ModRetroは2026年10月27日、1998年にNINTENDO64向けに発売されたアクション・アドベンチャーゲーム『Body Harvest』を、新品カートリッジとして発売したことを発表しました。価格は49.99ドルで、すでに公式サイトで販売が開始されています。
本作を開発したのは、後に『Grand Theft Auto III』を生み出すことになるDMA Design。広大な3Dフィールドを自由に探索し、さまざまな乗り物を操作できるなど、後のオープンワールドゲームにも通じる要素を備えた作品です。
●『Body Harvest』販売ページ
https://modretro.com/products/body-harvest
●ModRetro公式発表
https://modretro.com/blogs/blog/body-harvest
N64の『Body Harvest』が再びカートリッジに
今回ModRetroから発売された『Body Harvest』は、1998年に登場したNINTENDO64用ゲームを、新品のカートリッジとして販売するものです。商品にはカートリッジ本体のほか、説明書も同梱されています。
対応するゲーム機は、ModRetroが販売するNINTENDO64互換機『M64』と、NTSC方式のNINTENDO64本体です。一方、PAL方式のNINTENDO64には対応していないことが明記されています。
ゲームの対応言語は英語で、プレイ人数はひとり。周辺機器として振動パック(Rumble Pak)もサポートしています。
なお、今回のカートリッジについて、日本版NINTENDO64本体での動作は当サイトでは検証していません。また、日本への配送条件や送料などについても確認できていないため、購入を検討している場合は注意が必要です。
ちなみに、ModRetroの商品ページでは開発元の欄にPiko Interactiveと記載されていますが、1998年発売のオリジナル版を開発したのはDMA Designです。
『GTA III』につながるDMA Designの挑戦
『Body Harvest』で注目したいのが、その開発を担当したDMA Designというスタジオです。
DMA Designは、パズルゲーム『Lemmings』や初代『Grand Theft Auto』などを手がけたスコットランドのゲーム開発会社。後に『Grand Theft Auto III』を開発し、現在のRockstar Northへとつながっていきます。
今回復活した『Body Harvest』は、そんなDMA DesignがNINTENDO64時代に挑戦した3Dアクション作品です。
ゲームの特徴は、広大なフィールドを自由に移動しながら、プレイヤー自身が目的地までのルートや攻略方法を考えられるところにあります。建物を探索したり、乗り物を利用して移動したりと、当時の3Dアクションゲームとしては自由度の高いシステムが取り入れられていました。
もちろん、『Body Harvest』と『Grand Theft Auto III』が物語やゲーム内容で直接つながっているわけではありません。しかし、後にオープンワールドゲームを代表する作品を生み出すスタジオが、それ以前にどのようなゲームデザインに取り組んでいたのかを知るうえでも、興味深い1本といえそうです。
60種類以上の乗り物で広大なマップを探索
『Body Harvest』の物語は、エイリアンによる長年の侵略によって、人類が絶滅寸前に追い込まれた世界を舞台に展開します。プレイヤーは試作型のタイムマシンを利用して過去へと移動し、エイリアンによる人類の捕獲と虐殺を阻止していくことになります。
冒険の舞台として登場するのは、1916年のギリシャ、1941年のジャワ、1966年のアメリカ、1991年のシベリアなど。時代も地域も異なるフィールドを探索しながら、敵と戦っていくという内容です。
もうひとつの大きな特徴が、豊富な乗り物の存在です。
ModRetroによると、ゲーム内には60種類以上の乗り物が登場。戦車や飛行機、バイク、船、自動車などを実際に操作することができ、時代ごとに異なる乗り物を使い分けながら冒険を進めていきます。
単に広いマップを移動するだけではなく、次々と襲来するエイリアンと戦いながら、民間人が連れ去られるのを防ぐことも重要です。戦闘と探索、乗り物による移動を組み合わせたゲームプレイが楽しめる作品となっています。
『M64』でもプレイ可能!当サイトでは実機レビューを掲載中
今回発売された『Body Harvest』は、ModRetroのNINTENDO64互換機『M64』にも対応しています。
『M64』は、FPGA技術を利用してNINTENDO64のゲームを動作させることを目指した互換ゲーム機です。オリジナルのNINTENDO64用カートリッジを利用できるほか、HDMI出力にも対応しており、現代のテレビやモニターでゲームを楽しめるのが特徴です。
当サイトでは、この『M64』を実際に購入し、本体の仕様からゲームの動作、メニューの使い勝手まで詳しくチェックした実機レビューを掲載しています。
今回の『Body Harvest』をきっかけに『M64』が気になったという人は、こちらも合わせてチェックしてみてください。
1998年に登場したゲームが、約28年の時を経て、再び新品のカートリッジとして購入できるようになった今回のニュース。NINTENDO64のゲームをコレクションしている人はもちろん、『GTA』シリーズを生み出した開発スタジオの歴史に興味がある人にとっても、チェックしておきたいタイトルではないでしょうか。


















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