Taki Udon氏、約100ドルを目標としたFPGA携帯ゲーム機を開発中。試作機で『マリオカート64』をプレイ中?

Taki Udon氏、約100ドルを目標としたFPGA携帯ゲーム機を開発中。試作機で『マリオカート64』をプレイ中?

YouTuberでRetro Remakeを率いるTaki Udon氏が2026年9月23日、自身のXを更新し、現在複数のFPGAベースの携帯ゲーム機を異なる価格帯で開発していることを明らかにしました。その中でも、現在最も開発が進んでいるのがミッドレンジに位置付けられるモデルとのことです。

Taki Udon氏によると、部品コストの上昇によって価格を抑えることが難しくなっているものの、NINTENDO64のゲームも楽しめる手頃なモデルとして、100ドル前後をひとつの目標に設定しているとのこと。さらに投稿時点では、その開発中のハードウェアを使って実際に『マリオカート64』をプレイしていることも明かしています。

私たちは、さまざまな価格帯でいくつかのFPGAハンドヘルドを開発中ですが、ミッドレンジのオプションが最も進んでいます。

部品コストの上昇により実現が難しくなっていますが、ポケットに優しいN64向けに100ドル前後の目標を設定しました。

ハイプビーストSKUはありません。


今、それでマリオカート64をプレイしています。

Taki Udon氏によるFPGA携帯ゲーム機の計画自体は、今回初めて明らかになったものではありません。2024年には、AMOLEDディスプレイを搭載したMiSTer FPGAベースの携帯ゲーム機を開発していることが明らかにされ、150ドル前後を目標価格としていました。その後、このハードには内部コードネームとして「Super R2」という名称が付けられています。

さらに2026年3月には、Retro Remakeの2026年ロードマップに複数の携帯ゲーム機を追加したことをTaki Udon氏が発表。この時点で最初のひとつについては「ほぼ完成している」と説明していました。今回の投稿では、そこから一歩進んで複数の価格帯で製品を開発していることや、ミッドレンジモデルの進捗、そして約100ドルという具体的な目標価格が示された形です。

ただし、今回触れられている約100ドルのFPGA携帯ゲーム機が、以前「Super R2」と呼ばれていたAMOLEDモデルと同一の製品なのかは現時点では明らかにされていません。複数の価格帯で開発しているという今回の説明を考えると、それぞれ別の仕様を持つ製品として展開される可能性もありますが、正式な発表が行われるまでは別製品であるとも同一製品であるとも断定できません。

またTaki Udon氏は、いわゆる「ハイプビーストSKU」は用意しないとも述べています。高額なプレミアムモデルを設定するよりも、複数の価格帯で手に取りやすいFPGA携帯ゲーム機を展開していく方向性を示した発言とみられます。

現段階では正式な製品名や搭載されるFPGA、ディスプレイのサイズや種類、コントローラー構成、発売時期などの詳細は発表されていません。また、100ドルという価格についても確定した販売価格ではなく、あくまでも開発上の目標です。

Retro Remakeの公式サイトにも、現在販売・案内されている『MiSTER Pi』や『SuperStation One』などとは異なり、このFPGA携帯ゲーム機の専用ページはまだ用意されていません。今回の投稿は発売発表や予約開始ではなく、開発状況を伝えるティーザー段階の情報として捉えておくのがよさそうです。

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