BenQより、Steam DeckなどのゲーミングUMPCの映像を大画面に出力できるモバイルドック『beCreatus GR10』をレビュー用にご提供していただきました。本機は、いわゆるスタンド型のドックとなっていますが、普段はコンパクトに畳んで持ち歩くことができるというのが最大の特徴です。
参考までに、アマゾンで販売されている価格は1万7900円とかなり高価な部類に入る商品となっていますが、それに見合うだけの満足度が得られるアイテムとなっています。ということで、こちらでは、そのレビューをお届けします。
●Amazonリンク
https://www.amazon.co.jp/dp/B0CB5CRZ5T
●公式サイト
https://benqurl.biz/retrogame_gr10
●キャンペーンページ
https://benqurl.biz/beCreatus_jp_campaign
コンパクトにまとめられた7in1モバイルドック
この『GR10』は、ざっくり7種類のポートが1台にまとめられています。まずは本体側面に収納されたUSBケーブルから。こちらは、Steam Deckとの接続などゲーミングUMPCと接続するためのケーブルです。頭にL字型のUSB Type-Cコネクターが付けられていますが、こちらは自由に着脱が行えるようになっています。
本体背面側には、ズラリとポートが並んでいます。一番左端のUSBポートは主に電源供給用に使用するもので、Steam Deckに付属しているアダプターなどをこちらに接続します。これにより、本体への電源も供給することが可能になります。
実際にこちらの『GR10』とSteam Deckを接続してみましたが、それぞれのケーブル類が鑑賞することなくすっきりとまとめることができます。ちなみに、『GR10』で対応しているHDMIは2.1なので、デバイスによっては最大4K120Hzでの映像を出力することができます。
なにげに便利なのがLANポートです。こちらは2.5Gbpsまでサポートされているので、高速でインターネットを利用したいときなどに活用することができます。
キーボード&マウスによる操作にも対応
入力用のUSBポートとしては、Type-Aがふたつ利用出来ます。こちらにコントローラーを接続することができるほか、マウスやキーボードといったデバイスも接続して使うことができました。
とくにSteam Deckの場合、ベースがLinuxということもあり、デスクトップモードを利用するときは、なにかとキーボードがあったほうが便利です。もちろんバーチャルキーボードのようなものでも代用できますが、物理的なキーボードの操作感と比べると大きく劣ってしまいます。
また、昔のPCゲームにはコントローラーで操作するよりも、マウスとキーボードでプレイしたほうが遥かに遊びやすい作品も数多く存在します。そうしたゲームをプレイするときにも便利です。
ゲーミングUMPC以外でも使える!
この『GR10』で利用出来るデバイスは、Steam Deckなどに代表されるゲーミングUMPCだけではなく、「DP Altモード」に対応したデバイスならば、概ね使うことができます。たとえば、一部のAndroid端末やiPhone 15などがそれらに該当します。また、PCやMacなどのパソコンも、HDMI出力するときに利用することが可能です。
今回のテストでは、たまたまAnbernicの携帯ゲーム機である『RG406H』があったので、そちらを接続してみました。この『RG406H』は、Android 13を搭載したマシンとなっており、DP Altモードにも対応しています。
さすがにドックと直付けしてしまうとゲームプレイが難しくなってしまうのでUSB Type-Cの延長ケーブルを利用してみましたが、問題なく映像の出力とゲームを遊ぶことができました。
利用用途は無限大! 1台もっておいて損はなし
ということで、ざっくりと『GR10』の性能をチェックしてみました。これまでSteam Deck用のドックとしては、サードパーティ製のものをいくつか使ってきましたが、それらと比較してもコンパクトで邪魔にならないので、普段使いしたくなるようなものとなっています。
また、Steam Deckに限らず、将来新しいデバイスが登場したときに、ドックが使えるのか確かめたいといったときにも活躍してくれそうです。これ1台あれば、とりあえずドックで必要になる機能はほぼまとめられているので、気になる方はチェックしてみることをオススメします!
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