携帯ゲーム機向けOS『ROCKNIX』最新版「20261101」が公開!AYN Thorなどの画面表示や操作を改善

携帯ゲーム機向けOS『ROCKNIX』最新版「20261101」が公開!AYN Thorなどの画面表示や操作を改善

携帯ゲーム機向けのLinuxベースOS『ROCKNIX』の最新版「20261101」が、2026年11月1日に公開されました。今回の更新では、AYN ThorやRetroid Pocketシリーズなど、複数の携帯ゲーム機で画面表示や操作まわりの問題が修正されています。

『ROCKNIX』は、さまざまな携帯ゲーム機でエミュレーターなどを利用できるようにする、コミュニティ主導のLinuxディストリビューションです。今回もAnbernic RG35XX Plus/SP、RG353シリーズ、RG DS、Retroid Pocket 5/Classic、AYN Odin 2/Thor、AYANEO Pocketシリーズなど、幅広い機種向けのファイルが公開されています。

●『ROCKNIX』20261101 公式リリース・ダウンロード
https://github.com/ROCKNIX/distribution/releases/tag/20261101

●公式リリースノート・変更履歴
https://releases.rocknix.org/?release_id=430633367

●公式アップデートガイド
https://rocknix.org/play/update/

AYN ThorやRetroid Pocketなどで画面表示・操作を修正

今回の変更点で注目したいのが、機種ごとの表示や操作に関する改善です。2画面を備えるAYN Thorでは、下側ディスプレイの回転に関する問題が修正されたほか、画面のリフレッシュレート調整も追加されています。

Retroid Pocket Classicでは、SDカードのUHSモードが有効化され、トリガーボタンの入力もデジタル方式に変更されました。また、Retroid Pocket Classic Rev Qについては、タッチスクリーンのサスペンドに関する不具合が修正されています。Retroid Pocket 5とRetroid Pocket Flip 2では、Visionox製ディスプレイを搭載するモデル向けにリフレッシュレートの調整が追加されました。

Anbernic RG DSでは、下側の画面にタッチした後も、フロントエンドのEmulationStationでゲームパッド入力を維持できるように修正されています。これらは各機種や特定のモデルに対する変更であり、対応機種すべてに同じ改善が適用されるわけではありません。

エミュレーター関連では、PS2エミュレーター『ARMSX2』でMali GPU向けのVulkanバックエンドを修正したほか、『melonDS』の起動スクリプトや『PPSSPP』のメニューボタン操作にも変更が加えられました。一方、『AetherSX2』はライセンス上の懸念を理由にパッケージから除外されています。

更新前に対応機種とファイルの種類を確認

すでに『ROCKNIX』を利用している場合は、EmulationStationの「System Settings」から「System Update」に進み、オンラインで更新できます。オンライン更新が利用できない場合は、公式リリースページから機種に合った更新用の「.tar」ファイルをダウンロードし、本体の「update」共有フォルダーに転送して再起動すると、更新が始まります。

新規導入用には、SDカードへ書き込む「.img.gz」形式のイメージも配布されています。ただし、更新用の「.tar」とは用途や手順が異なります。AnbernicのH700系ではメモリー仕様に応じてDDR3/DDR4のイメージが分かれるなど、同じシリーズでも選択が必要な場合があるため、導入前に公式の対応機種一覧とインストール手順を確認しておきましょう。

また、万が一の更新トラブルに備え、セーブデータや設定ファイルを事前にバックアップしておくと安心です。今回の更新は主に機種別の動作や操作性の改善が中心で、すべてのゲームの動作速度が向上するというものではありません。

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