ASUS ROG AllyのSSD換装に関するメモ

モノがないので確かめたわけではありませんが、ネットの情報によると『ASUS ROG Ally』のSSDを換装するときは以下のような手順を踏むようです。

①購入後、『ROG Ally』の電源を入れて最新のBIOSをダウンロードする
②BIOS の回復ツールを使用してWindowsをインストールする前に交換（おそらく後でも大丈夫）
③SSDを換装

★SSDを換装する場合、ふたたびセットアップすることになるため工場出荷時の512GB SSDにWindowsをセットアップするのはほとんど意味がない（つまり2度手間になるだけ）

★オリジナルのSSDを交換する側のSSDにクローンコピーするのは、すでにインストール済みのゲームなどをふたたびセットアップしたくないときぐらい（つまり、あまり意味はなし）

★『ROG Ally』のWindowsライセンスは内蔵のSSDなどストレージメディアには拘束されておらず、すべてBIOSにバインドされている。これにより、元のSSDに何もすることなくいきなりSSDを交換することができる。

●参考：Decided to cave and expand on day 1
https://www.reddit.com/r/ROGAlly/comments/143p4vf/decided_to_cave_and_expand_on_day_1/

●参考：[PSA] Asus Cloud Recovery を介した Asus ROG ALLY SSD のインストール/アップグレード – The Phawx による完全ガイド
https://www.reddit.com/r/ROGAlly/comments/142p1xb/psa_asus_rog_ally_ssd_installupgrade_via_asus/

ROG Allyに最適なSSDは？

『ASUS ROG Ally』に対応しているSSDは、Steam Deckと同様のm.2 2230。以下、ネットの情報です。

×WD SN750： M.2 2280フォームファクタのSSDであるため、ROG Allyには適合しない
◎WD SN740：2230 フォームファクタでは間違いなくクラス最高の製品
◎Sabrent 2230：素晴らしい製品だが、2TBはQLCタイプであるため推奨される唯一の選択は1TBのみ

●参考：Ally に交換するのに適した代替 SSD は何ですか?
https://www.reddit.com/r/ROGAlly/comments/143jwn0/ssd_recommendations/

左が元のSSDで右がWD SN740の2TBに交換したあとのベンチマーク pic.twitter.com/Jb2Af3HYCg
— レトロゲームで遊ぼう！ (@Retoro_Gamer) June 14, 2023

■SANEI IMPORT WD SN740 1TB SSD M.2 2230 30mm PCIe Gen4 x4 NVMe
1万9800円

■SANEI Impoet WD SN740 2TB SSD PC M.2 2230 30mm PCIe Gen4.0*4 NVMe
4万2000円

■SABRENT SSD 1TB、M.2 SSD 1TB、NVMe 1TB PCIe 4.0 M.2 2230
1万5999円

■SN740 2TB M.2 2230 SSD NVMe
3万3000円

ちなみに、2TBのm2.2230 WD SN740は、メルカリなら2万1000円台、Aliexpressなら1万8000円台が相場となっています。おそらくどちらも中身は同じような気がしますが、本物かどうかも含めてギャンブルで買うのもありなのか……も!?　ま、あくまでも自己責任で（笑）。

ネットで購入したSSDが正規の製品か調べる方法

ネットで購入したWD SN740が、正規の商品か調べたいときは下記のアドレスにアクセスしてシリアル番号を入力することで確かめることができます。保証ステータスは無視して、ドライブが結果に表示されれば正当なものです。

●Warranty Status | WD Support
https://support-en.wd.com/app/warrantystatusweb

ケースを開けるのに非常に苦労したという話を聞いて実際に開けてみた人の動画

Steam Deckのケースを開くときに結構苦労した記憶がありますが、この『ASUS ROG Ally』でも同様の苦労をしている人が多いようです。特に自身はSSDを交換するほどの予算がないため必要はなかったものの、本当にケースを開けるのに苦労するのか確かめてみたBlunty氏の動画が話題になっていました。

一見大変そうではありましたが、ツールとコツがわかれば意外とそうでもなさそうなことがわかります。