マルチカートリッジダンパー『カートリッジリーダー』が12月3日より秋葉原の家電のケンちゃんで一般発売開始

マルチカートリッジダンパー『カートリッジリーダー』が12月3日より秋葉原の家電のケンちゃんで一般発売開始

2021年9月より開始されたクラウドファンディングで、200人以上の支援を受けて発売されたマルチカートリッジダンパー『カートリッジリーダー』が、2021年12月3日より秋葉原の「家電のケンちゃん」で一般発売が開始されます。

価格はオプションなし(ノーマル)本体が1万5600円、オプション01~05までが1900円、オプション06のウッドベース(オーク、ホワイトオーク)が2300円(いずれも税込)。

なお、今回発売されるのは33台で、今のところ次の生産予定は未定となっており早くても来年以降となるようです。気になる人は、この機会を逃さないようにしましょう。

(以下、プレスリリースより)

Open Source Cartridge Readerの特徴

・セーブデータを永久に保存し、オリジナルROMを合法的にプレイ
・エミュレーターで作成されたセーブデータも本家カセットに書き込み可能(一部非対応カセットを除く)
・PC不要で操作可能
・PCと接続しArduino IDEでオープンソースのコードを編集可能

■対応機種
ゲームボーイ/ゲームボーイカラー/ゲームボーイアドバンス/メガドライブ・セガジェネシス/スーパーファミコン・SNES/NINTENDO64


■別途アダプター使用時
ファミコン・NES/セガマスターシステム/セガ ゲームギア/PCエンジン・TG16/ワンダースワン/ネオジオポケット

マルチカートリッジダンパー『カートリッジリーダー』が12月3日より秋葉原の家電のケンちゃんで一般発売開始

Save the Hero Project

・オリジナルアクリルケースセット
かつて無い高級感あふれるのアクリルケースとシルバーのスペーサーが生み出す驚きの『飾れる』新デザイン+操作機能ガイド付
オプションの日本の職人が制作した高級ウッドベースに装換すればよりシックな趣に(オーク/ホワイトオーク)
・スリム&コンパクト
未使用に立て掛けておけばスペースを取らずに収納
・7色もの基板レジストカラーから選択可能
・日本最高水準の技術を持つ㈱サンケー電機工業が実装
茨城に拠点を置き、自動車関連部品・医療機器・鉄道・宇宙開発関連機器などを手掛ける㈱サンケー電機工業がカートリッジリーダーをハンダ実装・作成

マルチカートリッジダンパー『カートリッジリーダー』が12月3日より秋葉原の家電のケンちゃんで一般発売開始
マルチカートリッジダンパー『カートリッジリーダー』が12月3日より秋葉原の家電のケンちゃんで一般発売開始

サポートシステム

・スーパーファミコンのロムの読み込み、セーブゲームの読み書き
・対応カートリッジ
LoRom、HiRom、ExHiRom、DSP、SuperFX、SuperFX、SDD1、CX4, SPC7110、SA1 (SPC7110、 SA1チップはAdafruit Clock Generatorが必要)
※別途オプション
・スーパーファミコンサテラビュー8Mメモリーパックの読み書き(BS-XカートリッジとAdafruit Clock Generatorが必要)
・SFメモリカセットの読み書き(最良の結果を得るにはAdafruit Clock Generatorが必要)
・AM29F032、MBM29F033、MX29LV320またはMX29LV640フラッシュロムを使って、中国製またはカスタムメイドのSNESレプロをリフラッシュ
・NINTENDO64のROMの読み込み、セーブゲームの読み書き(4K/16K Eeprom + Sram + 3種類のFlashram)。EepromはデフォルトでAdafruit Clock Generatorが必要、Protoカートは現在未サポート
・N64コントローラのパックを読み書き、N64コントローラのボタンやスティックをテスト
※別途オプション
・いくつかの中国製 N64 レプリカを S29GL タイプのフラッシュロムでリフラッシュ
・NINTENDO64 GamesharksのSST 29LE010 eepromsをリフラッシュ
・ゲームボーイ(カラー)のROMを読み込んで、セーブゲームを読み書き
・GBメモリカートリッジの読込みと書込み
・AM29F016、AM29F032、MBM29F033フラッシュロムを使用したカスタムメイドのゲームボーイ(カラー)フラッシュカートのプログラム
・EMS GB Smart 32M フラッシュ・カートのプログラム
・ゲームボーイアドバンスのROMを読み込み、ほとんどのセーブゲームを読み書き可能(4K Eeprom, 64K Eeprom, Sram/Fram, SST39VF512 512K flash + MX29L010 1M flash)
・i4000L0YBQ0、i4400L0ZDQ0、MX29GL128E、MSP55LV128、PC28F256M29またはM29W128GHフラッシュロムを使用して、一部の中国製GBAレプロをフラッシュ
・セガ・メガドライブのROMの読み込み、セーブゲームの読み書き(Sram/Fram, Eeprom)
・セガ・マスターシステムのROMおよびセーブの読み込み(RetrodeまたはRaphnetアダプタを使用)
・NES、ファミコン、ファミリーベーシックのカートリッジを読み込み、セーブデータの読み込みも可能
・Mapper 30/NESmakerをサポートし、INL NM30ボードをフラッシュ可能
※別途アダプターが必要
・セガゲームギアのROM、セーブデータの読み込み
※別途アダプターが必要
PCエンジン/TG16カートリッジの読み込み
※別途アダプターが必要
ワンダースワンのカートリッジの読み込み
※別途アダプターが必要
ネオジオポケットのカートリッジの読み込み
※別途アダプターが必要
AM29F016B/D, AM29F032B, MBM29F033C, MX29F1601, MX29F1610, MX29L3211, MX29LV160, MX29LV320, S29GL032M, MX26L6420, MBM29F800BA, AM29F800BB, LH28F016SUT, AM29F400AB, E28FXXXJ3A, AM29LV033Cなどのフラッシュロムチップのプログラム
※別途アダプターが必要
プログラム M27C322 eproms
※別途アダプターが必要

※Adafruit Clock Generatorは未付属

スマートフォンの充電アダプター(5V/1A、例:iphoneのアダプター)とマイクロUSBケーブルをご用意ください。
なお当製品に使用されているarduinoのMicro USDコネクタは非常に脆くもげやすいためマグネットケーブルの使用を強くお勧めします。
※マグネットケーブルを使用しないでコレクタがもげた場合は有償での対応となります。

CARTRIDGE READER (Cartreader)はGitHubオープンソースプロジェクトで、現在も開発中

誰もが参加でき、また誰もが構築と変更が容易に出来るよう、コミュニティ主導の取り組みを常に目指しています。
https://github.com/sanni/cartreader

■使い方は十分に調べた上での購入をお願いいたします。
詳細はプロジェクトページのWikiをご参照ください。
https://github.com/sanni/cartreader/wiki/Cart-Reader-V3

■当製品は、オープンソースプロジェクトのハンドメイドキットです。
工業でのライン製品とは異なり、工場内での手付実装の製品のため多少品質にばらつきがございます。
ハンドメイド製作と捉えて下さい。

■カートリッジの状態や種類、相性など様々な要因により読み込めない等の事象がある場合がございます。オープンソースのプロジェクトが基の商品ですので、完全ではない事をご理解の上、購入をお願いいたします。

■十分に動作確認はしておりますが、万が一初期不良がありましたら修理またはお取替え致します。

■プログラムのサポート、操作方法など一切できません。

■Arduinoのファーム書き換えにおいての事故等は補償対象外になります。

■バックアップが前提となりますので、所有しているゲームでのみご利用ください。ゲームを吸出した後に元のカートリッジを譲渡・売却することは違法となります。

マルチカートリッジダンパー『カートリッジリーダー』が12月3日より秋葉原の家電のケンちゃんで一般発売開始
ABOUT US
アバター画像
高島おしゃむ
ライター/編集者。コンピューターホビー雑誌「ログイン」の編集者を経て、1999年よりフリーに。 現在はゲームやホビー、IT、XR系のメディアを中心に、イベント取材やインタビュー、レビュー、コラム記事などを執筆しています。