Xbox 360版『Civilization Revolution』をPCで動かす! 非公式移植プロジェクト『ReRevved』v0.5.1公開

Xbox 360版『Civilization Revolution』をPCで動かす! 非公式移植プロジェクト『ReRevved』v0.5.1公開

Xbox 360版『Sid Meier’s Civilization Revolution』をWindows PCで動作させる非公式プロジェクト『ReRevved』の最新版となるv0.5.1が、2026年10月25日に公開されました。開発を手掛けているのはReRevvedRecompで、前日の10月24日にはv0.5.0も公開されています。

本プロジェクトは、一般的なXbox 360エミュレーターとは異なり、ゲームプログラムをPC向けに再コンパイルすることで動作させるものです。すでにWindows向けの実行ファイルが配布されており、Xbox 360版のゲームデータを別途用意することで、PC上で起動できる仕組みが用意されています。

なお、今回公開されたv0.5.1については、GitHubのリリースページに詳しい変更内容が記載されていないため、具体的な修正点などは明らかになっていません。

●ReRevved v0.5.1(GitHub Releases)
https://github.com/ReRevvedRecomp/rerevved/releases/tag/v0.5.1

●ReRevved GitHubリポジトリ
https://github.com/ReRevvedRecomp/rerevved

Xbox 360版『Civilization Revolution』をPCで動かす非公式プロジェクト

『Sid Meier’s Civilization Revolution』は、PCを中心に展開されてきた人気ストラテジーゲーム『Civilization』シリーズを、家庭用ゲーム機向けに再構成した作品です。プレイヤーは文明を発展させながら、軍事や科学、文化などを通じて勝利を目指していきます。

今回紹介する『ReRevved』が対象としているのは、そのXbox 360版です。本プロジェクトで特徴的なのが、Xbox 360本体の動作環境をPC上で再現する一般的なエミュレーターとは異なる方式を採用しているところです。

『ReRevved』では「静的再コンパイル」と呼ばれる技術を使用し、Xbox 360向けに作られたゲームプログラムをPCで実行できる形に変換しています。これにより、Xbox 360全体をエミュレーションすることなく、Windows上でゲームを動作させることを目指しています。

Windowsでの起動にはXbox 360版のゲームデータが必要

『ReRevved』のWindows版は、Windows 10またはWindows 11の64ビット環境を対象としており、Direct3D 12に対応したGPUが必要です。

導入方法は、GitHubのリリースページからWindows向けのZIPファイルをダウンロードし、任意のフォルダーに展開します。その後、付属する『rerevved.exe』を実行し、Xbox 360版のゲームデータを指定するという流れです。

ゲームデータはISO形式のほか、展開済みのフォルダーにも対応しています。後者の場合は、Xbox 360用の実行ファイル『default.xex』と『Resource』フォルダーが必要です。

また、ゲーム本体のデータに加えて、バージョン1.3のタイトルアップデートも用意する必要があります。初回起動時には、画面の案内に従ってこれらのファイルを指定します。

ただし、配布されている『ReRevved』にはゲーム本体のデータは含まれていません。利用するには、自分で適法に入手したXbox 360版『Sid Meier’s Civilization Revolution』のデータを別途用意する必要があります。

Linux版も実験的に公開。オンラインプレイやMODにも対応

『ReRevved』ではWindows版に加えて、Linux x64向けのビルドも用意されています。ただし、こちらは実験的な位置付けとなっており、Windows版と同等の動作が保証されているわけではありません。

また、開発者のドキュメントでは、オンラインプレイやMODに関する機能も紹介されています。

オンラインプレイについては、プレイヤー側で用意したリレーサーバーを介して接続する方式が採用されています。これはXbox Liveに接続するものではなく、独自の仕組みを利用してプレイヤー同士が対戦するためのものです。

MODについてはLuaを利用した仕組みが用意されており、配布パッケージに含まれるMODや、互換性のある独自のMODを利用できます。ゲーム中にF2キーを押すことでMODマネージャーを開くことができ、使用するMODの有効・無効などを設定可能です。

このほか、F1キーから設定画面を開くことができ、コントローラーのキー割り当てを変更する機能なども用意されています。

公式PC移植ではない点に注意

『ReRevved』は、Firaxis Gamesや2K、Take-Two Interactiveなどが提供する公式PC移植ではなく、有志によって開発されている非公式プロジェクトです。

開発者のドキュメントには、インストール手順のほか、各種設定やセーブデータのバックアップ、不具合が発生した場合の対処方法などもまとめられています。

一方で、すべての環境で正常に動作することや、ゲームを最後まで問題なくプレイできることが保証されているわけではありません。当サイトでも実際の動作検証は行っていないため、導入する場合は開発者が公開している情報を確認しておくことをおすすめします。

Xbox 360時代のゲームを、エミュレーターではなくPC上で直接動作させようとする『ReRevved』。オリジナルのゲームデータが必要というハードルはありますが、かつての家庭用ゲーム機向けタイトルを現在のPC環境で楽しむための、興味深い取り組みといえそうです。

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