Retro RemakeのTaki Udon氏は2026年10月5日、PlayStation/PlayStation 2などで利用できる多機能メモリーカード『SuperStation Memory Card(以下、SSMC)』を使い、『DOOM』を動作させるデモを公開しました。
SSMCについては当サイトでも9月30日に紹介しており、SuperStation One、PlayStation、PlayStation 2のセーブデータを扱えるメモリーカードとして発表されています。しかし今回のデモで目を引くのは、本来セーブデータを保存するためのメモリーカード自体でゲームを動かしているところです。
Taki Udon氏は投稿の中で『DOOM』のほか、Arduboy向けゲームやゲームボーイエミュレーターについても言及しています。
●SSMC Founders Edition
https://retroremake.co/products/ssmc
●SSMC Lite Edition
https://retroremake.co/products/ssmc-lite
メモリーカードそのものが小型ゲーム機のように
SSMCには128×64ピクセルのOLEDと6個のボタンが搭載されており、公式の商品説明ではArduboyとのデュアルブートにも対応するとされています。
Arduboyは小型ディスプレイとボタンを備えた携帯型ゲーム機プラットフォームで、SSMCではこうした仕組みを利用して、通常のメモリーカードとは異なる使い方もできるようになっています。
今回投稿された映像では、その応用例として『DOOM』が実際に動作している様子が披露されました。さらにTaki Udon氏はゲームボーイエミュレーターについても触れており、単なるセーブデータ保存用デバイスにとどまらない方向性が示されています。
ただし、今回動作している『DOOM』の具体的な実装や配布方法、原作との違い、動作速度などについては明らかになっていません。また、ゲームボーイエミュレーターについても対応タイトルや互換性などは不明です。
本来はPS1/PS2などのセーブデータを扱うメモリーカード
SSMCは、Retro Remakeが展開するSuperStation Oneのほか、初代PlayStationやPlayStation 2で使用できる多機能メモリーカードです。
9月30日の発表時点では、仮想メモリーカードやGame ID、FreePSXBoot、OPL MMCEなどへの対応に加えて、Arduboyとのデュアルブート機能も明らかにされていました。
そのため、メモリーカード上でゲームを動かせること自体は以前から示されていましたが、今回新たに『DOOM』の実演とゲームボーイエミュレーターへの言及が加わった形です。
なお、これらは『DOOM』の権利元やソニーが提供している公式機能ではありません。
Founders Editionは25ドル、Lite Editionは20ドル
公式商品ページでは、SSMCの「Founders Edition」が25米ドル、「Lite Edition」が20米ドルと案内されています。
両モデルとも128×64ピクセルOLED、6個のボタン、Arduboyとのデュアルブート対応が記載されています。また、Founders Editionには110mAhの充電池とスピーカーが搭載されるとされています。
ただし、今回披露された『DOOM』やゲームボーイエミュレーターが、両モデルで同じ条件で利用できるかどうかは確認できていません。
記事作成時点では、Retro Remakeの公式商品ページはいずれも「Sold out」と表示されており、購入可能な状態は確認できませんでした。販売開始後に完売したのかどうかや、再入荷時期、日本向けの送料や発送時期なども不明です。
セーブデータを保存するためのメモリーカードでありながら、ディスプレイとボタンを備え、さらに『DOOM』まで動かしてしまうSSMC。今後、ゲームボーイエミュレーターを含めてどのようなソフトが利用できるようになるのかも気になるところです。















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