3DO用の光学ドライブエミュレーター(ODE)向けに、新しいメニューソフト「3DO ODE Menu」が公開されました。開発したのはTodd Gill氏で、2026年10月30日に初回バージョンをリリース。その後もアップデートが行われており、11月1日には新機能を追加した「v2026-11-01」が公開されています。
本ソフトは、Fixelが開発した3DO用ODEなどで利用できる非公式のメニューソフトです。従来のメニューを置き換えることで、ゲームのジャケット画像の表示やお気に入り登録、最近遊んだゲームの管理など、さまざまな機能が利用できるようになります。
●「3DO ODE Menu」GitHub Releases
https://github.com/thgill/3do-ode-menu/releases
●「3DO ODE Menu」開発者GitHub
https://github.com/thgill/3do-ode-menu

ジャケット画像を表示してゲームを選択!便利な機能も多数搭載
「3DO ODE Menu」は、3DO用ODEのゲーム選択画面を置き換えるために開発されたソフトです。
そもそもODEとは、CD-ROMなどの光学ドライブをエミュレートし、SDカードやUSBメモリーに保存したディスクイメージからゲームを起動できるようにする機器です。
当サイトでも以前、3DO用ODEを利用してBIOSを吸い出す方法を紹介しましたが、今回登場したのはODE本体ではなく、ゲームを選択するときなどに使用するメニュー部分を変更するものです。
新しいメニューでは、画面左側にゲームの一覧が表示され、右側には選択したゲームのジャケット画像やスクリーンショットなどが表示されます。また、画面上部にはゲーム一覧のほか、お気に入り、最近遊んだゲーム、ツール、オプションといったタブが用意されています。
単に見た目が変更されるだけではなく、使い勝手を向上させるための機能も多数搭載されています。
たとえば、お気に入りに登録したゲームだけを表示したり、最近遊んだゲームから選択したりすることが可能です。また、特定のゲームを一覧から非表示にする機能も用意されており、重複したデータやデモなどを整理するときにも役立ちます。
複数枚のディスクで構成されたゲームにも対応しています。対応する命名規則でディスクイメージを保存しておけば、ディスク1を起動するときに、残りのディスクをキューに登録するかどうか選択できます。
このほか、Xボタンを押してゲームをランダムに選択する機能や、5種類のカラーテーマ、サウンドエフェクト、スクリーンセーバーなども用意されています。

既存のODEにも対応!「boot.iso」を入れ替えるだけで導入可能
「3DO ODE Menu」は、Fixelの内蔵型「FZ-1 ODE」と外付け型「XPort」、さらに「SataTo3DO」ベースのファームウェアを使用した互換ODEにも対応しています。
開発者によると、Fixel製のODEと「XPort」、さらにFZ-1に取り付けた互換ODEで動作を確認しているとのこと。ただし、すべての互換ODEで動作確認が行われているわけではありません。
導入方法も比較的シンプルです。GitHubのリリースページから「boot.iso」をダウンロードし、microSDカードやUSBストレージのルートディレクトリにある同名のファイルと置き換えることで利用できます。
従来のメニューに搭載されていたNVRAMの保存・読み込み、ROMやRAMのダンプ、ODEのファームウェア更新、ストレージ管理などの機能も引き続き利用可能です。
また、ジャケット画像を用意するための「Cover Maker」も公開されています。
こちらはPC上で利用するツールで、ChromeやEdgeなどに対応したHTML版と、Python版が用意されています。SDカード内のゲームを調べ、Libretroの画像コレクションから対応するジャケットやスクリーンショットなどを取得して、3DO用の画像データに変換することができます。
ただし、現時点ではいくつか制約もあります。ゲーム名は大文字で表示され、日本語を含むファイル名については文字が「?」に置き換わってしまいます。また、初めてアクセスする大きなフォルダーでは、一覧の表示に時間がかかる場合があります。

なお、導入する際は、元の「boot.iso」をバックアップしておくことが推奨されています。元のファイルに戻すことで、従来のメニューに復元することも可能です。
「3DO ODE Menu」はGitHubで公開されており、現在ダウンロードすることができます。すでに3DO用ODEを利用している人にとっては、普段使っているゲーム選択画面を使いやすくする選択肢のひとつとなりそうです。
via.RetroRGB




















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