ウィンドウズ95からXPあたりまでのOSを使ってきたユーザーには懐かしい、『Windows 3D ピンボール』。ウィンドウズにプリセットされおり、ただで遊べたことから1度はプレイしたことがあるという人も多いのではないでしょうか? 現在のウィンドウズでは残念ながら姿を消してしまいましたが、なんとSteam Deckで簡単に遊べる用にする方法があったのでご紹介します!
まずはSteam Deckをデスクトップモードで起動しましょう。タスクバーに『Discover』と呼ばれるストアアプリがあるので、そちらを起動します。左側のタブにある「Games」を選ぶと、トップに表示される『Space Cadet Pinball』が『Windows 3D ピンボール』の英語表記のタイトルです。もし無い場合は。検索でこちらの名前で探しましょう。
『Space Cadet Pinball』を選んだら、画面右上の「Install」をクリックしてインストールをします。
筆者の環境ではすでに1度セットアップしてあるため少し事情が異なると思いますが、Steamのライブラリーに入っているか確認しておきます。
もし、Steamのライブラリで見当たらないときは、ウィンドウズメニューのようなところをクリックして「Games」の中から『Space Cadet Pinball』を見つけ、右クリックでメニューを出して「Add to Steam」を選んで追加しておきます。
ここでゲームモードに切り替えます。
ゲームとしてはこのままでも遊べますが、デフォルトの状態ではアートワークが設定されていません。気になる人は、『Space Cadet Pinball』で設定しておくこともできます。最も簡単にアートワークの設定ができるのは、『Decky Loader』のプラグインである「SteamGridDB」を使用する方法です。
設定画面に「アートワークを変える」の項目が出て、「カプセル」や「ワイドカプセル」、「アイコン」など各項目をお好みの画像を選びながら設定していくことが出来るようになります。
このままゲームを起動してゴー!
……といけばいいのですが、そうは問屋が卸さないところが世知辛い世の中です。デフォルトではおそらくゲームのコントローラーでは操作できない状態になっていると思います。ちなみにユーザーが作ったコントローラーのプリセットもいくつかアップロードされており、Steam Deckからダウンロードすることができたのですが、なぜかどれも動かずじまいでした。
そこでためしたのが、キーマップをキーボード操作に合わせるというもの。
『Space Cadet Pinball』の上部に「Options」の項目があり、その中に「Player Controls」があります。そちらを選ぶと、キーマップの一覧が表示されます。とりあえず右と左のフリッパーと、ボールを押し出すPlungerを設定しておくことにしました。
余談ですが、この「Options」では言語が選べる「Laungage」の項目があり、日本語も選択できるようになっていますが、文字化けしてしまうため変更しないことをオススメします。
コントローラーの設定を行うときは、「Steam」ボタンを押します。そこで、「コントローラーの設定」を選びましょう。
今回はボールを押し出すときに使用するボタンを「A」ボタンに設定。こちらをキーボードの「スペースキー」を選んでおきます。キーボードのアサインをするときは、Steam+Xボタンを押して、バーチャルキーボードを表示して行えばOKです。
左右のフリッカーは。R2とL2にそれぞれ設定します。R2のフルプルとソフトプルの両方に「/」を、L2のフルプルとL2のソフトプルの両方に「Z」キーをそれぞれ設定します。あとは、一旦ゲームを終了して立ち上げ直せば機能すると思います。
というわけで、久々に『Windows 3D ピンボール』を遊んで見ましたが、サウンドを含めてあの頃の自分を思い出してしまうようで、ついつい夢中になって遊んでしまいました。たまにはこうした懐かしいウィンドウズゲームで遊ぶのもいいでもんですね!