Commodore 64で毎朝ラジオ体操!無料Homebrew『Radio Taiso 64』公開

Commodore 64で毎朝ラジオ体操!無料Homebrew『Radio Taiso 64』公開

Advancing Developmentは2026年9月5日、Commodore 64向けHomebrewプログラム『Radio Taiso 64』を公開しました。本作は、画面上のスプライトコーチとSID音源によるオリジナル楽曲に合わせて、ラジオ体操第1・第2を実践できるプログラムです。

●Radio Taiso 64 itch.ioページ
https://advancing.itch.io/radio-taiso-64

完成済みのPRG・D64ファイルが配布されており、任意価格方式のため無料でも入手できます。PAL/NTSCの両方に対応しているほか、キーボードまたはジョイスティックで操作できます。

8個のハードウェアスプライトで体操を表現

画面上で体操を行うコーチは、Commodore 64が備える8個のハードウェアスプライトを使用しています。さらに、すね部分のスプライトを多重化することで、合計10パーツの人型を構成しています。

背景では体操の進行に合わせて朝日が明るくなっていきます。またPAL版では画面下側のボーダーを開放し、その領域に英語の動作指示をスクロール表示します。

SID音源によるオリジナル曲を収録

音楽にはSID音源を使用しており、ラジオ体操第1では「Asa no March」、第2では「Hikari no March」が演奏されます。いずれもAdvancing Developmentによるオリジナル曲で、SIDの3音を使って演奏されます。

NHKのラジオ体操で使用されている既存楽曲を再現したものではありません。開発者は、既存曲には著作権があるため使用していないことを明記しています。

テンポは5段階で変更可能

『Radio Taiso 64』は起動時にPAL/NTSCを自動判定します。体操のテンポは80、90、100、110、120パーセントの5段階から選択可能です。

ラジオ体操第1・第2の選択や開始、一時停止などは、キーボードまたはジョイスティックから操作できます。

PRG・D64に加えてソースコードも公開

配布ページでは完成済みのPRGファイルとD64ディスクイメージが公開されています。ソースコードもGitHubで公開されており、ライセンスはMITです。

また、ブラウザ向けの関連版も「radiotaiso.org」で利用できます。

開発時のテストにはVICEを使用

GitHubではVICEを使ったNTSC・PAL環境の自動テストも用意されています。完成済みファイルを利用する場合は、自分でソースコードをビルドする必要はありません。

一方、開発者が一次情報で明記しているテスト環境はVICEで、実機のCommodore 64での動作確認については確認できませんでした。

Claudeを利用してコードを制作

Advancing Developmentは、本作のコード制作にAnthropicのAI「Claude」を利用したことを明記しています。

6510アセンブリ、ハードウェアスプライト、SID音源、ボーダー開放といったCommodore 64の機能を使いながら、ラジオ体操を実践できるプログラムとして仕上げられています。

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