本体に触るのはなんと10年ぶり!? M4 Mac miniをカスタマイズして購入したら到着まで19日も掛かった件【ガジェットレビュー】

本体に触るのはなんと10年ぶり!? M4 Mac miniをカスタマイズして購入したら到着まで19日も掛かった件

2024年12月1日に、M4チップを搭載した最新の『Mac mini』を購入しました。今回購入したのは上位のM4 Proではなく通常もM4モデルのほうですが、メモリーを24GB、ストレージを1TBにカスタマイズ。それに合わせて、『Magic Mouse(USB-C)- ホワイト(Multi-Touch対応)』と動画編集ソフトの『Final Cut Pro』も注文しています。

ストレージはなんとかなるかもしれませんが、少なくとも最近のMacは後からメモリーを増設するといったことはできないため、吊しのモデルよりもカスタマイズしたほうがいいかと思いこちらを選択しています。

本体に触るのはなんと10年ぶり!? M4 Mac miniをカスタマイズして購入したら到着まで19日も掛かった件

そもそもなんで突然Macなのか? というと、きっかけになったのは普段使用している『Adobe Creative Cloud』のコンプリートプランの値段が毎年上がってきているということです。あ、これはあくまでもきっかけであって、『Mac mini』を買ったほうが安く付いたからとか、そういうことではないのであしからず。

この『Adobe Creative Cloud』は、ブラックフライデーのときは4万円でも購入可能ですが、普段は年間使用料7万8192円ほどとなっています。よくよくチェックして見たところ、普段で必ず必要になるのは『Photoshop』ぐらいで、それ外はとくに使用していません。『Photoshop』単体なら、月額2380円から選べますからね!

本体に触るのはなんと10年ぶり!? M4 Mac miniをカスタマイズして購入したら到着まで19日も掛かった件

また、最近のアップデートで動画編集ソフトの『Premire Pro』が不安定になりすぎて、イライラすることも原因となっていました。たとえば新規でプロジェクトを作ってもすぐにフリーズして落ちたり、あるいはテキストを入力していると消えるなど、とにかく例をあげたらきりがありません。

そんなときに、最低9万円台から購入できる『Mac mini』が登場したため、動画編集だけはそっちに乗り換えてもいいんじゃ? と思ったわけですね。結果的にはかなりの出費になりましたが、まぁ、それはいつものことってことで(笑)。

動かざることApple Storeで注文した商品の如し

ということで、月が変わってお仕置きよ……じゃなくて、12月に突入したのでさっそくApple Storeで『Mac mini』を注文。すぐにメールが届いて、注文確認のメールが届きました。また、『Magic Mouse』だけは速攻で発送され、翌日には自宅に配送されました。

が、肝心の『Mac mini』はまったく動く気配がなく。この時点では到着予定は12月12から19日となっていたのですが、甘い期待でそれよりは速く到着するのではないかと考えていたのです。しかし、その期待は非常に甘かったことを思い知らされます。

そもそも人気の商品であることに加えて、1年のうちもっとも商品が動く繁忙期の12月ということもあり、まったく配送ステータスに変化が現れません。これはまさしく、「動かざることApple Storeの如し」といった状況です。

本体に触るのはなんと10年ぶり!? M4 Mac miniをカスタマイズして購入したら到着まで19日も掛かった件
▲いつまでたっても全く配送ステータスに変化無し。

手元に届いていないとはいえ、すでに本体自体は注文済み。そうなってくると、いろいろと揃えたくなるのが本体が届いたときに一緒に使う周辺機器です。マウスはすでに本体と一緒に購入して届いていますが、とりあえず後回しにしてもいいかと思って買ってなかったのがキーボードでした。

使いやすいかどうかは別にして、どうせなら純正の方がいいかと思ったのですが、いろいろなYoTuberたちがオススメしていたロジクールの『MX KEYS mini KX700PG』を購入しています。結論から先にいうと、若干これでセットアップに手間取ってしまった(@の場所がキーの表示と異なっていたため)ことに加えて、それほど使いやすいとはいいがたいものでした。なんていうか、コマンドキーとCやVのキーが近すぎるので、コピペがしづらいんですよね。

本体に触るのはなんと10年ぶり!? M4 Mac miniをカスタマイズして購入したら到着まで19日も掛かった件
▲ロジクールのワイヤレスキーボードのロジクールの『MX KEYS mini KX700PG』。

ついでにいうと、本体と一緒に購入した『Magic Mouse』も、まーまー使いづらい部類に入ります。通常にマウスと異なり背が低く、なんというか人間光学的にあってないというか。ま、これらはさほど大きな問題ではないので、とりあえず話題に先に進めましょう。

これはまだこの記事を書いている時点では箱から開けてもいませんが、別途4TBのm.2のSSDとThunderbolt 4に対応したエンクロージャー(いわゆるSSDを入れるケース)も購入しています。

おや? Apple Storeの様子が……?

そんなこんなで時は流れて12月15日の20時すぎ。ようやく配送ステータスに変化が現れます。これまで「処理中」の状況がずっと続いていましたが、なんと出荷完了になっているではあ~りませんか! つまり、注文から発送完了まで2週間以上も掛かったということですね。

ちなみに、この時点での到着予定日は12月19日と、当初の配送予定日のお尻のほうの期限となっていました。

本体に触るのはなんと10年ぶり!? M4 Mac miniをカスタマイズして購入したら到着まで19日も掛かった件

Apple StoreのCTOモデルは上海から送られてくる?Apple Storeでカスタマイズ

いわゆるカスタマイズもしない吊しのモデルとしてうられている製品とは異なり、Apple StoreでカスタマイズしたCTOモデルは、基本的には上海から送られてくるようです。今回は、12月15日19時に上海支店から発送され、翌日に深セン支店に。ここから時間が開き、18日にADSC支店と呼ばれる場所に到着しています。

このADSC支店は日本国内にあるようで、つまり深セン支店からこのADSC支店までの間で税関も通過しているということになります。その後、サクサクとステータスが進んで最終的に当初の約束通り12月19日のお昼頃に配達が完了しています。

本体に触るのはなんと10年ぶり!? M4 Mac miniをカスタマイズして購入したら到着まで19日も掛かった件

10年ぶりで戸惑いは合ったもののすぐに慣れた

iPhoneやiPad、AirPodsにApple Watchと、Apple製品はこれまでずっと買い続けてきているのですが、Mac本体を買うのは実に10年ぶりぐらいとなります。正確に何を使っていたのはまったく覚えていないのですが、アマゾンの購入履歴から察するに『MacBook Air』ではないかと思われます。

本体に触るのはなんと10年ぶり!? M4 Mac miniをカスタマイズして購入したら到着まで19日も掛かった件

そもそも初めてMacを購入したのは1994年まで遡ります。そこで『Macintosh LC 575』を手に入れたことをきっかけに、どっぷりと沼にハマり、以降『Macintosh Performa 275』や『Macintosh LC630』などを購入。さらに『Power Macintosh 9500/120』本体とナナオの17インチディスプレイ、『Photoshop』と『Illustrator』(各15万円!?)を合わせて120万円のローンを組んで購入したこともありました。

その後、『PowerBook』や『iBook』、『Power Mac G4』などを90年代から2000年代までずーっと買い続けてきたのですが、それがここ10年ほどはとくに必要性が感じられなかったため買ってなかったってことですね。

本体に触るのはなんと10年ぶり!? M4 Mac miniをカスタマイズして購入したら到着まで19日も掛かった件
▲いろいろあったけど、10年ぶりにMac本体を入手。箱の小ささに驚かされる。

動画編集専用マシンとして入手した『Mac mini』ですが、多少作法が変更されているところはあるものの、それほど難しいというわけではなく少し調べればわかるレベルとなっていました。そこで、さっそく入手した翌日に練習として動画を1本編集して公開してみることに。

『Final Cut Pro』はこれが初めて(か、もしかしたら初代は持ってたかも)ですが、ひとつひとつ調べていきながら動画を編集。ちなみに、このソフトを使い始める前に、プラグインとしてMO-PLUGの『レビューパック』を購入しており、そちらも活用しています。

どうやらこの『Final Cut Pro』は、プラグインをいろいろと入手して盛っていくといったスタイルのソフトとなっているようですね!?

●MO-PLUG レビューパック
https://mo-plug.com/collections/plugins/products/review-pack

そんなこんなで、『Mac mini』が届いて、翌日に作った動画がこちらです。まだ慣れない部分もありましたが、動画編集という点においては『Premire Pro』より遥かに楽しく作ることができました。

ABOUT US
アバター画像
高島おしゃむ
ライター/編集者。コンピューターホビー雑誌「ログイン」の編集者を経て、1999年よりフリーに。 現在はゲームやホビー、IT、XR系のメディアを中心に、イベント取材やインタビュー、レビュー、コラム記事などを執筆しています。