを搭載した『ボクらの太陽シリーズ』ですが、こちらも問題なく遊ぶことができます。

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▲回転センサーを内蔵した『まわる メイド イン ワリオ』も、バッチリ傾きに合わせて動きます。
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▲Analogue Pocketとは異なり、太陽光センサーも本体より出ている状態のため、『ボクらの太陽シリーズ』も問題なくプレイできます。

もうひとつ、『ANBERNIC K101 PLUS』にはRTC(リアルタイムクロック)機能が搭載されていますが、そちらを利用した『ポケットモンスター金』なども問題なく遊ぶことができました。ゲームボーイアドバンス以外のエミュレーターを利用したゲームは制限が多いですが、ゲームボーイアドバンス互換機としてはかなり優秀なほうではないでしょうか?

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▲なぜかセーブデータが反映されず何度もやり直すことになってしまった『ポケットモンスター金』ですが、RTCが機能していることを確認。

通信ケーブルを利用して最大4人まで一緒に遊べる!

『ANBERNIC K101 PLUS』の特徴のひとつに、オリジナルのゲームボーイアドバンス同様通信ケーブルを利用することで、最大4人まで一緒に遊ぶことができる機能が搭載されています。ためしに手元にあった3本のサードパーティ製のケーブルを試してみたところ、いずれも正しく認識されず。しょうがないので、任天堂純正の『ゲームボーイアドバンス専用通信ケーブル』を中古で注文してみました。

さっそく繋げてみたところ、それまで表示されなかったプレイヤーのアイコンが繋げた本機とゲームボーイアドバンスの両方に表示。すこし同期が取れるまで苦労しましたが、なんとか同時プレイ出来ることを確認しました。

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▲純正の通信ケーブルで接続したところ、両機の間で認識しているのを確認。ちなみに、『ANBERNIC K101 PLUS』はオリジナルのカセットで、ゲームボーイアドバンス側はEverDriveで動かしています。

よくよく見るとサードパーティ製の互換ケーブルは形状も少し異なっているので、故障の原因にもなりそうですね。やはりこうしたものは、純正が一番安心してりようできます。

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▲無事同期も取れ、一緒に遊べることを確認。

充電はされるものの起動しなくなった!?

実はこのレビュー用の検証をしている途中で、充電は出来ているっぽいものの、電源ボタンをいくら押してもゲーム機が起動しなくなるというトラブルに見舞われました。もしかして、レビュー記事を書き上げる前に壊しちゃったのか? と思いましたが、本機と一緒に同梱されていたドライバーで裏ブタを外し、バッテリーをさし直したところ問題なく起動することができました。

もし、同様のトラブルに見舞われたときは、Ⅰ度バッテリーがしっかりささっているいるか確認してみましょう。

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▲裏ブタを外すと、このような感じでバッテリーが収納されています。

トータルではまずまずの満足度

どうやら本機は以前発売されていたものをリバイバルで販売しているようですが、たしかにエミュレーター自体の性能は最近の中華エミュ機と比べると見劣りしてしまう部分もあります。しかし、ゲームボーイアドバンスの互換機としてとらえると、なかなか高機能なマシンといえるでしょう。見た目もファミコンっぽいし、コレクションアイテムとしてもオススメです!

追記:エミュレーションが難しい10本のソフトによるテスト結果

下記の記事でご紹介している方法によるテストでは、60点というまずまずの結果が出ました。これは、中華エミュ機でよく使用されている『mGBA』や、Analogue PocketのopenFPGAで動いているGBAと同等のスコアとなります。コストパフォーマンスを考えると、なかなかの結果なのではないでしょうか。

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高島おしゃむ
ライター/編集者。コンピューターホビー雑誌「ログイン」の編集者を経て、1999年よりフリーに。 現在はゲームやホビー、IT、XR系のメディアを中心に、イベント取材やインタビュー、レビュー、コラム記事などを執筆しています。