開発者の1theronin氏が、人気アクションゲーム『Doodle Jump』をPS Vitaで動作させる非公式移植版を公開しました。初回リリースとなる「v.10」は、2026年10月31日にGitHubで配布が開始されています。
今回の移植版でユニークなのが、PS Vita本体を縦に持ってプレイできることです。スマートフォン向けの縦長画面を生かした表示に対応しており、普段とはひと味違ったスタイルで『Doodle Jump』を楽しめます。
●Doodle Jump PS Vita — GitHub Releases
https://github.com/RONIN0095/doodlejump-vita/releases
●Doodle Jump PS Vita — GitHub README
https://github.com/RONIN0095/doodlejump-vita
PS Vitaを縦持ちにして、画面いっぱいに表示
『Doodle Jump』は、キャラクターを左右に動かしながら足場を飛び移り、ひたすら上を目指していくアクションゲームです。もともとスマートフォンなどで親しまれてきた作品ですが、今回公開された非公式移植版では、PS Vitaでもプレイできるようになっています。
最大の特徴は、PS Vitaを90度回転させ、縦持ちで遊べる点です。方向キーが下に来る向きで本体を構えることで、縦長のゲーム画面を全画面に表示できます。
一方、通常の横持ちにも対応しており、こちらではゲーム画面が中央の帯状のエリアに表示されます。表示モードはプレイ中でもSELECTボタン、または右スティックの操作で切り替えることが可能です。
アナログスティックや背面タッチパッドでも操作可能
操作方法もPS Vita向けに調整されており、左アナログスティックでキャラクターを左右に移動させられるほか、前面タッチスクリーンや背面タッチパッドにも対応しています。
また、方向キーでは上方向や斜め方向への射撃が可能で、×ボタン、□ボタン、Rボタンでは真上に攻撃できます。○ボタンやSTARTボタンは、戻る操作やポーズに割り当てられています。
ゲーム中の音楽や効果音、セーブデータにも対応しています。ただし、オンラインランキングやGoogle Play Games、クラウド同期、ゲーム内購入などの機能は利用できません。また、広告表示はなく、利用できない一部のメニューボタンも非表示となっています。
Android版『Doodle Jump』3.10.0のデータが必要
今回の移植版は、Android版『Doodle Jump』のプログラムをPS Vita上で動作させる仕組みを採用しています。そのため、GitHubで公開されているファイルだけではゲームを起動できず、利用者自身でAndroid版の対応データを用意する必要があります。
指定されているのは、Android版『Doodle Jump』のバージョン3.10.0(32ビットARM版)です。開発者によると、新しいバージョンには対応していません。導入時には、APKに含まれる必要なファイルを取り出し、PS Vita内の指定フォルダーに配置する方式となっています。
また、動作環境としてHENkaku/Ensōを導入したPS Vitaに加え、「kubridge」や「libshacccg.suprx」などが必要です。一般的な未改造のPS Vitaにそのままインストールして遊べるものではないため、導入には一定の知識が求められます。
なお、これはソニーや『Doodle Jump』の権利元であるLima Skyが提供する公式PS Vita版ではありません。GitHubの配布物にもゲーム本体のデータは含まれておらず、対応するAndroidアプリのデータは、配布・利用条件を確認したうえで正規の方法で用意する必要があります。
当サイトでは実機での動作や安定性を検証していませんが、PS Vitaを縦に持ち、画面いっぱいに『Doodle Jump』を表示して遊べるというアイデアは、なかなかユニークです。今もPS Vitaを愛用している人なら、気になる移植作品のひとつではないでしょうか。




















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