PlayStation 2向けの各種機能をまとめた管理ツール「PS2Manager」のバージョン1.05が公開されました。今回のアップデートでは、PS2で利用されるAPA形式のHDDに対応し、PCに接続したHDDの内容を直接確認したり、データを抽出したりできるようになっています。
さらに、HDD全体の内容を含んだ.img形式のイメージファイルを作成する機能も追加されました。
●PS2Manager Releases(GitHub)
https://github.com/jujubs4002/PS2Manager/releases
PS2で使っていたHDDの内容をPCから直接確認可能に
PS2Managerは、PS2関連のさまざまな作業をひとつのアプリケーションで行えるようにすることを目的として開発されているWindows向けツールです。
今回公開されたバージョン1.05では、新たにPS2で使われているAPA形式のHDDをサポートしました。
PS2で使用していたHDDをPCに接続することで、PS2Manager上からその内容を閲覧できます。また、HDD内に保存されているデータをPC側へ抽出することも可能です。
通常のWindows環境ではPS2用にフォーマットされたHDDを一般的なドライブと同じように扱うことができないため、すでにPS2実機で利用しているHDDの中身を確認したいユーザーにとって便利な機能となりそうです。
HDD全体を.imgファイルとして保存可能
今回のアップデートで特に注目したいのが、接続したHDD全体の内容を含む.img形式のイメージファイルを作成できるようになったことです。
長年使用しているPS2用HDDの内容をPC側へ保存しておきたい場合など、既存環境を保全するための用途が考えられます。
ただし、開発者が説明しているのはHDD全体のイメージを作成できるという点までです。作成したIMGファイルからHDDを完全に復元できるかなどについて、当サイトでは実機による検証を行っていません。そのため、現時点では「完全なバックアップ/復元環境」と断定せず、重要なデータを扱う場合は十分注意したほうがよさそうです。
また、現在のHDDブラウザーは閲覧とデータ抽出を目的としたもので、接続した元のAPA HDDの内容を書き換えない設計になっていると開発者は説明しています。
OPL用ゲームカバーの自動ダウンロードにも対応
バージョン1.05ではHDD関連以外にも、Open PS2 Loader(OPL)で利用するゲームカバーを自動的にダウンロードする機能が追加されています。
これまではゲームごとにカバー画像を探して用意する必要がありましたが、PS2Managerから対応する画像を取得できるようになったことで、多数のゲームを管理している環境ではセットアップの手間を減らせそうです。
PS2Managerは現在も開発が続けられているツールで、開発者も不具合や予期しない動作が残っている可能性があるとしています。
とはいえ、すでにPS2実機でAPA形式のHDDを運用しているユーザーにとって、PCから既存HDDの内容を確認し、データの抽出やHDD全体のIMG化まで行えるようになった点はなかなか興味深いところです。
実際にPS2用HDDのバックアップや別のHDDへの移行にどこまで活用できるのか、今後検証してみたいツールです。
via.Reddit














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