GDEMUのファームウェアが5.20にバージョンアップ。『エターナルアルカディア』と『バイオハザード CODE:Veronica』の不具合を解決

GDEMUのファームウェアが5.20にバージョンアップ。『エターナルアルカディア』と『バイオハザード CODE:Veronica』の不具合を解決

Deunan Knuteは、ドリームキャスト用光学ドライブエミュレーター『GDEMU』において、最新ファームウェアアップデートをリリースしました。

前回ファームウェアの5.15をリリースしてから、実に3年ぶりとなる今回のアップデート。5.20では、いくつかのタイトルのバグに対応。GDEMU.INIを編集することで、デバイスの読み取り速度を手動で遅くする機能も追加されました。

不具合があったタイトルは、『エターナルアルカディア』と『バイオハザード CODE:Veronica』の2本。『エターナルアルカディア』は、オープニングムービーが最後まで再生された直後に、ユーザーが手動でスキップしない限りゲームがフリーズするという問題がありました。

また『バイオハザード CODE:Veronica』は、DISC2のパズルが、チートコードを使用して回避しなければ解決できませんでした。

ファームウェア5.20.0および5.20.1にある新機能のリストは次のとおりです。

・CD-XAメディアのゲーム検出の修正
・システムコードの更新
・『エターナルアルカディア』および『バイオハザード CODE:Veronica』の自動タイミングプロファイル
・GDEMU速度を手動で制限する新しいINIオプション

古い『GDEMU』を更新仕様とすると不具合が発生することがあるようですが、数日以内に新たなアップデータの新バージョンのリリースに取り組んでいるそうです。

●Imbrium, contd. – GDEMU
https://gdemu.wordpress.com/2020/05/25/imbrium-contd/

●GDEMUの更新ファイル
https://gdemu.wordpress.com/firmware/updating-gdemu/

Via.RetroRGB

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高島おしゃむ
ライター/編集者。コンピューターホビー雑誌「ログイン」の編集者を経て、1999年よりフリーに。 現在はゲームやホビー、IT、XR系のメディアを中心に、イベント取材やインタビュー、レビュー、コラム記事などを執筆しています。