昨日の朝起きたら発送メールが届いており、その数時間後にはすでに手元にあった話題のゲーミングUMPC『Steam Deck(スチームデック)』。お昼頃から触り始めたものの、気が付けば深夜2時ぐらいまで延々と触り続けてしまいました。
そのほとんどはゲームを遊んでいたというわけではなく、セットアップに掛けた時間です。主にやったこととしては、以下の通り。
- 『Steam Deck』の基本的な使い方の調査
- Steamで配信されているゲームの動作確認
- スクリーンショットの共有方法
- スクリーンキーボードなどショートカットの呼び出し方
- Steam外のPCアプリであるデスクトップ版 Battle.net Appをインストールして『オーバーウォッチ2』を遊べるようにする
- Steam外のEpic Gamesで買ったゲームを遊べるようにする
- Steam外のGOG.comで買ったゲームを遊べるようにする
- EmuDeckのセットアップ
- EmuDeckで使うROMデータをmicroSDカードにFTP経由で転送
といった感じでしたが、この中で特に大変だったのが⑨と⑤。今回は比較的最初の頃に気が付いたポイントをご紹介していきます。
マトリョーシカなみの梱包で送られてきた本体
他の人のSNSの投稿などを見て知ってはいたものの、細長い箱に入れられてて送られてきた『Steam Deck』。届いた箱を開けてみると、更に箱があり、その中にはさらにしっかりと梱包されたケースが入れられているという……思わず「マトリョーシカか!」とツッコミを入れそうになる厳重な梱包で送られてきました。
![Steam Deckを初日に12時間以上触って気が付いたこと【スクリーンショットの共有やキーボードのショートカットなど】](https://i0.wp.com/retro-gamer.jp/wp-content/uploads/2022/12/01-3.jpg?resize=728%2C485&ssl=1)
![Steam Deckを初日に12時間以上触って気が付いたこと【スクリーンショットの共有やキーボードのショートカットなど】](https://i0.wp.com/retro-gamer.jp/wp-content/uploads/2022/12/02-2.jpg?resize=728%2C485&ssl=1)
今回購入したモデルは512GB。こちらは他のモデルとは異なり、ケースも特殊になっています。また、これは共通点ですが、ケースはタグでジッパーが止められているため、それを切り離して置く必要があります。
![Steam Deckを初日に12時間以上触って気が付いたこと【スクリーンショットの共有やキーボードのショートカットなど】](https://i0.wp.com/retro-gamer.jp/wp-content/uploads/2022/12/03-1.jpg?resize=728%2C485&ssl=1)
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まずはSteamアカウントなどをセットアップして、いくつかゲームを遊んでみることに。この辺りはとくに引っかかるようなポイントもなく、比較的スムーズに設定を済ましていくことができます。
軽く動作チェックした感じでは概ね良好だったので、さらにいくつかのゲームも落として動作チェックをしてみました。これらもほぼ問題なく快適に動いてくれます。途中で驚いたのは、PCにインストールゲームがある場合、『Steam Deck』にインストールしなくても遊べるとアナウンスが出るところです。
というかこのアナウンスは1度しか見てないのですが、同一ネットワーク内にあるPCで同じゲームが起動されている場合、インストールや特別な設定をする必要もなく、そのまま「接続」を選ぶことでゲームがぷれいできます(PC側にも同様の映像が表示)。
![Steam Deckを初日に12時間以上触って気が付いたこと【スクリーンショットの共有やキーボードのショートカットなど】](https://i0.wp.com/retro-gamer.jp/wp-content/uploads/2022/12/steamuserimages-a.akamaihd.jpg?resize=728%2C455&ssl=1)
PCゲームのプレイというポイントというと、もうひとつ。携帯ゲーム機ということもあり、PCゲームではあり得ないようなスタイルでゲームを遊べるところもかなり大きな利点であるということに気が付きました。
知ってると便利なショートカットキー
ただSteamのゲームを遊ぶだけなら、まぁこの程度の知識があれば十分です。しかし、もっとディープなことをしていこうとするときは、いろいろと知識が必要になります。その中のひとつがショートカットキーです。
本体左下にある「STEAM」と書かれたボタンを長押しするこでも確認できますが、必要なときは最低でもそれを覚えておくといいでしょう。
![Steam Deckを初日に12時間以上触って気が付いたこと【スクリーンショットの共有やキーボードのショートカットなど】](https://i0.wp.com/retro-gamer.jp/wp-content/uploads/2022/12/FkKK2QEUYAAt1JC.jpg?resize=728%2C575&ssl=1)
スクリーンキーボードの表示
このショートカットキーのなかでも、特に利用頻度が高かったのが下記のスクリーンキーボードの表示です。
STEAM + X
Bluetoothに対応しているため、そちらのキーボードをつなぐか、あるいはドッグを利用する方がいいのですが、今回はそうしたモノは用意していなかったため仕方が無くスクリーンキーボードでを使うことにしました。
主な用途として多かったのが、アカウントの入力です。もちろんブラウザでURLを入力したり、Linuxのコマンドを入力したときにも使っています。
しかし、このキーボードにはひとつ弱点があります。それは、画面のかなりの部分を専有してしまうということ。それにより、入力スペースが隠されてしまうことがあるので、やはり外部のキーボードは何かしら用意した方が良さそうです。
ちなみにこの512GBには、特典として「限定仮想キーボードテーマ」がリワードとして付属しています。こちらを受け取ることで、キーボードのデザインを変更することも可能です。もちろんストアで別のデザインを入手することもできます。
![Steam Deckを初日に12時間以上触って気が付いたこと【スクリーンショットの共有やキーボードのショートカットなど】](https://i0.wp.com/retro-gamer.jp/wp-content/uploads/2022/12/steamuserimages-a.akamaihd-1.jpg?resize=728%2C455&ssl=1)
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スクリーンショットをPCと共有
『Steam Deck』でスクリーンショットを撮るときは、下記のショートカットを使用します。
STEAM + R1
撮影した画像は、STEAMボタンを押して出てくる「STEAMメニュー」の「メディア」に保存されます。こちらをクラウドにアップロードすることでPCと共有することができます。
まずはアップロードしたいファイルを選択し、本体右上にある「Menu」ボタンを押します。そこからアップロードを選択しましょう。合わせて公開レベルも変更できますが、特に他人と共有する必要がなければ「非公開」のままでOKです。
![Steam Deckを初日に12時間以上触って気が付いたこと【スクリーンショットの共有やキーボードのショートカットなど】](https://i0.wp.com/retro-gamer.jp/wp-content/uploads/2022/12/steamuserimages-a.akamaihd-7.jpg?resize=728%2C455&ssl=1)
![Steam Deckを初日に12時間以上触って気が付いたこと【スクリーンショットの共有やキーボードのショートカットなど】](https://i0.wp.com/retro-gamer.jp/wp-content/uploads/2022/12/steamuserimages-a.akamaihd-8.jpg?resize=728%2C455&ssl=1)
それだけでは何の意味もありませんが、こちらをPC側で取り出すときはPC版のSteamを起動して、メニューの「表示」から「スクリーンショット」を選びましょう。
![Steam Deckを初日に12時間以上触って気が付いたこと【スクリーンショットの共有やキーボードのショートカットなど】](https://i0.wp.com/retro-gamer.jp/wp-content/uploads/2022/12/image-3.jpg?resize=728%2C437&ssl=1)
いまのところやり方がわかっていないのが、このスクリーンショットの一括アップロードです。1枚1枚手動でアップロードしていくのはかなりめんどうなので、もしこのやり方があるならば知っておきたいところですね!?