Anbernicの携帯ゲーム機『RG35XXSP』に、新色カラーとしてクリアグリーンとクリアレッド、クリアホワイトが新たに仲間入りしました。性能自体は以前ご紹介したものととくにかわっているわけではありませんが、カラバリが増えるというのは選択肢が増えるということでもあるので、こういうのはジャンジャンやってほしいですよね!?

ってことで、この新色カラーの中からレビュー用のサンプルとしてクリアレッドをご提供していただきました。また、かなり使い勝手の良い専用ケースも送っていただいたので、そちらも合わせてご紹介していきます。
RG35XXSPクリアレッドの7つの魅力
すでに1度レビューしているので、まずは本機の特徴を簡易的にピックアップしてみました。
- ゲームボーイアドバンスを彷彿とさせる折りたたみ式スタイル
- 3.5インチIPS液晶搭載
- CPUはH700 quad-core ARM Cortex-A53
- OSはLinuxなのでシンプルで扱いやすい
- メインのmicroSDカードのほかにもうひとつスロットが用意されている
- HDMIで外部ディスプレイにも簡単に映像出力ができる
- 3倍速くないけど……とりあえず赤い!
まずは本体から。ぱっと見でもわかるように、本機はゲームボーイアドバンスSPをモチーフにしたと思われる折りたたみ式のデザインが採用されています。実際のところ、普段はコンパクトに持ち歩くことができるのでかなり理にかなっているといえるでしょう。


ディスプレイは3.5のIPS液晶が採用されており、解像度は640×480。サイズは好みにもよりますが、そこまで小さくは感じないのでゲームを遊ぶには十分かもしれません。CPUはH700 quad-core ARM Cortex-A53が採用されており、ざっくりいうとPS1やPSPあたりまでが遊べます。それよりマシンパワーが必要なPS2やセガサターンは動かすことができません。
一方、OSはLinuxが採用されており、付属しているmicroSDカードのROMフォルダに該当するファイルを入れるだけですぐにエミュレーターで認識され、ゲームを遊ぶことができます。また、microSDカードスロット自体はふたつ用意されており、データ専用のものを別途用意して読み込ませることも可能です。




これだけでも十分ですが、それに加えてHDMI出力で外部ディスプレイに映像を映し出すこともできます。もちろん間にキャプチャーカードなどをかますことで、動画や静止画をキャプチャーすることができるのも大きなポイントと言えるでしょう。
そして最後のポイントとしてあげたのがボディが赤いこと! ……といいつつ、実は最初に新色カラーを公式から教えられたときはクリアピンクのようなカラーリングでしたが、届いてみたらクリアレッドに変更されていました。ま、それは予期していなかったことではありますが、実際に手に取ってみるとなかなかいいカラーリングであることがわかります。

持ち運びにちょー便利な専用ケース
今回は『RG35XXSP』の本体と一緒に専用ケースも送っていただきましたが、こちらは前回のものとは大きく異なりかなりスタイリッシュなデザインになっていました。余計なスペースを撮ることなくすっぽりと本体を包んでくれるような作りになっており、カバンにそのまま入れておいても全く邪魔になりません。
もしこれから『RG35XXSP』を購入しようと検討しているならば、こちらのケースも合わせて購入することをオススメします。
●ANBERNIC レザーバッグ 保護カバー RG35XXSP用



エミュレーターゲーム機としてのパフォーマンスについては、以前のレビューでご紹介した通りですが、そこそこのレトロゲームは遊ぶことができるので、お気に入りのタイトルを絞って持ち歩くというのも良さそうですね!
ということで、少しでも興味を持ったならば、公式サイトでチェックしてみてください。


