PS VitaのHomebrew導入がさらに便利に! 『VitaForge』v0.1.8でプラグインの直接インストールに対応

PS VitaのHomebrew導入がさらに便利に! 『VitaForge』v0.1.8でプラグインの直接インストールに対応

PS Vita向けのHomebrew管理ツール『VitaForge』の最新版となるv0.1.8が、開発者のjosephinoo氏によって2026年10月25日に公開されました。10月23日に公開されたv0.1.7に続くアップデートで、今回はプラグインをアプリ内から直接インストールできる機能が追加。さらに、ゲームデータの展開やダウンロード時の処理も見直され、Homebrewの導入をよりスムーズに行えるようになっています。

●『VitaForge』v0.1.8リリースノート・配布先(開発者GitHub)
https://github.com/josephinoo/vitaForge/releases/tag/v0.1.8

●『VitaForge』プロジェクトページ
https://github.com/josephinoo/vitaForge

プラグインも直接インストールできるように!

『VitaForge』は、PS Vita向けに公開されているHomebrewを探し、ダウンロードやインストールが行える非公式のアプリです。カタログの検索やインストール済みアプリの検出、自身のアップデート確認などにも対応しています。

今回のv0.1.8で大きく変わったのが、プラグインのインストール機能です。従来、PS Vitaにプラグインを手動で導入する場合は、対応するファイルを本体へコピーし、taiHENの設定ファイルに読み込み先を記述するなどの作業が必要でした。慣れてしまえば難しい作業ではないものの、ファイルの配置場所や設定を間違えると、うまく動かないこともあります。

今回の更新では、対応するプラグインを『VitaForge』から直接インストールできるようになりました。導入先に応じてux0またはur0側のtaiHEN設定に登録する仕組みとなっており、インストール後には本体の再起動を促す案内も表示されます。少なくとも対応プラグインについては、こうした設定作業の一部をアプリ側に任せられるというわけです。

リリースノートでは、対応例として『Wi-Fi Turbo』と『LiveArea NoLimits』が挙げられています。また、動作確認中のプラグインについては、インストールに失敗する代わりに案内メッセージを表示するよう変更されています。ただし、すべてのプラグインを自動で導入できるという意味ではなく、動作についても使用している環境に左右される点には注意が必要です。

ゲームデータの展開処理も高速化

もうひとつの変更点が、ダウンロードとZIPファイルの展開処理の改善です。v0.1.8ではZIPファイルを順次読み込みながら展開する仕組みを採用し、これまで表示されていた「Preparing extraction(展開の準備中)」の長い待ち時間を減らしています。とくに、追加のゲームデータを含むHomebrewをインストールするときに恩恵がありそうです。

さらに、ダウンロードしたデータを確認するためのMD5チェックを、ダウンロード処理と並行して実行するようになりました。こちらも、ダウンロード後に発生する確認作業の待ち時間を減らすための変更です。ただし、具体的に何秒短くなるのかといった数値は公表されておらず、MD5チェックによって配布ファイルの安全性そのものが保証されるわけではありません。

アイコンや表示内容も改善。日本語対応は未確認

インターフェースにもいくつか手が加えられています。たとえば、追加のゲームデータを含むアプリには専用のバッジを表示。プラグインのタイルでは、従来の灰色の仮アイコンを表示しないようになりました。ほかにも、アイコンのデザインやインストールの進行状況、通知などが改善されています。

言語については、英語、スペイン語、フランス語、イタリア語、ポルトガル語の翻訳が提供されています。一方、今回のリリースノートに日本語対応の記載はありません。

なお、『VitaForge』はソニーの公式アプリではなく、Homebrewを利用できる環境を整えたPS Vitaが必要です。公式GitHubでは『VitaForge』のVPKファイルをダウンロードし、『VitaShell』を使って本体へ転送・インストールする手順が案内されています。今回は当サイトでv0.1.8の実機検証を行っていないため、プラグインの導入前には対応条件を確認し、既存の設定にも注意しておきましょう。

PS VitaでHomebrewを使ってみると、導入するアプリによっては追加データやプラグインの設定に手間取ることもあります。そうした作業が少しずつアプリ内で完結するようになっていくのは、ありがたいところですね。

ちなみに、当サイトでは改造したPS VitaでエミュレーターやPort版を動かしてみたコラムも公開しています。Homebrew環境でどのようなことができるのか気になる人は、こちらもチェックしてみてください。

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