FPGA版GBA SP『FPGBA SP』の新UIが公開! セーブステートや画面拡大、フィルター機能などのメニューを披露

FPGA版GBA SP『FPGBA SP』の新UIが公開! セーブステートや画面拡大、フィルター機能などのメニューを披露

『MiSTer Pi』や『SuperStation One』などを手掛けるTaki Udon氏が、2026年10月17日に自身のXを更新し、開発中のFPGAベースのゲームボーイアドバンスSP互換機『FPGBA SP』の新たな進捗を報告しました。今回は本体のユーザーインターフェース(UI)を紹介する動画が公開され、セーブステートや画面の拡大・縮小、表示フィルター、スクリーンショットなどのメニュー項目が披露されています。

FPGBA SPは、ゲームボーイアドバンスSPのような折りたたみ式のデザインを採用したFPGA互換機です。実物のゲームボーイアドバンス用カートリッジに対応することが特徴で、当サイトでもこれまでに開発状況をお伝えしてきました。

セーブステートや画面表示のメニューを披露

今回公開された動画で興味深いのは、実際にゲームを遊ぶ際に利用する各種設定メニューが確認できるところです。

メニューには、ゲームの進行状況を途中で保存・復元するセーブステートに関する項目が用意されています。また、画面の拡大・縮小を行うスケーリング設定や、ゲーム画面の見た目を変更する表示フィルターなども確認できます。

さらに、ゲーム画面を画像として保存するスクリーンショット機能に関する項目も登場しています。こうした機能が利用できるようになれば、オリジナルのゲームボーイアドバンスSPとは異なる遊び方や、より自由な画面表示が楽しめそうです。

ただし、現時点で確認できるのは開発中のメニュー画面であり、セーブステートやスクリーンショットなどの機能がすべて完成しているわけではありません。実際のゲームプレイ中にどこまで正常に動作するのかについては、今後の続報を待つ必要があります。

カートリッジの読み込みや画面スケーリングも改善へ

Taki Udon氏は今回の投稿で、UIだけでなく、カートリッジの読み込み性能や画面スケーリングについても開発が進んでいることを報告しています。

カートリッジの読み込み性能については、動画内にも関連する項目が登場しています。ただし、具体的な読み込み時間や、以前の試作機からどの程度高速化されたのかといった数値は明らかにされていません。

また、画面スケーリングは、ゲームの映像をディスプレイに合わせて拡大・縮小するための機能です。FPGBA SPでは以前からディスプレイの大型化や表示品質の改善が進められていますが、今回の動画では、そうした画面表示をユーザーが調整するためのメニューも確認できるようになりました。

これまでの発表では、実物のカートリッジへの対応やディスプレイの改良、約2秒での高速起動など、主にハードウェア面の進捗が紹介されてきました。それに対して今回は、ゲームを遊ぶ際の操作や設定に関する部分が披露されたことで、製品としての完成像が少しずつ見えてきたといえそうです。

なお、Taki Udon氏は以前、FPGBA SPを約100ドルで実現することを目標にしていると説明しています。ただし、これはあくまでも開発段階での目標であり、正式な販売価格ではありません。

現時点では発売日や予約開始時期なども発表されておらず、今後の開発によって仕様が変更される可能性もあります。ハードウェアだけでなく、操作メニューの開発も進められているFPGBA SP。今後は、今回披露された機能が実際のゲームプレイでどのように動作するのかにも注目したいところです。

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