『スーパードンキーコング』などを手がけたRare共同創業者、40年以上保存してきた資料の公開を示唆

『スーパードンキーコング』などを手がけたRare共同創業者、40年以上保存してきた資料の公開を示唆

『スーパードンキーコング』や『バンジョーとカズーイの大冒険』などで知られるゲーム開発会社Rareの共同創業者、Tim Stamper(ティム・スタンパー)氏が、2026年10月28日に自身のXを更新しました。1979年以来保存してきたゲーム関連の文書や資料について言及し、今後、それらを公開する可能性を示唆しています。ただし、具体的にどのような資料を、いつ、どのような形で公開するのかは明らかにされていません。

1979年以来、私はゲームの旅から多くの文書や遺物を保存してきました。私の名前はティム・スタンパーで、私はUltimate Play The Game、Rare、FortuneFishの共同創設者です。 ついに、私の秘密主義の評判を手放す時が来ました…

1979年以来保存してきた文書や資料

Stamper氏は10月28日の投稿で、1979年以来、ゲームに携わってきた中で数多くの文書やゆかりの品を保存してきたと説明。自身がUltimate Play the Game、Rare、FortuneFishの共同創業者であることを紹介したうえで、「秘密主義という評判を手放すときが、ついに来た」との趣旨をつづっています。

これに先立つ10月26日には、鍵の画像とともに、保管庫を開けるときかもしれないと受け取れるメッセージを投稿していました。28日の発言は、この予告に続いて、保管してきたものが長年のゲーム開発に関係する文書や資料であることを明かしたものです。

海外メディアのTime Extensionも10月29日、この追加発言を紹介しています。もっとも、Stamper氏自身は資料の公開を正式に発表したわけではなく、現段階では今後の展開を示唆する投稿という位置づけです。

鍵が止まらない!そろそろ金庫を開ける時かも…どう思う?

8ビットPC時代からNINTENDO64まで、数々の名作に関わった人物

Tim Stamper氏は、兄弟のChris Stamper氏とともに英国のゲーム開発を支えてきた人物です。1980年代にはUltimate Play the Gameとして、ZX Spectrum向けの『Jetpac』や『Atic Atac』、『Sabre Wulf』などを手がけました。

その後、1985年に設立されたRareは、スーパーファミコンで『スーパードンキーコング』シリーズ、NINTENDO64で『ゴールデンアイ 007』『バンジョーとカズーイの大冒険』『パーフェクトダーク』などを開発。家庭用ゲーム機の歴史にも大きな足跡を残しています。

どの作品の資料が明らかになるのか

今回の発言で気になるのは、長年保存されてきた資料がどのゲームに関係するものなのかという点です。完成した作品の制作過程はもちろん、途中で内容が変更された企画などについても、当時の資料が残されていれば開発の経緯を知る手がかりになるかもしれません。

たとえばRareには、スーパーファミコン向けに開発され、のちに『バンジョーとカズーイの大冒険』へとつながっていった未発売作品『Project Dream』があります。当サイトでも2026年9月にそのプロトタイプとされるデータの公開について紹介しました。ただし、これは今回のStamper氏の投稿とは別の出来事であり、『Project Dream』に関する資料が今回の公開対象に含まれると確認されたわけではありません。

Stamper氏の手元にどのような資料が残されているのかは、まだわかっていません。未公開ゲームのデータやソースコードなどが公開されるとの発表もなく、まずは同氏からの続報を待つことになりそうです。

via.Time Extension

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