PS5でpFBNeo/pGBA/pGEN/pNES/pSNESが動く!『pEMU 7.2』がPS5に対応

PS5でpFBNeo/pGBA/pGEN/pNES/pSNESが動く!『pEMU 7.2』がPS5に対応

複数のレトロゲームエミュレーターをまとめた「pEMU」の最新版となる「pEMU 7.2」が公開されました。今回のアップデートでは、新たにPlayStation 5(PS5)への対応が追加されています。

●pEMU 7.2
https://github.com/Cpasjuste/pemu/releases/tag/v7.2?utm_source=chatgpt.com

pEMUは、共通のインターフェイスを採用した複数のエミュレーターで構成されているプロジェクトです。今回PS5向けとして用意されたのは、以下の5種類です。公式GitHubのリリースページには、それぞれPS5版のZIPファイルも用意されています。

  • pFBNeo:FinalBurn Neoをベースにしたアーケードゲーム向けエミュレーター
  • pGBA:mGBAを利用したゲームボーイアドバンス向けエミュレーター
  • pGEN:Genesis Plus GXを利用したメガドライブ系エミュレーター
  • pNES:Nestopiaを利用したファミコン/NES向けエミュレーター
  • pSNES:Snes9xを利用したスーパーファミコン/SNES向けエミュレーター

これまでpEMUはWindowsやLinux、Nintendo Switch、PS4、PS Vitaなどに対応していましたが、今回PS5が新たなターゲットとして加わった形です。

pGBAのフィルター機能追加やPS4版の不具合修正も

PS5対応以外にも、pEMU 7.2ではいくつかの変更が行われています。pGBAでは新たにフィルターシステムが有効化されたほか、PS4版で起動時にブラックスクリーンになっていた問題を修正。pGENでは4人プレイ時の入力ルーティングに関する修正に加えて、CUE、CHD、ISO形式のサポートについても修正されています。

このほか、メインのエミュレーション設定が保存されない問題も修正されています。

PS5ならどの本体でも利用できるというわけではない

注意しておきたいのは、今回公開されたPS5版がPlayStation Storeなどからインストールできる一般的なPS5アプリではないという点です。

PS5版pEMUはHomebrewとして動作するもので、JailbreakされたPS5など、非公式アプリを実行できる環境が前提となります。PS5向けHomebrewランチャー「ps5-payload-websrv」の公式ドキュメントでも、BD-JやWebKitを利用してJailbreakされたPS5を対象としており、Homebrewを実行するための環境が必要とされています。

そのため、最新ファームウェアを搭載した通常のPS5を持っていれば、ダウンロードしてすぐに使えるというものではありません。

また、PS5対応を手掛けたJohn Törnblom氏によると、多くのコアはデフォルト設定で比較的良好に動作するものの、pGENについては約30fpsに留まるケースがあるとのこと。現状のSDLポートではOpenGLの描画にCPU上のllvmpipeを利用しているため、フィルターを使用した場合などはパフォーマンスが低下する可能性も指摘されています。

現行世代機であるPS5が、アーケードゲームやゲームボーイアドバンス、メガドライブ、ファミコン、スーパーファミコンといったレトロゲームエミュレーションの新たなターゲットに加わったのは興味深いところです。今後PS5向けHomebrew環境の進展とともに、パフォーマンス面がどこまで改善されていくのかにも注目です。

via.GenerationAmiga

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