ネオジオポケットカラー向けに、都市を建設したり、技術を研究したりしながら文明を発展させていくストラテジーゲーム『Civilisation Pocket for NGPC』が、2026年10月23日に公開されました。開発を手がけているのはChris Ahchay氏で、現在は2MBのゲームファイルをダウンロードすることができます。
本作は、古代から現代に至るまで文明を発展させ、ほかの文明と争いながら生き残りを目指していくゲームです。いわゆる『Civilization』のような文明育成ゲームをネオジオポケットカラーで実現しようという作品ですが、既存のゲームをそのまま移植したものではありません。作者によると、ネオジオポケットカラーのハードウェアの制約に合わせて、一から開発しているとのことです。
●『Civilisation Pocket for NGPC』作品ページ・ダウンロード
https://ahchay.itch.io/civilisation-pocket-for-ngpc
入植者からスタート! 都市を建設して文明を発展させよう
ゲームは、ひとりの入植者とひとつの軍事ユニットを持った状態からスタートします。入植者はマップ上を移動して都市を建設することができ、都市の名前は自動的に割り当てられます。
軍事ユニットは、マップを探索するだけではなく、防御態勢を取ったり、休息して体力を回復させたりすることも可能です。ただし、休息中に攻撃を受けると防御力が低下するほか、防御態勢を解除するには1ターン必要になるなど、状況に合わせた判断が求められます。
また、ユニットのメニューで「Option」を押すと、文明全体を管理する画面に切り替わります。こちらでは都市の管理に加えて、住民を労働者として配置したり、働いていない住民を専門家に割り当てたりすることができます。
さらに、研究する技術の選択や税率の調整なども可能です。単にマップ上でユニットを動かすだけではなく、都市の運営や研究を通じて文明を発展させていく仕組みが用意されているところが、本作の特徴といえるでしょう。


現時点では開発途中。未実装の要素もあり
『Civilisation Pocket for NGPC』は、現在も開発が進められている作品です。作者は、すでにゲームとして遊べる状態にはなっているものの、実装されている内容はまだ限定的であると説明しています。
現時点では、文明の管理画面や労働者の配置、専門家の割り当て、研究の管理といった機能が動作しています。一方で、軍事ユニットの種類や都市に建設できる施設は、まだ一部しか実装されていません。
また、ゲームオーバーの判定も未実装となっています。そのため、すべての都市とユニットを失ってしまった場合でもゲームが終了せず、ほかの文明のユニットが行動する様子を眺めるだけの状態になってしまうそうです。
こうした部分については、今後の開発によって変更される可能性があります。


2MBのゲームファイルを配布中! 今後の進化にも期待
『Civilisation Pocket for NGPC』は、itch.ioの作品ページで公開されています。ダウンロードできるファイルは『CIVILISATION.ngp』で、容量は2MB。配布方式は「Name your own price」となっており、任意の金額で開発者を支援することもできます。
なお、作品ページにはHTML5の表記もありますが、ダウンロード用に提供されているのはネオジオポケット向けの.ngpファイルです。当サイトでは、実機や個々のエミュレーターでの動作確認は行っていません。
また、本作は個人開発者による非公式作品であり、『Civilization』シリーズの正式な移植作品ではありません。作者は制作過程でAIやLLMを使用していないことも明記しています。
ネオジオポケットカラーのような小さな携帯ゲーム機で、都市の建設から技術研究、軍事ユニットの管理まで行えるというのは、なかなか興味深い試みではないでしょうか。
まだ開発途中ではあるものの、文明育成ゲームならではの「あと1ターンだけ」という感覚を目指しているという本作。今後どこまで機能が充実していくのか、引き続き注目していきたいところです。


















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