GBA用ソフト『ポケットモンスター エメラルド』をベースにした非公式ROMハック「Wishes of Tomorrow」のv1.2.6が、2026年10月3日に公開されました。
今回のアップデートでは、フィールドを2倍速で移動できる機能や「AUTO SPRINT」、何度使ってもなくならない「Infinite Candy」など、移動や育成を快適にするQoL(Quality of Life)機能が追加されています。
●Wishes of Tomorrow公式サイト
https://flatfootlabs.com/
●GitHub「Wishes of Tomorrow v1.2.6」リリースページ
https://github.com/jmaloney95/Wishes-Game/releases/tag/v1.2.6
フィールドを2倍速で移動可能に。自動ダッシュにも対応
v1.2.6では、オプションの早送り機能に2倍速が追加されました。
これまで用意されていた3倍速では移動時の操作が速すぎると感じる場合でも、2倍速ならフィールドを通常の2倍の速度で移動できます。なお、戦闘中については3倍速設定と同じ速度で進行します。
また、新たに「AUTO SPRINT」も追加されました。デフォルトの「TOGGLE」では通常時から走った状態となり、Bボタンを押すたびに歩きと走りを切り替えられます。
従来のようにBボタンを押している間だけ走りたい場合は、「HOLD B」に変更することも可能です。
使ってもなくならない「Infinite Candy」を追加
新規ゲームでは、「Infinite Candy」と呼ばれるアイテムも利用できるようになりました。
これは何度使用してもなくならない「Rare Candy(ふしぎなアメ)」で、Key Itemsに収納されるためSELECTボタンに登録して使用することもできます。
レベル上げの手間を大きく減らせるため、ストーリーをテンポよく進めたい場合や、さまざまなポケモンを育成して試したい場合に便利な機能となっています。
なお、Infinite Candyが追加されるのは新規ゲームのみで、以前のバージョンから引き継いだセーブデータには追加されません。
ランダムトレーナーやヨット関連の不具合も改善
このほか、Randomizer Modeでトレーナーのポケモンをランダム化した際、すべてのポケモンが「Struggle(わるあがき)」しか使用できなくなっていた問題も修正されました。v1.2.6では、それぞれのポケモンがレベルに応じた技を使用するようになっています。
Sennen beach周辺についても修正が行われ、正しいリージョンマップが表示されるようになったほか、Sennen beachから「Fly(そらをとぶ)」を利用できるようになりました。
さらに「Yacht Key」を入手している場合はヨットへ乗船できるようになり、船内では「Browt」「Pombon」「Gecqua」という3体のプロトタイプから1体を選んで入手できます。
ビーチのNPCに使用されていたスプライトが原因で、建物やヨットから出たあとにバッグなどのメニューを開くとフリーズまたはクラッシュすることがあった問題も修正されています。
64の新規マップやShadow Pokémonを収録した大規模ROMハック
「Wishes of Tomorrow」は、『ポケットモンスター エメラルド』をベースに独自のストーリーや地域を追加した非公式ROMハックです。
プロジェクト全体では64の新規マップが用意されているほか、Gen I~Xのポケモン、50種類以上の独自スプライトなどを収録。さらに「Shadow Pokémon」やランダマイザーモードなど、オリジナル版にはないさまざまな要素が盛り込まれています。
なお、これらは今回のv1.2.6で新たに追加された要素ではなく、以前から実装されている「Wishes of Tomorrow」全体の特徴です。
本作は任天堂や株式会社ポケモンなどによる公式作品ではなく、ファンによって制作された非公式ROMハックです。
公式サイトではBPS形式のパッチが配布されており、ブラウザー上でパッチを適用したあと、そのままゲームを起動することもできます。ゲーム本体のROMは配布されておらず、利用するにはユーザー自身が正当に入手した『Pokémon Emerald (U)』のROMを用意する必要があります。















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