フランスのTowea Studioが開発した、ゲームボーイカラー向けの新作アクションゲーム『The King’s Return』。本作のパッケージ版が、Broke Studioのオンラインショップ「Homebrew Factory」で販売されています。2026年10月14日には開発者が販売開始を告知しており、ゲームカートリッジやフルカラーの説明書などがセットになっています。
本作は、中世ファンタジーの世界を舞台にしたアクションプラットフォーマーです。全6ワールド、合計30ステージの冒険が楽しめるほか、強制スクロールやシューティングなど、ステージによって異なるゲームスタイルが盛り込まれています。また、開発者のサイトでは無料体験版も公開されており、ブラウザーから気軽にプレイすることができます。
●メインターゲット:Homebrew Factory
https://www.homebrew-factory.com/game-boy/209-the-king-s-return-gbc.html
全6ワールドで多彩なアクションが楽しめる
『The King’s Return』の主人公は、Toweah王国の国王です。戦いに出かけていた国王が城に戻ると、王国の人々が姿を消していました。実は、留守を任せていた大臣によって人々の魂が抜き取られ、モンスターに変えられてしまっていたのです。プレイヤーは国王となり、人々の魂を取り戻すために冒険へと旅立ちます。

ゲームは全6ワールドで構成されており、それぞれに5つのステージが用意されています。基本となるのは、敵を倒しながら先へと進んでいく横スクロール型のアクションゲームです。しかし、すべてのステージが同じスタイルというわけではありません。強制スクロールで進む場面やシューティング要素を取り入れた場面なども登場し、ひとつの作品で様々な遊び方が楽しめるようになっています。
各ワールドにはボスも登場し、全部で6種類のボス戦が用意されています。それぞれ異なる攻撃パターンを持っているため、相手の動きを見極めながら攻略していくことになりそうです。
ゲームモードは通常のストーリーモードに加えて、条件を満たすことで解放されるボスラッシュモードも搭載。こちらはタイムアタック形式となっており、ボス戦に絞って腕試しが楽しめます。また、難易度は3段階から選択可能で、進行状況を保存するセーブ機能も備えています。
さらに、アルバムやジュークボックスといったアンロック要素も用意されており、ゲームを進めることで様々なコンテンツが楽しめるようになっています。

実カートリッジと説明書が付属するパッケージ版
今回販売されているパッケージ版は、フランスのBroke Studioが提供するものです。新品のゲームカートリッジに加えて、カートリッジ用のトレイ、フルカラーの紙製パッケージ、フルカラー説明書などがセットになっています。
さらに、エミュレーターで遊ぶためのROMファイルやPDF形式のデジタル説明書も付属。ゲームボーイカラーの実機で遊ぶだけでなく、パソコンなどのエミュレーターを利用してプレイすることも想定されています。
販売価格は50ユーロ。ただし、2026年10月20日時点では販売ページに在庫切れと表示されており、再入荷の具体的な時期については案内されていません。
対応機種については、ゲームボーイカラーに加えて、ゲームボーイアドバンスおよびゲームボーイアドバンスSPでの動作が販売元によって確認されています。また、FPGAを採用した携帯ゲーム機『Analogue Pocket』でも動作する見込みとされていますが、非公式の互換機などについては動作が保証されていないため注意が必要です。

無料体験版はブラウザーでもプレイ可能
パッケージ版の購入を検討する前に、まずはゲームを触ってみたいという人に向けて、開発元のTowea Studioはitch.ioで無料体験版を公開しています。
こちらはHTML5形式で提供されており、対応するブラウザーからゲームを起動して遊ぶことができます。また、ゲームボーイカラー向けのGBC形式と、Analogue Pocket向けのPocket形式の体験版ファイルもダウンロード可能です。ただし、こちらはあくまでも体験版であり、製品版と同じ内容をすべて遊べるわけではありません。
ちなみに、本作を制作したTowea Studioは、Julien Philippe氏、Thomas Bourgeois氏、Sébastien Fournier氏による3人の開発チームです。ゲーム制作には、ゲームボーイ向けの開発ツール『GB Studio』が使用されています。
開発者によると、本作は当初、モノクロのゲームボーイ向けに企画されていました。しかし、開発を進める中でより高い性能が必要になったことから、ゲームボーイカラー向けに変更したそうです。一方で、グラフィックについてはあえて使用する色数を抑え、作品全体の雰囲気に統一感を持たせています。
ゲームボーイカラーが発売されてから長い年月が経過していますが、現在でもこうして新しい作品が作られ続けているのは興味深いところです。しかも、本作は単に昔ながらのアクションゲームを再現するだけでなく、複数のゲームスタイルやボスラッシュなどの要素も盛り込まれています。
実カートリッジで遊べるという魅力はもちろんのこと、ゲームそのものがどのように仕上がっているのか気になる人は、まず無料体験版を試してみてはいかがでしょうか。















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