初代『ソニック』のグリーンヒルゾーンが『8番出口』風に! 異変を探すROMハック『The Green Hill 8』が公開

初代『ソニック』のグリーンヒルゾーンが『8番出口』風に! 異変を探すROMハック『The Green Hill 8』が公開

2026年10月23日に開幕した『Sonic Hacking Contest 2026』で、メガドライブ版『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』をベースにした非公式ROMハック『The Green Hill 8』が公開されました。制作を手がけたのはSelbi氏で、コンテストの公式エントリーページからダウンロードすることができます。

本作は、初代『ソニック』でおなじみのグリーンヒルゾーンに、インディーゲーム『8番出口』の仕組みを取り入れた作品です。ステージをスピーディーに駆け抜けるのではなく、いつもと違うところがないかを注意深く観察しながら進んでいきます。

●『The Green Hill 8』公式エントリー・ダウンロードページ
https://shc.zone/entries/contest2026/1440

●『Sonic Hacking Contest 2026』公式サイト
https://shc.zone/

異変があれば左へ、なければ右へ! グリーンヒルゾーンが観察ゲームに

舞台となるのは、グリーンヒルゾーンのAct 1でおなじみの冒頭部分です。何度も同じような場所を通りながら、目の前の光景に異変が紛れ込んでいないかを見極めていきます。

ルールはシンプルで、異変を見つけた場合はすぐに左へ戻り、何もおかしなところがなければ右へ進みます。最終的には異変のないグリーンヒルゾーンのAct 8を通って脱出することが目標です。

通常の『ソニック』では、敵や障害物をかわしながらゴールを目指しますが、本作で求められるのはステージをよく見て、違いに気付くこと。普段なら勢いよく通り過ぎてしまう場所で、立ち止まって周囲を確かめるという、これまでとはまったく違った遊び方になっています。

おなじみのリングや敵にも異変が? 怖さだけではない奇妙な演出

公開前の予告映像では、敵キャラクターをそのまますり抜けてしまったり、リングがソニックから離れるように動いたりと、通常の『ソニック』では起こらない現象が紹介されています。見慣れたグリーンヒルゾーンだけに、ちょっとした違和感でも気になってしまいそうです。

作者のSelbi氏は、日本のコタケクリエイトが手がけた『8番出口』から直接影響を受けたと説明しています。ただし、『ソニック』の色鮮やかな世界観に合わせ、ホラーや不気味さよりも、奇妙でコミカルな演出を多く取り入れているそうです。

ちなみに、制作期間は約1か月とのこと。雰囲気を演出する環境音も用意されていますが、こちらはポーズメニューからオン・オフを切り替えることができます。具体的な異変については、実際に探す楽しみを残すためにも、ここではこれ以上触れないでおきます。

通常の4:3版と16:9ワイド版を配布。エミュレーターの対応には注意

『The Green Hill 8』は、『Sonic Hacking Contest 2026』の公式エントリーページで配布されています。通常の4:3版に加えて、16:9のワイド画面に対応したバージョンも別途ダウンロード可能です。

ワイド画面版については、作者が『ClownMDEmu』のWidescreen Hackを10に設定して遊ぶ方法を例として挙げています。ただし、こちらはコンテストの応募締め切りが延長された際に追加で制作したもので、通常版ほど十分にテストされていません。作者は、調整とテストが行き届いた4:3の通常版を推奨しています。

また、エミュレーターによっては正常に起動しない場合もあるようです。作者によると、『Regen』では動作しないとの報告がある一方、『Gens』『Kega』『BlastEm』『ClownMDEmu』、およびメガドライブ実機では動作を確認しているとのこと。起動時にチェックサムエラーが表示される場合は、別のエミュレーターを試すよう案内しています。なお、これらは作者が報告している動作状況であり、当サイトで実機検証したものではありません。

『The Green Hill 8』は、セガの公式作品ではなく、ファンが制作した非公式ROMハックです。何度も遊んできたグリーンヒルゾーンが、走り抜ける場所から異変を探す場所に変わるという発想がユニークですね。初代『ソニック』の光景をどこまで覚えているか、試してみたくなる作品ではないでしょうか。

via.The Sonic Stadium

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