Brookから発売されているワイヤレス対応のゲーミングヘッドフォン『Brook ワイヤレスヘッドセット』をご提供していただいたので、今回はそのレビューをお届けします。
●『Brook ワイヤレスヘッドセット』アマゾンの販売ページ
こちらの『Brook ワイヤレスヘッドセット』は、PS5やPS4、Nintendo Swtich、PC、Macに対応したアイテムです。最大の特徴は、2.4GHzのワイヤレス接続に加えて、有線でも利用できるところ。後ほど触れますが、これらは微妙に性格が異なるものとなっているため、そのときどきの利用シーンに合わせて切り替えて使い分けることもできます。
同梱物は、ヘッドフォン本体のほか、収納用のポーチ、交換用のイヤーパッド、3.5mmオーディオケーブル、充電用のUSBケーブル、着脱可能なマイク、クイックガイド、ワイヤレスアダプターといった感じです。
こうしたゲーミングヘッドセットでは、ドライバーソフトなどが付属している場合がありますが、こちらの商品にはそうしたものは付属しておらず、ダウンロードして入手するといった必要もありません。
つまり、箱から取り出してすぐに利用することができるというわけですね。その代わりといってはなんですが、音のイコライジングや7色のに光るヘッドフォンのLEDなど、細かい調整もできません。そのため、あまりそうした細かいことにこだわらずに、とにかくすぐに使いたいという人向けの製品といえます。
ヘッドフォン自体の付け心地ですが、側圧が強すぎるという意見も見かけたものの、実際に付けた感じでは、そこまでではないという印象です。結構大きめのイヤーパッドが付けられているため、耳も優しくガードしてくれます。ただし、長時間使用していると蒸れてくることがあるかおしれないため、適度に外したほうがいいかもしれません。
ワイヤレスも有線も挿すだけですぐに使える!
実際の使い方は至ってシンプルです。有線で利用する場合は、付属の有線ケーブルを、ヘッドフォンとゲーム機に接続することで、そのまま利用することができます。ワイヤレスで利用するときもほぼ同様にシンプルなものとなっています。
こちらは、ワイヤレスアダプターをゲーム機のUSBに挿し、ヘッドフォンの電源ボタンを押すだけです。ペアリングなど特別なそうさもなく、すぐに利用することができます。
ちなみにヘッドフォンとして対応を謳っているゲーム機はPS5やNintendo Switchですが、そちらに繋げてもあまりおもしろくないということで、今回はあえてSteam Deckに接続してみました。
有線の場合は先ほども触れましたが、ケーブルでヘッドフォンとSteam Deckに挿すだけですぐに使えました。ワイヤレスは純正ではなくサードパーティ製のドッグで使ってみましたが、こちらも特になんの設定もなく、すぐに利用できました。
有線と無線で音の聞こえ方が変わる?
今回はSteam Deckで『DIRT 5』を起動して検証してみましたが、驚いたのは有線と無線とでは音の聞こえ方がまったく違っていたというところでした。有線で接続したときは、特に低音がものすごく強い印象です。
『DIRT 5』では、車のエンジンのサウンドや車両同士がぶつかる音などが、ずんずん響いてきて、かなり臨場感が溢れるものとなっていました。一方、無線で接続したときは、そこまでの低音感はなく、どちらかというと回りの音が聞こえやすくなるといった印象です。
コース上で音楽が聞こえてくるポイントがあるのですが、場所によっても聞こえ方が変化します。音が360度のどこから聞こえてくるのかわかりやすいといった感じですね。有線ではたしかにそうした音も聞こえるものの、低音の迫力があり、逆にほとんど意識しなくなります。
どちらがいいとか悪いという話ではありませんが、TPOに合わせて切り替えながらたのしむというのもありなのではないでしょうか。
この『Brook ワイヤレスヘッドセット』は、アマゾンで9980円で販売中です。お手軽に有線と無線で両方使いたいという人は、1度チェックしてみてください。
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