ここのところAnalogue Pocket(アナログポケット)のアップデートが多かったこともあり、細かいチェックをすることが多かったのですが、そこで発見したのがバグだと思っていたのが実は吸い出したROMが悪かったというものです。
以前、MiSTer FPGAのNES(ファミコン)コアをチェックしていたときに、どうにもうまく表示ができなかったのが『ファミリーテニス』や『ファミリーボクシング』など、いわゆるナムコのファミリー系ゲームでした。これはきっとコアの完成度がいまいちなんだなとずっと思い込んでいたのです。
その後、つい最近このMiSTer FPGAのコアから移植されたAnalogue Pocket用のNES(ファミコン)コアでも同様の症状を発見。これは移植したものなので予想はついていたことですが……念のため、『カートリッジリーダー V3-ALTER』でROMを吸い出し直してみたところ、なんとファミリー系の画面のバグがウソのように治ってるではありませんか!?
さらに、MiSTer FPGAのNES(ファミコン)コアでもやはり問題ないことを確認。やはり、これらはROMが悪さをしていたことがわかりました。
そうした投稿をツイッターで行っていたところ、レトロフリークでも同様に画面がバグるという情報を耳にすることに。そこで気になったのが、レトロフリークのROMも本機で吸い出したものではなく『カートリッジリーダー V3-ALTER』で吸い出したものと置き換えたらどうなるのか? ということでした。
まずはレトロフリークで『ファミリーテニス』、『ファミリーボクシング』、『ファミスタ』、『ファミリーサーキット』を読み込ませてみることに。ここで不具合が発生したのは『ファミリーテニス』のみでした。そこで、このソフトのROMを、『カートリッジリーダー V3-ALTER』で吸い出したものと入れ替えてみたところ、なんと画面のバグがなくなり、問題なく遊べることを発見!


う~ん、まさかそんなことがおこるとは。もし、他にもソフトに不具合があるときは、一旦別の環境で吸い出したものと入れ替えてチェックしてみるということも大事なのかもしれませんね。