Taki Udon氏が『SuperStation Pocket』を予告! GB/GBC/GBAカートリッジに対応、PS1やNINTENDO64のコアも動作へ

Taki Udon氏が『SuperStation Pocket』を予告! GB/GBC/GBAカートリッジに対応、PS1やNINTENDO64のコアも動作へ

『MiSTer Pi』や『SuperStation One』などを手掛けるRetro RemakeのTaki Udon氏が、2026年10月28日に自身のXを更新し、開発中の携帯型FPGAゲーム機『SuperStation Pocket』について新たな情報を公開しました。

●Retro Remake公式サイト
https://retroremake.co/

今年いっぱいずっとこのプロジェクトに取り組んできました。最初のFPGAハンドヘルドがほぼ完成しました。GB、GBC、GBAのカートリッジをプレイ可能。PS1やN64までのコアを駆動するための巨大なFPGA。手頃な価格のドック経由で最大4K HDMI出力。負けられない遅延。オープンソース。発売時から$1_ _から。

今回明らかになったのは、ゲームボーイ、ゲームボーイカラー、ゲームボーイアドバンスの実カートリッジに対応することに加え、初代PlayStationやNINTENDO64向けのコアも動かせるという点です。さらに、ドックを利用することで最大4KのHDMI出力にも対応すると説明しています。

Taki Udon氏によると、このプロジェクトには今年を通じて取り組んできたとのことで、同氏にとって最初のFPGA携帯ゲーム機がほぼ完成に近づいているといいます。

投稿には「Hello again.」というメッセージとともに、『SuperStation Pocket』の名称や本体の一部を示す画像も掲載されています。

今回の発表で興味深いのは、ゲームボーイ系の実カートリッジを利用できる携帯ゲーム機でありながら、それ以外のゲーム機を再現するFPGAコアにも対応しようとしているところです。

Taki Udon氏は、PS1やNINTENDO64までのコアを動かすために、大規模なFPGAを搭載すると説明しています。

FPGAは、ソフトウェアによる一般的なエミュレーションとは異なり、ゲーム機のハードウェアの動作を回路として再現できる半導体です。こうした仕組みを利用することで、ひとつのハードウェア上で異なるゲーム機の動作を再現することが可能になります。

ただし、現段階では搭載するFPGAの具体的な型番や、対応するコアの一覧、ゲームごとの互換性などは明らかにされていません。また、PS1やNINTENDO64のコアに対応するという説明は、それらのゲーム機の実カートリッジやディスクを直接読み込めるという意味ではありません。

このほか、比較的手頃な価格のドックを経由して最大4KのHDMI出力が可能になることも予告されています。

携帯ゲーム機として遊べるだけでなく、外部ディスプレイに接続して据え置き型ゲーム機のように利用することも想定しているようです。ただし、ドックの具体的な仕様や価格については公表されていません。

さらに、Taki Udon氏は低遅延性についてもアピールしており、プロジェクトをオープンソースとして展開する方針も示しています。もっとも、具体的な遅延測定結果やソースコードの公開先については、今回の投稿では確認できません。

気になる販売価格については、「$1__」と数字の一部を伏せた形で予告しています。100ドル台を示唆する表現にも見えますが、正確な価格は発表されておらず、最終的にいくらで発売されるのかは不明です。

Taki Udon氏はこれまでにも複数の価格帯で携帯型FPGAゲーム機を開発していることを明らかにしており、9月にはNINTENDO64のゲームも楽しめるモデルについて、約100ドルを目標としていると説明していました。

また、ゲームボーイアドバンスSPを意識した折りたたみ式の『FPGBA SP』や、通常のゲームボーイアドバンス型の『FPGBA』についても、試作機の開発が進められています。

ただし、今回名称が明らかになった『SuperStation Pocket』と、これらのプロジェクトがどのような関係にあるのかについては、現時点では明確になっていません。

現在のところ『SuperStation Pocket』は開発中の製品であり、正式な発売日や予約開始時期は発表されていません。

実カートリッジへの対応に加え、PS1やNINTENDO64のコアまで動かせる携帯型FPGAゲーム機が実現するのであれば、なかなか面白い製品になりそうです。

今後は実機での動作映像や搭載FPGAの詳細、ドックの仕様、そして正式な販売価格などが明らかになることに期待したいところです。


開発者本人による発表です。現時点では製品の販売ページやダウンロードページではなく、発表内容を確認するためのページがメインターゲットとなります。

2026年10月28日の投稿。製品名、実カートリッジへの対応、FPGAコア、4K HDMI出力、オープンソース方針、価格に関する予告を確認できます。

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