1台で複数のレトロゲームに対応したマルチカートリッジダンパー『カートリッジリーダー』レビュー

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12月3日より、家電のケンちゃんでの販売も開始されたマルチカートリッジダンパー『カートリッジリーダー』。それに合わせて本機を試す機会をもらえたので、こちらではそのレビューをお届けする。

この『カートリッジリーダー』は、元々はsanni氏とそれに賛同した人たちによって開発が進められていったオープンソースのプロジェクトだ。「カートリッジリーダーWiki」によると、2014年にはプロトタイプが作られ2015年にはV1が、2017年にV2、そして2018年にV3が登場。現在はV4にまで進化している。

今回レビューするのはV3を完成品として組み立てたものである。対応しているゲームカートリッジは、スーパーファミコン、メガドライブ、ゲームボーイ(カラーも含む)、ゲームボーイアドバンス、NINTENDO64だ。それ以外にもオプションのアダプターを使用してファミコンとセガマスターシステム、ゲームギア、PCエンジン、ワンダースワン、ネオジオポケットにも対応している。

基本的には必要な道具や部品などを自分で集めて組み立てていくものだが、誰しもがそうしたスキルを持っているわけではない。そこで、完成品をキックスターターという形で提供したのがSave the Hero Projectである。

2021年9月4日からキックスターターで行われたクラウドファンディングでは、レトロゲームファンからも注目され、2021年10月4日までに209人のバッカーと3,378,620円の支援金が集まった。すでにクラウドファンディングは終わってしまったが、今回家電のケンちゃんで販売されることになり、より入手難易度が下がったのではないだろうか。

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スイッチ類は多いが操作は比較的シンプル

それでは早速外観からチェックしていこう。今回提供してもらったのは、写真映えがしそうという印象から赤いPCBボードカラーのものを選ばせてもらった。カラーバリエーションとしてはそれ以外にも、黒、紫、青、黄、白、緑の全7色が用意されている。それに加えて、高級ウッドベース(オーク/ホワイトオーク)に換装するオプションも用意されている。

Save the Hero Project製の『カートリッジリーダー』の特徴は、スケルトンなアクリルケースを採用しているところだ。そうしたこともあってか、見た目もかなりスタイリッシュな感じに仕上がっている。ちなみに、ケースの下側は傷防止のためかシートが貼られているので、不要な場合は剥がしてしまっても問題ない。

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▲底面の保護シートは簡単に剥がすことができる。

本体上部には、手前から液晶パネルとふたつの操作ボタンがあり、NINTENDO64、メガドライブ、スーパーファミコンという順番にスロットが並んでいる。ファミコンはアダプターを介して、スーパーファミコン用のスロットに差して使用する形だ。

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▲データはmicroSDに保存。スロットは手前側だ。
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▲電源はUSBから供給。ケーブル類は付属していないため、別途用意する必要がある。こちらに写っているスイッチは電源のON/OFFに使用する。
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▲3Vと5Vの切り替えなど、スイッチ類が4つ並んでいる。吸い出すカートリッジに種類によって切り替える必要がある。

本体の電源を入れるとメニューが表示される。ここで左側のボタンを押すと下に移動。右側のボタンで選択することが可能だ。ファミコンは「Add-ons」から、ゲームボーイカラーとゲームボーイアドバンスは「Game Boy」を選択してメニューを選んでいく。

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▲メニューを切り替えたり、異なる動作が発生する度にLEDのカラーが変化するのでわかりやすい。

エミュレーターやマルチカートリッジ、中華エミュ機などの必須アイテムに

そもそもこうしたマルチダンパーが必要な理由は、エミュレーターや『EverDrive』などのマルチカートリッジ、中華エミュ機、MiSTerなどでレトロゲームを遊ぶのにROMデータをオリジナルのカセットから吸い出さなければいけないからだ。

もちろんネットには違法にアップロードされたゲームのROMデータが無数にあるが、このプロジェクトはそうした違法ROMデータのダウンロード阻止も目的に含まれている。

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これまでゲームのROMを吸い出すには、専用のダンパーを用意する必要があった。それらは基本的にひとつのレトロゲームにのみ対応している場合が多く、いずれもそれなりのコストが掛かる。いくつものゲーム機に対応したダンパーを揃えようとすると、それこそ数万円レベルでお金が掛かってしまうのだ。

しかし、この『カートリッジリーダー』なら1台で複数のゲーム機のカセットを吸い出すことができる。また、他のダンパーとは異なり、PC不要でスタンドアローンで吸い出しができるところも特徴のひとつである。

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▲これまで複数台必要だったダンパーも、これ1台で対応可能に。

電池切れで消える可能性があるセーブデータを救い出すヒーローに?

この『カートリッジリーダー』の用途は、ゲームROMの吸い出しだけではない。カセットに保存されたセーブデータのバックアップとレストアも行うことができるのだ。クラウドファンディングのSave the Hero Projectには、電池切れで消え去ってしまう可能性があるセーブデータを救い出すといったニュアンスの意味も込められているのである。

ファミコンやスーパーファミコン、ゲームボーイなどバックアップデータの維持に電池を使用している場合が多いが、それらは交換することでその寿命を延ばすことはできる。しかし、電池交換時にセーブデータは消えてしまうため、元々あったデータを残すのは難しかった。しかし、この『カートリッジリーダー』さえあれば、そうした問題も解決できるというわけである。

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メガドライブはSVPには非対応

すべてのパターンを試すことはできなかったため、とりあえずいくつかのパターンを試してみた。まずは、メガドライブで普通にROMのダンプを行ってみることに。先ほどもチラリと触れたが、ROMを吸い出す前にスイッチを切り替えておく必要がある。「カートリッジリーダーWiki」にそれぞれの機種ごとの設定も掲載されているので、そちらを参考にしてほしい。

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▲メガドライブの設定(カートリッジリーダーWikiより)。

ためしに吸い出してみたのは、『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』だ。メニューから「Mega Drive」「Game Cartride」を選ぶとゲームの情報が表示される。ここでボタンを押して「Read Rom」を選ぶことでROMの吸い出しが開始される。

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▲吸い出したROMデータ。
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▲ROM Chekerで見たところ、正常に吸い出されていることがわかった。

カートリッジリーダーWikiを見ると、「特別なマッパーチップを搭載したものは非対応」と書かれている。メガドライブのゲームで特殊なチップを搭載したゲームといえば、真っ先に思いつくのが「Sega Virtua Processor(SVP)」を搭載した『バーチャレーシング』だろう。というわけで試してみたのだが、残念ながらROMが認識されなかった。

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まことにざんねんながらGB版ドラクエのセーブデータは救えず!?

何はともあれ通常の吸い出しは確認できたので、続いてセーブデータのバックアップとレストアを試してみることに。据え置き機はいろいろと準備やセッティングが面倒なため、携帯ゲーム機の方が楽ということで選んだのはゲームボーイのソフトだ。ちなみに、スイッチの設定はメガドラと同じである。

最初は『ドラクエⅢ』のゲームボーイ版で試そうと思ったものの、そもそも電池が切れているようでテストには不向きということで、『ドラクエⅠ・Ⅱ』をチョイス。データを見てみると、誰かが遊んだものがそのまま残った状態になっていた。

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早速セーブデータをバックアップ。検証用に元のデータを消そうとゲームを起動してみたところ……ん!?

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なんとすべてのセーブデータが消えてしまっていた。何か操作を間違えたのかな? と思いつつ、どうせ消すからいいかと考え、バックアップしたセーブデータをレストアしてみることに。しかし、やはり「まことに ざんねんながら」で始まるおなじみの文章が表示され、バックアップのレストアはうまいかず。

ゲームボーイアドバンスなら君もパーフェクトに!

とりあえずセーブデータのバックアップがうまくいかなかった原因はよくわからなかったため、ゲームボーイアドバンスで試してみることに。こちらは上記とは異なり、スイッチの切り替えが必要なので注意しよう。

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▲ゲームボーイアドバンスの設定 (カートリッジリーダーWikiより)。

手持ちの『MOTHER 1+2』を立ち上げてみたところ、セーブデータが残っていたのでこちらで実験を開始。バックアップ後、元のデータを削除してセーブデータをレストアしてみたところ、見事復活していた。

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せっかくなので、レトロフリークで読み込むことができなかった『筋肉番付~決めろ!奇跡の完全制覇~』を吸い出してみることに。ROMを吸い出し後、Rom ChekerでチェックしてみたところデータベースとCRCが一致しないというアラートは出たものの、エミュレーターでは起動できることを確認。ひとまず、これはこれでヨシということで。

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▲ケイン・コスギに惹かれてついついジャケ買いしてしまったものの、レトロフリークでは読み込めなかった 『筋肉番付~決めろ!奇跡の完全制覇~』 。
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ファミコンの吸い出しはひと手間必要

ここまでは基本的にメニューからボタンを押してたどっていくことができる作業ばかりだったが、ひと手間掛かるのがファミコンの吸い出しだ。スイッチの配置を、再び下記のように設定しておく。また、実際にROMを吸い出すときは、オプションのアダプターを介してスーパーファミコン用のスロットに差し込むことになる。

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▲ファミコンの設定 (カートリッジリーダーWikiより)。

今回ファミコンカセットの吸い出しにチョイスしたのは、ファミコン拡張音源のVRC6を搭載したコナミの『悪魔城伝説』だ。

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▲ファミコンを吸い出すときは、専用のFC/NESアダプターを使用して本体に取り付ける必要がある。

ファミコンの場合、吸い出す前に事前に調査しておかなければいけない項目がいくつかある。あらかじめ下記のサイトなどで、情報を入手しておこう。今回はNES Cart Databaseを例にご紹介していく。

ファミコンカセットの情報サイト

http://nes.dnsabr.com/
http://bootgod.dyndns.org:7777
https://nescartdb.com/
http://tuxnes.sourceforge.net/nesmapper.txt

ここでチェックする項目は、①のマッパーの番号だ。合わせてPRGとCHR、WRAMのサイズもチェックしておこう。

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情報をチェックしたら、『カートリッジリーダー』のメニューから「Add-ons」「NES/Famicom」「Select Mapper」を選択。ここで、先ほど調べたマッパーを入力する。

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するとRPGとCHR、RAMサイズが表示されるので、先ほどの情報と合っているか確認しよう。(ここはあっているか不明だが)続けて「Read Complete Cart」を選ぶとROMの吸い出しが開始される。

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吸い出したデータの中から、「CART.nes」をRom Checkで調べてみると問題なく吸い出せていることが確認できた。

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▲こちらが吸い出した中身。
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▲エミュレーターでも問題なく動くことを確認。

もちろんNINTENDO64も問題なく吸い出し可能!

ついでにといっては何だが、せっかくなのでNINTENDO64のカセットも吸い出してみることに。ちなみにセーブデータについてはややこしいのと、コントローラーに取り付けるデータパックのセーブデータを読み取るには専用のアダプターが必要なので、今回はチェックしていない。

実際に吸い出しを始める前に、スイッチを下記のように変更しておこう。

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▲NINTENDO64の設定 (カートリッジリーダーWikiより)。
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今回は『ゼルダの伝説 時のオカリナ』でチェックしてみたが、問題なく吸い出すことができた。

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スーパーファミコンの特殊チップ搭載カセットをチェック

今回のレビューで最も多くのゲームカートリッジを吸い出してチェックしたのが、スーパーファミコンだ。こちらでは一般的なカセットではなく、主に特殊チップを搭載したもので行っている。まず吸い出す前に、スイッチを下記のように切り替えておこう。

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▲スーパーファミコンの設定 (カートリッジリーダーWikiより)。

先に結論からいうと、SA-1以外の特殊チップは細かいことをいうといろいろあるが、吸い出しに関しては概ね問題ないという状況だ。

◎=問題なし ▲=Rom Chekerでアラートは出るものの、エミュレーターなどでは起動可能

■SPC7110
◎天外魔境ZERO
◎桃太郎電鉄HAPPY
▲スーパーパワーリーグ4
※サイズオーバー

■RTC
▲大貝獣物語II
※チェックサムは一致しないもののエミュレーターで起動可

■CX4
◎ロックマンX2
◎ロックマンX3

■S-DD1
◎スターオーシャン
▲ストリートファイターZERO2
※チェックサムは一致しないもののエミュレーターで起動可

■SuperFX
◎スターフォックス
◎ワイルドトラックス
◎ヴォルテックス
◎スーパーマリオ ヨッシーアイランド
◎DOOM

■ST
◎エキゾースト・ヒートII
◎早指し二段森田将棋
◎早指し二段森田将棋2

■DSP
◎装甲騎兵ボトムズ ザ・バトリングロード
◎バイク大好き!走り屋魂
◎ファイナル・ストレッチ
◎マイケル・アンドレッティ インディーカーチャレンジ
◎パイロットウイングス
◎首都高バトル’94 土屋圭市 ドリフトキング
◎首都高バトル2
◎スズカエイトアワーズ
◎スーパーエアダイバー
◎スーパー3Dベースボール
◎スーパーF1サーカス外伝
◎バトルレーサーズ ※UNKNOWNになる
◎スーパーマリオカート
◎エースをねらえ!
◎ダンジョンマスター
◎SDガンダムGX
◎プラネットチャンプ TG3000

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電源とケーブルまわりがかなりシビアなSA-1の吸い出し

問題のSA-1だが、CLK1スイッチをオフにするなど、いろいろと試してみたものの、どのカセットを差し込んでも認識されなかった。そこで試したのが、電源ケーブルの見直しだ。

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▲何度試してもSA-1のカセットは読み込むことができなかった。
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▲あらたにUSBケーブルを購入。USBアダプターは少し前に購入したものだ。

推奨されているのは、5V / 2Aの電源。とりあえずケーブルが怪しいと思い2.4Aのものを用意してみることにした。USBケーブルは長さによっても電源の質が落ちるという話もあるので、あまり長くない方がいいかもしれない。また、なるべく細いものよりも太いケーブルのほうがいいという話もある。

ちなみ、USBアダプターは、以前購入した二股で5V/2.4Aのものを使用していたのだが……結論から言えばこれが原因でうまく吸い出すことができなかったようだ。ためしにと、ノートパソコンのアダプターでUSB3.0のポートが付いているものに差して本体を起動してみたところ、なんとROMの情報を表示することができた。そのまま吸い出してRom Chekerでチェックしたが、問題なく吸い出すことができた。

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▲まさか、専用で買った物ではなくノートパソコンのアダプターのほうが使えるとは!?
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▲SA-1系では初めてROMの情報が表示された。
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▲エミュレーターでも問題なくプレイ出来た。

一部のゲームは、何度もクリーニングしてチェックしてみたものの読み取ることができなかった。これらはカセット自体の個体差の可能性もあるため、あくまでも参考程度にしてほしい。

■SA-1

◎=問題なし ×=読み込み不可
◎大戦略エキスパートWW2
◎ダービージョッキー2
×ドラゴンボールZ HYPER DIMENSION
×羽生名人のおもしろ将棋
◎糸井重里のバス釣りNo.1
◎Jリーグ’96ドリームスタジアム
×実況おしゃべりパロディウス
×ジャンピンダービー
 →吸い出しできるがチェックサム不一致&エミュレーターでプレイ不可

◎柿木将棋
◎星のカービィ スーパーデラックス
×星のカービィ3
◎マーヴェラス ~もうひとつの宝島~
◎MASTERS New 遙かなるオーガスタ3
◎スーパーロボット大戦外伝 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
◎ミニ四駆シャイニングスコーピオン レッツ&ゴー!!
×ペブルビーチの波濤New トーナメント・エディション
 →吸い出しできるがチェックサム不一致&エミュレーターでプレイ不可
◎SD F-1グランプリ
×SDガンダムGNEXT
◎新・将棋倶楽部
◎将棋最強
 →UNKNOWNで表示されるが吸い出しは問題なし
×将棋最強2
◎スーパーボンバーマン ぱにっくボンバーW
◎スーパーマリオRPG

まとめ:細かいこといえばキリがないがコストパフォーマンスは高め

何事も完璧な製品というのはなかなか存在せず、こちらの『カートリッジリーダー』もダンパーとして完璧かといえば、必ずしもそうとはいえない部分もある。しかし、PC不要で単体でROMの吸い出しができ、なおかつ複数のゲーム機のROMに対応しているというのは、やはり大きなアドバンテージとなる。

ちなみに、個別で売られているダンパーの場合もスーパーファミコンの特殊チップは吸い出しができないものがあるなど完璧なものはない。そうした意味でも、コストパフォーマンスにすぐれた本製品はオススメできるアイテムといえるだろう。

オマケ:

microSDカードの抜き差しは、こちらのアイテムに限らず面倒な場合が多い。特に頻繁に抜き差しが発生する場合は顕著だ。そこでオススメしたいアイテムが延長ケーブルである。アマゾンでは900円以下ぐらいで手に入るので、ひとつ持っておくとかなり便利だ。

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