現状、裸眼でありながらオリジナルのハードと同じような視覚体験が楽しめることで最強の部類といっても過言ではない、ニンテンドー3DS用のバーチャルボーイエミュレーター『Red Viper』。その最新バージョンであるv0.9.7がリリースされました。
●『Red Viper』のGitHub
https://github.com/skyfloogle/red-viper/releases/tag/v0.9.7
今回のアップデートでは、新たなにアナグリフモードが追加されたほか、様々なバグ修正が行われています。ちなみにニンテンドー3DSは何も掛けなくても裸眼立体視ができるデバイスですが、このアナグリフはいわゆる赤と青の左右異なる色のメガネをかけてみるあれですね。これにより、ニンテンドー2DSでも立体的な映像がある程度楽しめるようになりました。
v0.9.7のアップデート内容
- アナグリフモードを追加し、各目の色を設定できるようになりました
- 2DSユーザーは深度スライダーがないので、アナグリフモードで深度オフセットを設定できます。
- レンダリング時間のエミュレーションを追加し、それをオフにするトグルも追加しました。
- Galactic Pinball の Colony イントロのオーディオ バグを修正
- ゲームボーイエミュレータのさまざまな問題を修正
- UI の上に描画される Red Alarm のワイヤーフレーム グラフィックを修正
- Jack Bros.のハックを追加して、イントロのチャイムをほぼ正しい速度で再生します
- ROMハックとの互換性を高めるために、チェックサムではなくゲームIDに基づいてゲーム修正を適用します。
- フレームスキップの積極性を高め、高速化でのパフォーマンスを向上
- Waterworld と 3D Tetris のパフォーマンスを向上させるために、ソフトウェア フレームバッファをより慎重に更新します。
- 視認性を向上させるためにガンマ補正を調整しました
- D-Pad ABXYミラーリングの右入力が正しくない問題を修正
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