ゲームボーイアドバンスで『スマブラ』風の対戦! 『Super Smash Land: GBA Port』の初版が公開

ゲームボーイアドバンスで『スマブラ』風の対戦! 『Super Smash Land: GBA Port』の初版が公開

EmCamsito氏は2026年10月22日、ゲームボーイアドバンス(GBA)向けの『Super Smash Land: GBA Port』の初版を公開しました。本作は、Dan Fornace氏が制作したPC向けのファンゲーム『Super Smash Land』を、GBA向けに移植したもの。ゲームボーイ風のグラフィックで『大乱闘スマッシュブラザーズ』のような対戦が楽しめる作品が、実際のGBAでも動くようになりました。ゲームデータは無料で配布されています。

●『Super Smash Land: GBA Port』配布ページ
https://emcamsito.itch.io/super-smash-land-port-for-gba

●開発者による初版公開のお知らせ
https://emcamsito.itch.io/super-smash-land-port-for-gba/devlog/1721862/first-release-of-super-smash-land-for-gba

ゲームボーイ風のPCゲームをGBA向けに移植

元となった『Super Smash Land』は、ゲームボーイ風のドット絵や演出が特徴のPC向け対戦アクションゲームです。任天堂の『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズをモチーフにしていますが、もともとゲームボーイ用に発売された作品ではありません。

今回のGBA版は、そのPC向け作品のプログラムを解析し、C言語で書き直すことで移植したものです。開発者はフラッシュカートを使用し、GBA実機での起動も確認しています。なお、本作は非公式・非営利のファンプロジェクトであり、任天堂や元作品の開発者が公式に関与したものではありません。

6人のファイターと3つのゲームモードを収録

登場するファイターは、マリオ、カービィ、リンク、ピカチュウに、ゲームを進めることで使用できるロックマンとシャワーズを加えた6人。ゲームモードは『アーケード』『エンドレス』『対戦』の3種類が用意されており、ステージも11種類収録されています。このうち6ステージは、条件を満たすことでアンロックできる仕組みです。

GBA版では、対戦中にSELECTボタンを押すことで画面の表示方法を切り替えることもできます。ステージ全体を表示する等倍モードのほか、ファイターを追いかける2倍表示、実験的に実装された1.33倍の固定表示を用意。また、SRAMを利用したセーブに対応しており、オプションから手動で保存できるほか、アーケードモードのクリア時やアンロック時などには自動保存が行われます。

GBA実機で遊ぶにはフラッシュカートが必要。通信対戦はベータ版

配布ページでは、GBA向けの『.gba』ファイルを含む圧縮ファイルが公開されています。PCで遊ぶ場合はGBAエミュレーターの『mGBA』が推奨されており、GBAやゲームボーイアドバンスSPの実機で遊ぶ場合は、ゲームデータを読み込めるフラッシュカートが必要です。開発者は、フラッシュカートのSDカードに『.gba』ファイルをコピーして起動する方法を案内しています。セーブ方式の指定が必要な場合は、SRAMを選択します。

当サイトでは以前、GBA向けフラッシュカート『EverDrive GBA PRO』の実機レビューを掲載しています。ただし、こちらの製品で『Super Smash Land: GBA Port』が動作することを確認したわけではありません。

対戦モードでは、GBA用通信ケーブルを使った2~4人でのプレイもベータ機能として実装されています。利用するには人数分のGBA本体とフラッシュカート、同じバージョンのゲームデータ、GBA用通信ケーブルが必要とのこと。ただし、開発者が動作を確認しているのは『mGBA』上での通信対戦のみで、実機同士をケーブルで接続した場合の動作はまだ検証されていません。

このほか、カスタムファームウェア環境のニンテンドー3DS/2DS向けに『.cia』形式のデータも配布されています。いずれも初版のため、開発者は不具合の報告を呼びかけています。ゲームボーイ風のPCゲームを実際のGBAに持ち込んだ今回の移植ですが、通信ケーブル対戦が実機でも正常に動作するかどうかは、今後の検証を待つことになりそうです。

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