DS『キングダム ハーツ 358/2 Days』がPS Vitaでネイティブ動作! 初回プレリリース公開、16:9・高解像度・右スティック操作にも対応

DS『キングダム ハーツ 358/2 Days』がPS Vitaでネイティブ動作! 初回プレリリース公開、16:9・高解像度・右スティック操作にも対応

ニンテンドーDS向けに発売された『KINGDOM HEARTS 358/2 Days』を、PS Vita上でネイティブ動作させる非公式プロジェクト「KH-DAYS-VITA」の初回プレリリースが公開されました。

今回公開されたのは「khdays-vita v0.1.0」。DSエミュレーターをPS Vita上で動かしているわけではなく、DS版『KINGDOM HEARTS 358/2 Days』をPS Vita向けに再コンパイルしたものとなっています。

●KH-DAYS-VITA Releases(GitHub)
https://github.com/ggdrn/KH-DAYS-VITA/releases

最大4倍解像度&16:9表示にも対応!

「KH-DAYS-VITA」の大きな特徴は、単純にDS版をPS Vitaで動かせるだけではなく、PS Vitaのハードに合わせたさまざまな改良が施されているところです。

3D部分の描画解像度はDS版の最大4倍まで設定可能で、標準では3倍に設定されています。また、フィールドの3D表示を16:9のワイド画面にすることも可能です。

さらに、オリジナル版の30fpsをベースにフレームを補間し、60fpsで表示する機能も搭載。あくまでも補間による60fps表示ですが、PS Vitaで遊ぶうえで見た目の滑らかさを向上させることができます。

2D部分についても、スプライトや文字、メニューなどに「Pixel」「Sharp」「Smooth」といったフィルターを適用可能。スキャンラインやLCDグリッドといった画面効果も用意されています。

右スティックでカメラを操作可能

操作面もPS Vita向けに変更されています。

なかでも大きいのが、右アナログスティックを使ったカメラ操作への対応です。カメラの移動速度に加えてX軸・Y軸の反転も設定できるため、DS版よりも現代的な操作感でプレイできます。

各DSボタンはPS Vitaのボタンに自由に割り当てられるほか、左スティックでキャラクターを移動しながら十字キーでコマンドデッキを操作するといった設定にも対応しています。

また、L+R+□ボタンで2倍または3倍の早送りを行う機能なども搭載されています。

DSの2画面も好みのレイアウトに変更できる

『KINGDOM HEARTS 358/2 Days』はニンテンドーDS向けタイトルということもあり、上下2画面を使用するゲームですが、「KH-DAYS-VITA」では画面の表示方法も変更することができます。

上画面を大きく表示するレイアウトや下画面を大きく表示するレイアウト、左右に並べる表示などが選択可能。小さい側の画面についても、大きさや表示位置、透明度などを変更できます。

そのため、DS版の2画面構成を維持しながら、PS Vitaの横長ディスプレイに合わせたレイアウトでプレイすることができます。

Story ModeとソロのMission Modeがプレイ可能

今回のv0.1.0では、Story Modeと1人用のMission Modeがプレイ可能です。

セーブデータについても、DSエミュレーターで使用されるraw形式のセーブデータと互換性があります。

一方で、現時点ではマルチプレイには対応していません。また、上下両方の画面で3D描画が行われる負荷の高いシーンなどでは、60fpsを下回る場合があるとされています。

開発者は公開時点までに約3時間分のストーリーを実際に進めながらテストを行っていると説明していますが、まだゲーム全編のクリアまで確認されたバージョンではありません。

プレイには自分で用意した欧州版DS ROMが必要

「KH-DAYS-VITA」v0.1.0を利用するには、ユーザー自身が用意した欧州版『KINGDOM HEARTS 358/2 Days』のDS ROMが必要です。対応するゲームIDは「YKGP」とされています。

初回のプレリリースということもあり、今後さらなる不具合修正や最適化が行われる可能性があります。

DS版のゲームをPS Vitaで動かすというだけならエミュレーターという選択肢もありますが、「KH-DAYS-VITA」は高解像度化や16:9表示、右スティックによるカメラ操作など、PS Vitaでプレイするための機能が多数追加されています。

『KINGDOM HEARTS 358/2 Days』を携帯機で改めて遊びたいという人にとって、今後の進化も気になるプロジェクトとなりそうです。

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