本日2019年12月3日は、今から25年前に初代『プレイステーション』が発売された記念すべき日だそうです。そういえば、当時、「1、2、3でゲームが変わる」というキャッチフレーズのテレビCMを数多く見かけ、ものすごく印象に残っています。
それまでのゲーム機の主流だったROMカセットから、大容量のCD-ROMが採用されたということもあり、ゲームの表現方法も大きく変わってきたのがこの頃。当時はパソコンにもCD-ROMドライブが採用されることが多くなってきており、「マルチメディア」なんて言葉も流行りましたよね。
中でも印象的なタイトルが、ローンチで発売された『リッジレーサー』でした。あまり3D表現には強くないとも言われる『プレイステーション』でしたが、ゲーセンそのままの動きを再現したかのような車の挙動とグラフィックに、かなり衝撃を覚えた記憶があります。
プレステで発売された日本を代表する2本のRPG
そんなプレイステーション陣にビッグタイトルが参戦したのが、1997年1月31日のこと。当時スクウェア(現:スクウェア・エニックス)からナンバリングタイルの最新作『ファイナルファンタジーVII』(以下FF7)が発売されました。本作の新たな試みとして、コンビニでのゲーム販売があります。それまではゲームショップなどでしか購入できませんでしたが、新たな流通革命を起こした作品とも言えます。
筆者も初台のセブンイレブンで予約しており、当日に入手した記憶があります。ゲーム自体はこれまでの世界観とは異なり、ダークでスチームパンクなスタイルでしたが、かなりのめり込んで遊んでいました。ラストが若干バッドエンディングっぽかったため、「もしかして、これ俺だけバッドエンディングだった・・・・・・!?」と、少し心配になったほどでした(笑)。
『FF7』が出た頃はRPGはホットな存在でしたが、ライバルである『ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち』が発売されたのは、それから3年近く後の2000年8月26日でした。この頃になると、自分のなかでのRPG熱のようなものが冷めつつあり、本作も買ってはみたもののシステムも古くさく感じ今ひとつはまることができませんでした。ゲーム序盤にほとんど戦闘がないなど、ややこれまでのシリーズとは異なる作りになっていたところも理由のひとつかもしれません。
ということで、実はプレイ途中で遊ぶのを止めてしまった記憶があります。その後、リメイク版でそのときのリベンジを果たしています。
任天堂がほぼ独占していたゲーム機の牙城を崩しただけではなく、その後多くの名作が登場するきっかけとなったハードですが、あらためてそれをリアルタイムに肌で感じて来れたのはラッキーだったなという思いです。今後も当時の名作を遊び続けていきたいと思います。