Anbernicより発売されたばかりの新型携帯ゲーム機『RG406H』のサンプルを、レビュー用に提供していただきました。本機はOSにAndroid13を搭載。解像度960×720の4インチIPS液晶を搭載しており、カラーバリエーションはブラック、ホワイト、クリアパープルの3色がラインナップされています。今回はその中から、ブラックを送っていただきました。
余談ですが、今回の『RG406H』が登場したことで、今年同社が発売したマシンは二桁になったのだとか。つまりほぼ毎月新しいマシンを出しているのに近い状態というわけですね。そうしたこともあり、若干どのマシンを選べばいいのかよくわからないという人もいるかもしれません。
Anbernicのマシンは、大きく分けてふたつの層に分類することができます。ひとつはCPUに「H700」を搭載したマシンで、もうひとつは今回の『RG406H』のようにCPUに「Unisoc T820」を搭載したものです。前者はPS1やPSPあたりまでがプレイ可能で、後者はもっとハイエンドなPS2やセガサターン、3DSといったゲームにも対応しています。
ということで、こちらの記事では『RG406H』のレビューをお届けします。
『RG406H』のスペック
『RG406H』のスペック自体は、ほかの「Unisoc T820」を採用したマシンとそれほど大きな違いはありません。七色に光っているジョイスティック部分は、ドリフトが発生しないホールジョイスティックが採用されています。
今回はブラックを入手しましたが、こちらはシックな色合いでなかなか見た目もクールです。ボディ全体もマットに仕上げられており、肌触りも含めて高級感があるマシンとなっています。手に持った感じはずしりと重く感じることはなく、これならある程度長時間遊んでいても疲れることはなさそうです。
ちなみにUSBは充電用として使用するだけではなく、DP Altモードにも対応しているため、USB Type-CとHDMI変換ケーブル等を使用して外部ディスプレイに映像を出力することもできます。
CPU | Unisoc T820 プロセッサ |
GPU | Quad-core Mali-G57(850MHz) |
メモリー | 8GB LPDDR4X |
内蔵ストレージ | 128GB |
バッテリー | ポリマーリチウム電池5000mAh |
カラーバリエーション | ブラック/ホワイト/クリアパープル |
OS | Android 13 |
専用ケースも販売
今回は本体と一緒に専用ケース『ANBERNIC 保護カバー RG 406H 用』もご提供していただきました。デザインはシンプルですが、ジャストフィットで本体を収納しておくことができるので、普段外に持ち歩くことが多い人はこちらも合わせて入手しておくことをオススメします。
●ANBERNIC 保護カバー RG 406H 用
1599円
ゲームプレイチェック
ということで、今回は主にPS2とドリームキャスト、セガサターン、ゲームキューブあたりのゲームを中心に動作をチェックしてみました。快適に動くかどうかはタイトルにもよるという印象ではありますが、これらのエミュレーターを動かした印象では概ねストレスなく遊べる物が多くあったという感じです。
特に自分が遊びたいゲームがこの辺りの機種に集中しているならば、本機をチョイスしてみるのもいいのではないでしょうか?
うーむ、わかってはいたことだが、いずれもキビキビ動くな。スーパーファミコンはなぜが画面が小さく映るようじゃが、まぁ、これはこれで許容範囲と言えるじゃろう。
ししよー! ってことで、いろいろなゲームを遊んでみましたがいかがですか?