【90年代PCゲーム男】ケニ-・ロバーツJr.監修の本格的バイクレースゲーム『GP500』

【90年代PCゲーム男】ケニ-・ロバーツJr.監修の本格的バイクレースゲーム『GP500』

※この記事は1990年代に雑誌用に書かれたものを再編集して収録したものです。

この『GP500』は、500ccバイクレースの世界を、完全再現したレースゲームです。ゲームで遊べるコースやバイクの車種などは、1998年度に開催されたデータを基づいて構成されています。GPライダー・ケニ-ロバーツJr.氏が、ゲームの監修にあたっているということもあり、バイクの挙動やレース展開などは本物のレースに自分が参加しているかのような迫力です。

このゲーム自体は、高性能な3Dカードが無くても遊べますが、楽しさが十分伝わらないかもしれません。操作に慣れてくると自分の手足のように動かせるようになってくるでしょう。レースのストイックさをぜひ体験してみてください。

▲レース中にスペースキーを押すと、後ろを振り向き後方の状況を確認することができます。油断をすると、コースアウトしてしまうので注意してください。

難しいときはレベルの調整!

どうもうまく走れないと思ったら、メニューから「option」を選び、「DIEFFICULT」を選択してみましょう。この中の「SHIFTING」と「BRAKING」の項目を「AUTOMATIC」にすると、かなり楽に走れるようになります。まずは、この設定で操作を覚えて、慣れてきたら徐々に設定を変更していくのがいいでしょう。

▲この画面では、レースに登場するバイクの数なども設定することが可能です。

ゲームの流れとポイント

①車種選択
バイクはそれぞれ違った特徴を持っています。いくつか操作してみて、一番扱いやすいマシンを選んでください。

②コース選択
体験版で選べるコースは「MUGELLO」のみです。製品版では全14コース走行可能となります。

③予選
予選はピットからのスタートとなります。このタイムにより、本戦のレース順位が決定します。

④本戦スタート!
いよいよ、ほかのライバル達とのレースが開始です。それぞれの実際のライダーの特徴までも、コンピュータが再現してくれます。

ブレーキングポイント

レース中、画面に赤いマークのような物が表示されることがあります。これは、現在出しているスピードでは速すぎて、コーナーを曲がりきれないという注意マークなのです。これを目安にブレーキとアクセルを調整するといいでしょう。

タイムアタックで練習

タイムアタックモードでは、自分の走ったゴーストも表示されます。このゴーストに勝てるようにがんばりましょう。

ゲーム概要

タイトル:GP500
メーカー:メディアクエスト
価格:7800円

必要スペック:
OS:Windows95以上
CPU: Pentium II 200MHz以上
必要メモリー:32メガバイト以上

ゲームの難易度
Level3

◎・・・リアルな走行性を実現
○・・・1コースのみ自由に走れる
×・・・操作が難しい

ABOUT US
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高島おしゃむ
ライター/編集者。コンピューターホビー雑誌「ログイン」の編集者を経て、1999年よりフリーに。 現在はゲームやホビー、IT、XR系のメディアを中心に、イベント取材やインタビュー、レビュー、コラム記事などを執筆しています。