Vectrexの画面に線画の『DOOM』。UVMC2を使ったプレイ実演が公開

Vectrexの画面に線画の『DOOM』。UVMC2を使ったプレイ実演が公開

YouTubeチャンネル「Arcade Jason」が、Vectrexと追加カートリッジ「UVMC2」を組み合わせて『DOOM』をプレイする実演動画を公開しました。動画は2026年10月6日3時42分(日本時間)に公開されたもので、Vectrexならではの線で描かれたような独特の『DOOM』を見ることができます。

今回の実演で特に目を引くのが、そのビジュアルです。おなじみの『DOOM』の一人称視点はそのままに、壁や敵などがVectrexの画面上で線を中心としたグラフィックとして表現されています。原作とはまったく異なる印象でありながら、『DOOM』らしい画面であることがひと目で分かるユニークな仕上がりです。

Vectrex本体だけで動作しているわけではない

ただし、今回の実演は昔のVectrex本体だけで『DOOM』をそのまま動かしているものではありません。

Arcade Jasonの説明によると、プレイには追加カートリッジの「UVMC2」が使用されています。つまり、Vectrexの特徴的な画面表示と追加ハードウェアを組み合わせた実演という位置付けです。

動画説明欄では、Dani Ferrer Guerrero氏がUVMC2向けに用意したSDKを利用して制作したことも明らかにされています。

また、グラフィックについては一部を手作業で制作し、それ以外については自動的なトレースも利用したと説明されています。その結果、『DOOM』のステージやキャラクターがVectrexらしい線を主体とした姿へと変換されています。

プレイには『DOOM』のWADデータが必要

Arcade Jasonは今回の『DOOM』について実際にプレイ可能であると説明しています。

一方で、音声についてはVectrex本体からではなく、カートリッジ側に用意された音声端子から出力する仕組みとなっています。

さらにプレイするには、ユーザー自身が用意した『DOOM』のWADデータが必要です。今回の動画だけを見て、UVMC2があればすぐに誰でも同じ環境を再現できるというわけではない点には注意が必要です。

現時点では、今回実演されているソフトの一般向け配布先や詳しい導入手順については確認できていません。また、全ステージの動作状況やフレームレートなどについても、今回の動画だけでは判断できません。

もちろん、これは『DOOM』の権利元による公式Vectrex版の発表でもありません。

それでも、1980年代のVectrexが持つ独特の画面表現と『DOOM』を組み合わせた見た目のインパクトはかなり強烈です。さまざまな機器で動かされてきた『DOOM』ですが、線を主体とした画面で遊ぶ姿は、またひと味違ったものとなっています。

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