『ポケモン ハートゴールド』を大幅拡張する非公式パッチ「Heartfelt Gold」v1.0公開!最初の3匹や野生ポケモン、イベントなどを再構成

『ポケモン ハートゴールド』を大幅拡張する非公式パッチ「Heartfelt Gold」v1.0公開!最初の3匹や野生ポケモン、イベントなどを再構成

ニンテンドーDS用ソフト『ポケットモンスター ハートゴールド』をベースにした非公式改造プロジェクト「Pokémon Heartfelt Gold」のv1.0.0が、2026年10月31日に公開されました。GitHubでの公開時刻は日本時間10月31日23時53分頃です。

本作は、これまで「HeartGold Retiled Expansion」の名称で開発されていたプロジェクトの大型更新版です。ジョウト地方やカントー地方に登場する野生のポケモン、トレーナーの手持ち、特別なポケモンとの遭遇イベントなどが再構成されており、原作とは異なる冒険が楽しめるように調整されています。

ただし、任天堂や株式会社ポケモンによる公式作品ではありません。また、配布されているのはゲーム本体ではなく、米国版『Pokémon HeartGold』の対応するROMデータに適用するためのパッチです。

●Pokémon Heartfelt Gold v1.0.0(GitHub公式リリース)
https://github.com/Trinsic64/Heart-Gold-Retiled/releases/tag/heartfelt-v1.0.0

最初の3匹はホウエン地方の御三家に!出現ポケモンやトレーナーも変更

今回のアップデートで特徴的なのが、冒険の最初に選べるポケモンの変更です。原作のチコリータ、ヒノアラシ、ワニノコに代わり、ホウエン地方のキモリ、アチャモ、ミズゴロウから選べるようになっています。開発資料上では、それぞれが対応するメガストーンを所持する設定にもなっています。

さらに、ジョウト地方とカントー地方では野生ポケモンの出現内容やトレーナーの編成が見直されています。伝説・幻のポケモンを含む特別な遭遇イベントも多数設定されており、原作を遊び込んだ人でも、どこでどんなポケモンに出会えるのかを探す楽しみがありそうです。

また、本プロジェクトはもともとマップの見た目を作り直す取り組みとして始まったもので、今回も地形やマップ表示の改修が続けられています。単にポケモンの種類を増やすだけでなく、フィールドの探索も含めて『ハートゴールド』を再構成しているのが特徴です。

わざマシンの再利用やレベル上限など、遊びやすさにも手を加える

ゲームシステムには、拡張エンジン「hg-engine」を利用したさまざまな変更も盛り込まれています。公開資料によると、わざマシンの繰り返し使用、秘伝技を忘れられる仕様、ショップの品ぞろえの拡充などに対応。全国図鑑へのアクセスや、レベル上限を管理する仕組みも設定されています。

さらに、フィールド画面やバトル画面のフレームレート制限を解除する設定も含まれています。開発者は出現ポケモンやトレーナー編成などをまとめた攻略資料も公開しており、変更内容を確認しながら進めることが可能です。

導入には未改変の米国版『ハートゴールド』のROMデータが必要

公開されたパッチファイルは「Heartfelt-Gold-v1-Patch.xdelta」です。利用するには、正規に所有するソフトから適法に用意した、未改変の米国版『Pokémon HeartGold』のROMデータが必要となります。日本語版のROMデータへの対応は確認できていません。

配布元では「xDelta UI」やブラウザー上で利用できる「RomPatcher.js」などを使用し、元のROMデータにパッチを適用する手順を案内しています。適用前には元データをバックアップし、公開されているハッシュ値で適合するバージョンか確認することが推奨されています。なお、旧「Retiled Expansion」のパッチと重ねて適用することはできません。

開発者によると、パッチの復号や一部の動作確認は行われていますが、すべてのイベントへの到達条件やマップの不具合が検証済みというわけではありません。実際に導入する場合は、公開ページの注意事項を確認しておきましょう。

原作のジョウト・カントー地方を舞台にしながら、出会えるポケモンやバトル、探索の内容を大きく変えた「Pokémon Heartfelt Gold」。『ハートゴールド』をもう一度、違った感覚で冒険してみたい人にとって気になるプロジェクトとなりそうです。

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