携帯ゲーム機『Analogue Pocket』向けに、セガサターンを再現する非公式のopenFPGAコアが登場しました。2026年11月4日付でコミュニティのコア一覧に掲載されており、開発者のakoaysigod氏がGitHubでソースコードを公開しています。
今回のコアは、MiSTer FPGA向けに開発されているセガサターンコア『Saturn_MiSTer』をベースにしたものです。Analogue PocketのFPGAに収まるよう構成を調整し、同機のハードウェアに合わせた移植が行われています。
ただし、現段階では市販ゲームの動作状況や互換性について十分な情報がなく、一般ユーザーがそのまま導入して遊べる状態なのかは確認できていません。
●開発者のGitHubリポジトリ『pocket_saturn_core』
https://github.com/akoaysigod/pocket_saturn_core
MiSTer FPGA向けセガサターンコアをAnalogue Pocketに移植
今回公開されたプロジェクトは、Sergiy Dvodnenko(srg320)氏らが開発しているMiSTer FPGA用のセガサターンコア『Saturn_MiSTer』をベースにしています。
開発者の説明によると、Analogue Pocketに搭載されているCyclone V FPGAに収めるため、元のコアの構成を一部削減。さらに、Analogue Pocket独自のメモリー構成や、openFPGAで使用されるAnalogue Platform Frameworkに対応するための変更が加えられています。
『Saturn_MiSTer』自体は、MiSTer FPGA向けに長期間開発が進められてきたプロジェクトです。セガサターンのハードウェアをFPGAで再現するもので、これまでにも動作精度やゲームの互換性を向上させるための更新が行われてきました。
一方、Analogue PocketはMiSTer FPGAとはFPGAの規模やメモリー構成が異なるため、既存のコアをそのまま移植できるわけではありません。
今回のプロジェクトでは、こうしたハードウェア上の違いに合わせてコアを調整している点が特徴となっています。
現時点ではゲームの動作状況などは不明
気になるのは、実際にどこまでセガサターンのゲームが動くのかという点です。公開されているGitHubのREADMEでは、Analogue Pocketでセガサターンのゲームを動かすためのコアとして説明されています。
また、openFPGAのコミュニティ一覧には、2026年11月4日付でバージョン「0.1-a8b」が掲載されています。
ただし、確認できた資料には、具体的な動作確認タイトルやゲームごとの互換性、実機での詳細な検証結果などは記載されていません。また、一般ユーザー向けに導入可能なビルドの配布先についても確認できませんでした。
そのため、現時点ではセガサターンのゲームをAnalogue Pocketで問題なくプレイできるようになったと判断することはできません。
今回確認できたのは、あくまでもAnalogue Pocket向けの移植プロジェクトと、そのソースコードが公開されているという段階です。
今後、実機での動作報告や対応タイトル、導入方法などが明らかになれば、さらに詳しく紹介できそうです。




















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